750 :
とび:04/01/20 21:39 ID:???
森秀行 「最強の競馬論」
現役調教師が書いた本。森厩舎ファンになりそう。
桐野夏生「グロテスク」。
小説モノはほとんど読まないけど、家にたまたまあったので。
現実の事件をネタにしているので直裁だなあと思ったが、
「自分が思う自分」と「他人が思う自分」のギャップを意地悪く書いてあるのがちょっと気に入った。
個人的には過去話に出てくる学校の描写が、自分のいた学校と似ていたり。
『アバウト・ア・ボーイ』ニック・ホーンビィ
泣いてワラって泣いて
現実の自分とシンクロする部分が多くて考えさせられた
ピラミッドの例えはよかった
山崎豊子「女系家族」
いい具合にどろどろしてた。おんなはおっがねな
山本文緒「落花流水」
中の上くらいかな
756 :
とび:04/01/26 10:34 ID:???
恩田陸 「象と耳鳴り」
この人は短編もうまいねえ。
「ニューメキシコの月」と「待合室の冒険」が好き。
北林優 「アブラムスの夜」
警視庁鑑識もの。シリーズ化したいんだろうなあと思った。
北村薫「ターン」
途中から話がよくわからなかった
何故あの結末を迎えられるのか・・・
単なる主人公の勘違いで済む話だけど
今は太宰治の「人間失格」読んでます
やっと読める(´∀`)
「人間失格」終了
結構短い話なんだなぁ
特別おもしろいとは思わなかったけど今度また読んでみるかな
759 :
とび:04/01/29 18:09 ID:???
恩田陸 「上と外」
スーパー中学生の冒険小説。
「女が女に嫉妬するのは、彼女の受けるであろう幸運や、
彼女を待つであろう素晴らしい未来に対してなのだ。」
メインのストーリーからは外れるけれど、一番印象に残ったのはこの一文でした。
宮部みゆき「RPG」
すいすい読めてあっとゆーまに終わった
10段階で6
山本文緒「ファースト・プライオリティ」
一般書籍板の山本文緒スレでは人気無かったけど私にはすごくおもしろかった
今日偶然大学の友達が山本文緒ファンだったことが判明して意気投合(´∀`)
一般書籍板のおもしろい小説スレを読みまくったので読みたい本がイパーイ
白い巨塔、小池真里子の「恋」、宮本輝の「青が散る」、「閉鎖病棟」
あたりが非常に読みたいので明日から読みまくる予定
762 :
out:04/01/31 05:51 ID:???
「金子昇 魅せるカラダ改造術」
おもしろい小説スレより一冊目終了
安部公房「砂の女」
ラストはすごく自然なことに思えた
何故か少し気分が良くなった
2冊目
宮本輝「青が散る」
がむしゃらな恋愛がしたくなった。・゚・(ノД`)・゚・。
しかし特別おもしろいってこともなかったな
宮部みゆき「誰か…」
相変わらず上手な構成だけど、つまらなかったなぁ。
「模倣犯」といい、これといい、サイコさん頼みになってしまったらおしまい。
もう新刊は読まなくてもいい。
ただ、いつもは爺さんに魅力を感じるのだが、今回は…
4才の桃子たん、モエモエw
ずっと安部公房読んでるな…
とりあえず「箱男」と「友達・棒になった男」読了。
面白いけど…ちょっと理解できない部分がチラホラと。
次の「他人の顔」読み終わったら別の人に移ろうかな。
山豊「二つの祖国」
もう、終わり方ありえない…なんでいっつもこうなるかね〜。
もうちょっとハッピーに行きましょうよ。まぁそこが現実的素敵なところ。
「ケーン!!」ってリンを狩り出してやりたかったですよ。
ビートたけし「女につける薬」
久々に読み返してみました。一人のおっさんが適当に考えたことを言ってるんですけど、
そこさえ了解すれば結構面白い。でも、特に女の人には拒絶反応示す人がいそう。
古い本だけれどもそんなこともあったなあという感じです。
769 :
とび:04/02/04 14:52 ID:???
