東京の日清食品本社ビルの一室、ひろーいお部屋で一人働く副社長は、
消費者からの意見メールの束に目を通していた。
「太麺堂々の麺がおいしくない」という多くの意見にグリグリペンで印をつけ、
立ち上がる。
「BM全部呼んで」と内線電話で秘書に一声かけると、3分ほどでBMたちが副社長室に全員集合。
(BMについての説明は
>>267)
BM全員の前で太麺堂々へのクレームを読み上げ、「これ、どーいうこと?」と
太麺担当BMをねちねちと責め、「なんとかしろ」と命令。担当BMは縮こまって冷や汗状態
(ちなみにすべてのBMよりもこの副社長のほうが若いです。)
早速、太麺堂々BMは部下を集め、部内で必死に商品の再開発。
やっと試作が出来て副社長に味見をお願いすると、何口か食べて「こんなのはダメ」と即却下
こんなんじゃダメだ、副社長様のお好みに合わせないと…そしてもっとインパクトを…
とまた必死に作り直し、再度試作品を副社長に味見してもらうと、次でOKがもらえた。
そして副社長のマーケティング力を持って大々的にCMが流され、ハイブリッド麺太麺堂々が
お店に並ぶことになったとさ
おしまい
って番組だった