【2014年大河ドラマ】軍師官兵衛 Part42

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579日曜8時の名無しさん
「官兵衛を通せ」
戸板に乗せられた官兵衛が、信長の前へ運ばれてきた。
「信長さま」
「・・・・・官兵衛か」
あまりに変わり果てた姿に信長は、絶句した。

「・・・はい、村重に謀られ、このような有様に」
「よくぞ、生きていた。官兵衛褒めて取らす」
信長も、感極まった表情で応えた。

「まずは、休め。委細は身体を治してからじゃ」
「かたじけなきお言葉」
「村重、政職は余が許さぬ。かならず、その息の根を止めてくれる」
周囲に向かって信長は宣した。

「ううっ・・・」
官兵衛はただただ、泣いた。