アメリカに来て「右寄り」になった人

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貿易による相互依存に加え、環境破壊のような世界規模の問題もあるし、
国境を越えて起こる民族紛争などもある。愛国主義というもの自体、近
代の遺物として捨て去られるべき時が来たという程ではないにしろ、何
でもかんでも国単位で考えて処理していくようなやり方が、もはや破綻
をきたしてきているのは事実です。「何の不自由もなく育って、アメリ
カに来たり、うまいものをくったりできるのも国のおかげ」というよう
な言辞は、百年前のアメリカ生まれのWASPが、「アメリカ白人に生
まれて良かった。こうしてオックスフォードに留学できたのもそのおか
げ」と言うのと最早さして変わらないものになってるわけです。