銀色夏生 「夕方らせん」
小川洋子 「冷めない紅茶」
両方とも現実離れしたふわふわした感じがいい。
しいて言えば、銀色は天然、小川は技巧的。
「冷めない紅茶」併録のダイヴィング・プールが好き。
あの残酷さ、身に覚えがあるんだよなあ…。
3冊目
小池真里子「恋」
いやーおもしろかった
ぐいぐい引き込まれますた
10段階で9くらいかな
とりあえず雛子(・∀・)ハァーハァー
ちょい休憩で島本理生の「シルエット」読んでみました
いかにも若い子が書いたような文章で結構綺麗に思えた
1話目のエンディングはちょとわからんかったが・・・
セクース描写も普通にあった
この人も顔がよければ芥川賞取れてたのかなー( ´Δ`)y─┛~~
次は「閉鎖病棟」序盤はあんまおもしろくないかな
主語がころころ変わると読みにくい
殊能 将之「ハサミ男」終了
そこそこかな
特別おもしろいってわけでもなかった
10段階で7
「マルドゥック・スクランブル」冲方 丁
全体的には甘く見て良。
技術と人の関係などの設定が良い。
ラストのシーンは「出来の悪いポリゴン」なイメージになってしまった。
5冊目
小林泰三「玩具修理者」
玩具修理者、酔歩する男どっちおもしろかった
9
6冊目
小笠原慧「DZ」
良くも悪くもベタベタのモダンホラーだった
こういうの好みだからおもしろかったけど
8.5
ちょっと太宰を読んでみようと思う。
そして、なにかを書くのだ。
今週の試験がおわったらね。
舞城王太郎「煙か土か食い物」
泥臭い話はあまり好きじゃないけど中盤以降は勢いで読んでしまった
そこそこおもしろかった
エリアルの最終巻。
買ったけど、なんかもったいなくて読めない。(;´Д`)
赤川次郎「人形達の椅子」
恋心とかの描写のメリハリが全然無くてしらける
オチも意外性なかったしあんまりおもしろくなかった
しかしスラスラ読めるので全部読めた
780 :
のほほん名無しさん:04/02/23 13:08 ID:1RpUe8/o
ロバート・ケーガン「ネオコンの論理」
森村誠一「悪魔の飽食」
最近ジジ臭い本しか読んでないから同年代との話題が無い('A`)
芥川賞受賞2作品。
蛇ピの方がおもしろかった。
リアルのほダメに綿矢のはツライ。
782 :
のほほん名無しさん:04/02/23 18:38 ID:fbSwknBp
筒井康隆の「ロートレック荘事件」。犯人がわからなかった。
783 :
のほほん名無しさん:04/02/23 18:44 ID:mzVnuygD
村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」
寝る間際に読んでたから内容ほとんど憶えてない
784 :
のほほん名無しさん:04/02/23 23:38 ID:1ICDsUZq
西村寿行
「君よ憤怒の河を渡れ」
「学歴のない犬」
「オロロンの呪縛」
「癌病船」
「荒涼山河風ありて」
「老人と狩りをしない猟犬物語」
「無法者の独立峠」
宮本輝「泥の河」
宮本輝って読む前はもっと綺麗な小説書くと思ってた
予想外に泥臭い話
あんまりおもしろくなかったけどいかにも文学作品っていう感じはした
今は「脳男」読んでます
序盤は半端じゃなくおもしろい・・・
京極夏彦『ルーガルー 忌避すべき狼 』
前半は説明ばっかで面白くない。
けど、後半はすごく面白い。
一気に読んでしまった。そしたら朝になってた。
首藤 瓜於「脳男」
非常におもしろくて一気に読んだ
amazon見たらかなり評判悪かったけど楽しめました
高木彬光「刺青殺人事件」
島田荘司「占星術殺人事件」
島田荘司「竜臥亭事件」
「竜臥亭事件」で津山事件について
もっと知りたくなったので明日探してくる予定。
石田衣良「エンジェル」
あらすじを読むと耐えられないほど陳腐なイメージなんだけど、
読んでみるとなかなかイイ!
