ホーリースピリット

「ペンは剣より強し」などといいますが、何かを主張する文を
ＢＢＳに書いた、あるいは新聞に投稿した。
そしたら反論の嵐、苦情の電話ががんがん掛かってきた、あるいは
怒鳴り込まれた、名誉毀損で告訴するというメールがきた。

「正義のための戦いに赴くなら、立派な服を着て出掛けては
ならない」という言葉もあります。

いくら立派なことを書いても、ちょっとした（大層な？）圧力に
すぐに屈してしまう、又は、暴論を吐く、暴力沙汰で押え込む
などの手段を取るようでは、その人の「ペンは強い」とは言え
ないですね。
もしかするとミミズが文章を書いてるのかもしれません。力が
入らない、入れるとぐにゃっと曲がってしまう。
背骨がないのだから無理もないですが、そんな感じですか。
なのに何となく「ペンは強いのだ」と、漠然とペンの力を信じて
るような気がします。ペン自体が強い訳はないのにですよ。
ペンを使うなら、それを支えるだけの「強いホネ」が必要です。
背景に強い骨があってこそ「ペンは強い」と言えるんですよね。