【miniPCI】無線LANすげかえ手術 part4【Centrino】

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TrueMobile1450をnx9110に載せることに無事成功!
以下長文スマソ

貰えることになってからまずやったのが、情報収集。
HPのノートパソコンはBIOSでハードウェアチェックをしているで、とにかくそれを突破
しないことにはどうしようもない。
まずわかったのが、IntelとAtherosにはLinux上で動作するEEPROM書き換えツールが
あるが、Broadcomには書き換えツールが無いということ。
理由は、こういう技術情報は開示しないというのがBroadcomの方針だからだそうな。
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となると、残された手段はnx9110のBIOS側をいじるしかない。
残念ながら騙しツールなどという高度なものをつくる力はないので、BIOSをバイナリエ
ディタで書き換え、104エラーを突破することにした。

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※ここから先の作業は大変危険です。最悪の場合、二度と立ち上がらなくなる恐れも
 あります。何が起ころうと私は一切責任を負いません。
 全て「自己責任」でお願いします。
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nx9110の最新BIOS(F45)をダウンロード後実行し、途中で中止するとCドライブの
直下に「hr60」というフォルダが出来ている。この中にBIOS本体や書き換えプログラム
が入ってるんだが、何故かBIOS本体らしきものが3つもある。いろいろと試してみて
わかったことは、nx9110には3つのリビジョンがあり、それを「oemflash.exe」で判断
させて適するBIOSファイルを選択しているということだ。
自分のマシンのリビジョンを調べるのも面倒なので、3つとも書き換えてやることに
した。

まずはチェックに使われているsubsysを探すため、バイナリエディタでBIOSファイル
を検索する。現在11bの純正品が入ってるのでその情報を元に探すと結構すんなり
と見つかった。
(Vender:14E4、Device:4301、subsys:12F3103C→E41401433C10F312)
あとはここをTrueMobile1450のデータに書き換え、BIOSを更新すればOK。

この方法なら、Broadcomに限らずどんなカードでも大丈夫だと思う。