真に生きること・愛すること・絶望すること、をキッチリ捉えて、
わかりやすい設定とストーリー展開の中で描いてみせてる。
池袋ウェストゲートパークのシリーズよりもこっちの方が、
のほ板住人には合うような気もする…
若干のヒーロー気分はカタルシスということで…
岡嶋二人「クラインの壺」
とてもおもしろかった
ホームラン級の当たり
クリムゾンの迷宮とか好きな人はいいんじゃないでしょうか
話は全然違うタイプですが
今阿刀田高の「やっぱり奇妙に怖い話」読み中
「もう盗られない」っていう話が私の好きな話のツボにドンピシャではまってどきどきした
阿刀田高「やっぱり奇妙に怖い話」
どの話も秀逸な展開やオチで非常におもしろかった
「もう盗られない」は桐野夏生のグロテスクに似た雰囲気だったな
現在真保裕一「奪取」
序盤はもう半端じゃなくおもしろくてびっくりした
主人公の境遇も性格もカイジを彷彿とさせる
今中盤だけどお札のうんちくばっかで序盤にくらべたら全然おもしろくないな
真保裕一「奪取」
「こんなおもしろい小説あったんだ・・・」と思うほどの1冊でした
ミステリー、サスペンス系ではクリムゾンの迷宮以来の衝撃
今まで読んだサスペンス系の中ではクリムゾンと1位タイくらいかな
ちなみに2位以降は綾辻の時計館と霧越邸、桐野夏生のOUT、高村薫のマークスの山あたり
高村薫の「黄金を抱いて飛べ」や「神の火」みたいな雰囲気でカイジに似た感じの主人公が偽札を作る話です
爆弾の作り方のうんちくとかも単純で「黄金・・・」よりわかりやすい
高村薫やカイジが好きなら読んでおいて後悔はしないと思います
つか読まないと損かと・・・
帚木蓬生「閉鎖病棟」
一般書籍板のおもしろ小説スレでかなり評判よかったんだけどちょっとおもしろいくらいかな
永遠の仔と少しだけ似てる
いしいひさいち「現代思想の遭難者たち」
同じ講談社の「現代思想の冒険者たち」のパロディなんだろうか。
中身はただのギャグ漫画。でもハードカバーだ。
哲学というとやたら高尚なものにとらえたがる輩が嫌いだったので、
なかなか本質を突いてる気がして面白かった。
学生時代読んでたら、ちゃんと学史勉強してフーコー読む気になったかもしれん。
本気で哲学やってる人はどう読むんだろう。
ユリイカ「特集・煙草異論」
中山可穂「弱法師」
小泉義之「ドゥルーズの哲学」
煙草異論は、元東大学長の蓮見重彦が「千代田区で吸った
のでもない煙草を千代田区の路上に捨てている」とか書いてて
イカレっぷりに笑った。哲学なんて悩まなくていいことにいちいち
悩んでるだけにも思えなくもなかったり。
栗本薫「タナトス・ゲーム」
ネット上のヤオイ好きなグループのメンバーが押しかけてきてなんたらかんたらという話だというので
B級と思って読んだらやっぱりB級だった
内容薄くてあんま覚えてない
評判いい「天国への階段」を読もうとしたがとってもだるくなって150ページ読んでやめた
次に舞城王太郎の「阿修羅ガール」
序盤〜中盤の乱暴な展開のおかげか結末がメチャクチャ綺麗に思える
おもしろかった&気分良くなった
797 :
ごびんだ ◆MarieLINDc :04/03/15 04:20 ID:NqC/oYsu
映画の「あずみ」にやたらと萌えてしまったので
まずマンガ喫茶で「あずみ」を一気読みし、
次は小山ゆうつながりで「おーい!竜馬」を一気読み。
んで、今度は竜馬つながりで司馬遼太郎「竜馬がゆく」を一気読み。
真保裕一「朽ちた樹々の枝の下で」
序盤はだるーくておもしろくなかったんだけど段々謎が明らかになってきたら
どんどんおもしろくなって引き込まれた
この著者が書く主人公の、状況や会話からする頭の切れる推理がかっこよくて好き
とりあえずこの人ただもんじゃなさそうなのでもっと借りてこよう・・・
真保裕一「黄金の島」
結末があまり好きではない感じだったけど話は最初からずっとおもしろかった
この著者の書く登場人物は覇気や野心が満ちあふれててかっこいい