ノイズ 2

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104名無しさん@お腹いっぱい。
資本主義は打倒以外にない
 昨年9月のリーマン破綻から1年。世界大恐慌はさらに新たな段階へ突入しつつある。
アメリカでは、大恐慌の契機となった住宅バブルの崩壊が激しく進行している。
4〜6月期の住宅ローンの延滞率は9・24%で、1年前より2・83ポイント上昇し、
過去最悪を更新した。粉飾決算で隠蔽しているが、銀行の不良資産は急増し、融資の
焦げ付きが拡大している。その結果、銀行の倒産は今年だけですでに81行に達している
(08年の倒産は25行、07年は3行だ)。「第2・第3のリーマン」もこれから不可避なのである。
 日帝経済もさらなる破綻に突き進んでいる。4〜6月期の金融・保険業を除く全産業の経常利益は
前年同月比53%減で、8四半期連続の減益である。製造業の設備投資は32%減で、過去最悪だ。
企業倒産と工場閉鎖・生産停止による労働者に対する大失業攻撃は、これからますます激化していく。
大恐慌とは何よりも大失業ということなのだ。
 今やアメリカの失業率は公式発表でも9・7%、EUは9・5%、日本は5・7%で、それぞれ
過去最悪を更新し続けている。就職をあきらめた人やパートで我慢している人などを含めれば、
失業率はすでに10%をはるかに超えているのだ。労働者が仕事がない、食っていけない、生きていけない
社会とは何なのだ! 打倒する以外ないではないか