ノイズ 2

このエントリーをはてなブックマークに追加
24名無しさん@お腹いっぱい。
日帝は74〜75年恐慌から70年代末に本格的な国債依存に走ることでかろうじて支配体制を維持しながらも、
それによる財政破綻の泥沼的激化にあえいできた。そしてこの危機突破をかけたはずの小泉「構造改革」=財政再建路線が、
労働者階級の怒りと世界大恐慌によって大破産した。今や日帝は、法人税収32%減少の一方、09年度補正予算での新規国債発行は
実に44兆円の巨額に上る。すでに日本の公債残高はGDPの190%で、国民純総貯蓄額も超えている有り様だ。
 われわれが「階級的労働運動こそ、攻めの改憲阻止闘争だ」と提示したように、支配階級は今、
危機をのりきる結集軸をまったく失っている。このままでは戦争体制をつくることもままならない。
 この危機突破をかけて日本経団連はこの夏、道州制導入を推進するために「かつての土光臨調のような強力な推進機関の設置」を強調した。
 道州制とは、360万人の公務員全員のクビをいったん切ることで、非正規労働者や農漁民・中小商工業者をさらに過酷な状態に
突き落とすものであり、大増税、改憲と戦争体制をつくる大攻撃だ。この攻撃は労働組合の破壊によってしか貫徹されない。
国鉄1047名解雇撤回闘争の破壊が道州制攻撃の核心だ。だから4者4団体派との闘いが大焦点化する