673 :
名無しさん:
協定を葬り去る最後の釘が原住部族評議会によって打ち込まれることになった。
というのも、
この評議会の集会のリーダーをもって協定を承認するという方法が拒否されたからである。
原住民に「固有の自治権」を認めるものであるという点で、
この協定には、従来のいかなる創案よりも大きな前進が認められる。
それでも、部族リーダー層は、
そのメンバーに反対投票を呼びかけたのである。
その理由は、原住民リーダー層が、先住民の権利という点で、
この協定の実質的内容に異議を唱えたことに求められるべきではなかろう。
彼らが嫌ったのは、その手続であって、この協定のみならず、
彼らの諸権利の範囲を具体化し検討するための諸規定が固定化されることにあった。
こうした歴史的問題を十分な公開の討論に付さないままに個人投票に委ねることは、
同意に至るまで議論をつみ重ねるという先住民の民主主義観とは相容れないものであった。
さらに、先住民の女性たちは、女性の諸権利が、
新しいとり決めにおいて確実に守られることを望んでいた。
ヨーロッパ系の人々が先住民に二者択一の提案を突き付けたのは、
これが最初のことではない。
投票によって協定を破棄するには、原住民だけでは足りなかったにせよ、
彼らが消極的態度をとったことで、
賛成票を投じ得る多くの人々が先住民の要求を支持する立場からはなれてしまったのである。
674 :
名無しさん:2005/10/13(木) 21:10:51 ID:CrcOS72H
「ちなみにあそこじゃ日本と違って地下鉄の案内などはすべて「フランス語のみ」だ。
遅滞の事故があったときなんかフランス語わからない人はいつも駅で立ち往生。」
これって酷いですよね。日本なんかと大違いですわ。
「店の看板にしてもフランス語より英語を大きく書いてはいけないなんて!?狂気の法律まであるんだよ!」
カナダって英仏二ヶ国語併記が原則なんでしょ?
なのになんでケベック州だけがそんあわがまま許されるんでしょうか?
これじゃフランス語苦手な移民は苦労しますよ。
私もかつて住んでいたことがありましたけど、
英語で話すと嫌な顔をされた経験がいくつもありました。
フランス語至上主義を強引にわがままに押し通そうとするんですね、
ケベック人て。
675 :
名無しさん:2005/10/13(木) 21:12:50 ID:CrcOS72H
ケベック州で東洋人が住みずらいのは
言葉だけの問題ではありえない.
カナダのモントリオールあたりに移民にくる
アジア系にとって英語もフランス語も外国語であり
英語がメリットとはいえない。
ちなみに金持ちの中国系はバンクーバーの
リッチモンド市に集中しており、同市にリッチな高級住宅街を形成。
同市の人口半数以上を占めている。
糞モントリオールに移民するのはヨーロッパ・アジアの落ちこぼれか
アフリカ系だけだ。
ケベック州で東洋人が住みずらいのは
言葉だけの問題ではありえない.
カナダのモントリオールあたりに移民にくる
アジア系にとって英語もフランス語も外国語であり
英語がメリットとはいえない。
ちなみに金持ちの中国系はバンクーバーの
リッチモンド市に集中しており、同市にリッチな高級住宅街を形成。
同市の人口半数以上を占めている。
糞モントリオールに移民するのはヨーロッパ・アジアの落ちこぼれか
アフリカ系だけだ。
676 :
名無しさん:2005/10/13(木) 21:14:38 ID:CrcOS72H
http://members.shaw.ca/canadakonogoro/column299.htm :「カナダの黒人というのは、現在66万を数える。
カナダの人口の2%に過ぎないけれども、ファースト・ネーション、
つまりインディアンやイヌイットより多い。
その黒人人口の半分がトロントやモントリオールに移住してきたグループで、
別な半分がカナダ生まれ、
或いは代々ハリファックスに住みついている黒人コミュニティだ。
一番最初の黒人は、400年前にアメリカからやってきた通訳だというから、
カナダやアメリカの建国の歴史よりも古い。
そんじょそこらの主人面をしている白人よりもよっぽど純正カナダ人だ」
このグループも、二世三世になると大学を出る人が多いが、
就職の機会や賃金の面となると、能力はあっても、まだ状況は厳しいようだ」
「それにケベックだから裁判がフランス語だけというのは説得力に欠けます.国によっては二ヶ国語サービスを提供している国も数多く存在しているのです。ケベック州のこの制度はあきらかに「少数派(非フランス語圏)外国人に対して冷酷」なものと言えるでしょう。」
それってやっぱケベック州おかしいですよ。こう決まっていたはずですから。
http://ccs.cla.kobe-u.ac.jp/Ibunka/kyokan/yoshioka/yoshioka-sub3-murashima.html 憲法でカナダにおける英語とフランス語の地位が相互に保証されている。
すなわち、英語が多数派言語である連邦政府では、
連邦議会および連邦裁判所においてフランス語の地位が保証され、
フランス語が多数派言語であるケベック州では、
ケベック州議会と州裁判所において英語の地位が保証されるという交換条件が成立している。
そうとうおかしいですね。ケベック州は。
677 :
名無しさん:2005/10/13(木) 21:15:10 ID:CrcOS72H
一般的にいってモントリオールあたりの食事がうまいなどといっている人は
日本でろくな食事をしていない人間が多い。
日々カップ物とか、マクドナルド、ケンタッキー、キムチなどのようなものを
好物にしていれば、あそこのまずい料理もうまく感じるのだろうな。
そもそも日本料理がカナダ料理と比べて上回るということは
世界の需要・世界の舌がそれを証明している。
海外先進国及びアジア諸国さらにはオセアニアでは
猛烈な勢いで日本食ブームが起こっている。
それに反してカナダ料理などどこにもブームが起こっていない。
678 :
名無しさん:2005/10/13(木) 21:18:54 ID:CrcOS72H
投票前の舌戦中にブシャール・ケベック連合党首もケベック女性の少産化を憂える発言で
論議を巻き起こした。
いわく「ケベック州にこれほど子供が少ないのはおかしい。
我々ケベック人は白人種の中で最も子供の数が少ない人種の一つである」と言ったのである。
独立反対派のクレチェン首相はこれを受けて「ケベック人とはフランス語を話す白人のみを指し、
そしてもし女性ならもっと子を産まなければならないということなのか」と非難した。
各方面の女性団体や少数民族のグループから抗議が殺到し、
「ケベック女性の自尊心を傷つけた、品位を落とす侮辱的な発言」
「白人女性の少産化が問題ということは、
非白人女性は十分に産んでいるという意味か」と批判した。
これに対しブシャール氏は「言葉を曲解している。
この私が人種差別者?性差別者?とんでもない!」と自己弁護したが、
ここでも“白人のみがケベック人”という意識がかい間見られる一幕であった。
こうした人種・性差別に絡む一連の発言には、
その後公平を求める立場からシーラ・コップ副首相が選挙後の国会で再度追及し
「正式な謝罪を聞いていない」と詰め寄るなど、
今後とも長く尾を引く問題になることは間違いない。