27 :
ねのひ:
憧れた君は24
きっと大きすぎる孤独を埋めようと必死で叫んでた
今のあたしと同じように眠れない夜にもがきながら
憧れた君は27
きっと不条理すぎる別れを許そうと必死で抱きしめた
今のあたしと同じように互いの遠さにもだえながら
いくつもの夜を越えてたぐりよせた朝
君の唄を聴いた 君の唄を聴いた
憧れた君は38
きっと失くしたものは もう数えない
少しずつ色を変えながらそして時々揺れながら
あの日と何も変わってないのは生きたいと叫ぶその魂
そしてあたしは22
いつも未完成な言葉を並べては必死で探してる
あの日の君と同じように邪魔なだけの若さにもがきながら
あの日の君と同じように眠れない夜にもがきながら