机の上に消しゴムとエンピツがあった
∧∧ A∧
ヽ(゚ー゚)ノ <゚ー゚>
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∪∪ ∪∪
しかし消しゴムには不満があった。
+ | *
* \ /
∧∧ A∧ +
ヽ(#゚へ)ノ + <゚ー゚>
| ̄ ̄|  ̄ ⊂| | |⊃  ̄
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∪∪ / ∪∪ \ *
プライドの高い消しゴムは自分がエンピツの
引き立て役のような気がしてならないのだった。
ある日消しゴムはエンピツに
∧∧ A∧
(#゚Д) <o゚ >
. く| ̄ ̄|─ ⊂| | |⊃
|__| |_|_|
∪∪ ∪∪
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/
| やいやい、あんまり調子に乗るんじゃないぞ
| 君がどんなにがんばっても 僕には一瞬で君の成果を
| 消すことが出来るんだからな(軍事的な意味で)
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といった。
だがエンピツは涼しげな顔で
▲ ∧
/ λ / λ
/ λ___/ λ
/ :::: ::::::\
/::::::: ○ :::: ○ :::::::\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/.::::::: 、____ \|/ ::::\ < でも、もしウリがいなかったら君の存在は
\ /|\ ::::/ | まったく無くなってしまうニダ(起源的な意味で)
\ ::::::/ \__________________
とかえした。
∧∧ A∧
(;゚Д) <ー゚ >
. く| ̄ ̄|─ ⊂| | |⊃
|__| |_|_|
∪∪ ∪∪
それからというもの、消しゴムは素直になったとさ
A∧
<ー^ >
. ∧∧ ⊂| | |⊃
_( ‐。‐) |_|_|
と|_ノ∪∪ ∪∪
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消させていただきます よろしく頼むニダ
元ネタ:ショートショートの小部屋『えんぴつと消しゴム』