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運動神経名無しさん:
以前、息子の小学校の時の運動会の話。
まあ自分の息子は、俗に言う運動音痴なんだ。本人もそれをすごい気にしてた。まあ当たり前だわな。体育の時間、つまり1週間に3日くらい皆の前で醜態さらさなきゃいけないんだから。
そして年に一度、運動会がある。とても嫌な気分だったろう。
しかし、息子は現実から逃げることなく、体を鍛えは閉めた。走ったり、縄跳びをしたりして。
その理由は、その前の年の運動会の光景が原因。
他の学年の協議を見ていたときに、その中に運動音痴がいたそうだ。
リレーの時も、大縄の時もそいつが足を引っ張っていたのが目に見えたわかった。そのときに気づいたそうだ、運動音痴ってのは自分がダサいだけでなく、他人のも迷惑をかけるんだって。
実際に影で悪口を言っている人もいたそうだ。本人には直接いわないが、影では本音がでているんだろう。
まあそういう風にいろいろなことがあって、息子は体を鍛え始めるに至った。
で、運動会本番
息子の運動音痴はかなり軽くなった。さすがに運動神経抜群にはなれないが、リレーでもそんなに遅くなかったし、大縄で引っかかることもなくなった。
でも、息子のいるチームは、活躍できなかった。
理由は、同じチームにいる運動音痴が足をひっぱったからだ。
リレーで走ってる光景には真剣度が感じられないし、大縄でもひっかかる。
おそらくそいつも息子のような経験はしたはずだ。運動音痴は自分がダサいだけで済む問題じゃないこともわかってるはずだ。
でも、あの動きからして全くそれを克服しようとしていない。なぜ運動音痴を改善しようと思わないのか。
結局息子のいるチームは負けた。
かえって息子は一日中泣いてた。あんなに鍛えてたのに、あんなに頑張ったのに、何も頑張らない奴にあしをひっぱられ負けてしまったんだから。
そして息子は鍛えるのをやめてしまった。親としてもまた鍛えろだなんて言えない。
まだ皆体を鍛えることなんてやってないし、また鍛え続けて運動音痴に負けでもしたら、本当に息子の心は病んでしまうかもしれない。
そんな経験をしたからこそ言える。
運動音痴は現実を見るべきだ。他人の足を引っ張ってしまう。
確かに大人になった今じゃ運動会なんてどうでもいい。しかしだからこそ運動音痴は駄目なんだよ。
大人になったら本気で運動する機会なんて少ない。ほとんどの人間は、こういう風に思いっきり体を動かして皆で運動を楽しめるのは学生の時だけなんだよ。
だからこそ、学生の時は運動音痴でいちゃいけないんだ。
暑い中真剣に頑張って、必死にいい成績を残そうと思ってる団体競技。皆は真剣に努力してる。勝ちにいってる。
なのにその努力も運動音痴が同じチームにいるせいで報われない。それどこらか皆のかけがえのない楽しい時間をめちゃくちゃにしてるんだよ。運動音痴は。
それなのに当の本人はそんなことを気にしてない
自分がダサい。カッコ悪い。
自分視点でのデメリットしか考えてない。他人への迷惑なんて微塵も考えてない。
そこで質問したい
なぜ体を鍛えたり、練習したりして運動音痴を克服しようと思わないのか?
なぜ、わざわざ足をひっぱるために運動会に参加するのか?
なぜ、実際他人の足をひっぱり、本気でやってる人たに努力を踏みにじり、かけがえのない時間を潰していることに罪悪感を感じないのか?
もう一度よく考えて自覚してほしい。運動音痴っていうのは、自分がダサく、悪い意味で目だって、スポーツで活躍する未来は無いという自分しか困らない害だけではなく、
他人の足をひっぱり、努力を踏みにじり、楽しい時間を潰しているということを