29話
29-2 権八が食糧調達のため、出陣。八重と佐久がお別れ。そこへ時尾が
慌ててやって来て、八重を呼ぶ。
29話の冒頭は、登勢の事故死なので、このシーンは後に回ります。
29-2 八重が軍議中の大蔵の元へ。大蔵はじっと考えるが、次の瞬間走り出す。
29-3 登勢が横たえられ、既に事切れている。大蔵、涙の対面。そこに健次郎も
駆けつけるが、大蔵「何で生きて帰ってきた?」とぶち切れ、切腹を命じる。
この場面を容保が見ている。
(尚之助と八重のシーン)
29-7 容保の極秘命令で秋月が降伏交渉のため夜、城を出る。八重が追いかける。
29-9 (29-7との順序変わるかも)夜の本陣。陣幕は被弾、粉塵で破れ落ち、
ひっきりなしに砲弾の音がする。蝋燭の灯、じっと動かない容保。原田、海老名が
米沢藩降伏を知らせる。容保はすべてを悟り、「降伏する」と告げる。
容保が命を差し出すと知った梶原は、その場に崩れ落ち、大蔵は床机の
地図、駒を叩き払う。
29-11 土津公の部屋。容保が祭壇に向き合う。照姫が入って来て会津に
きっと未来はあると伝える。
29-14 秋月が土佐藩の陣地に辿り着くが、取り囲まれ相手にしてもらえない。
29-15 米俵の輸送を護衛してる権八が銃弾に倒れる。
29-16 ようやく板垣が現れ、秋月と目を合わせる。
29-17 権八が板に乗せられ城に戻る。米俵も搬入される。八重、佐久が
手を握る中、秋月が白旗を持って城外を疾走しする。砲弾音が止まり、
八重が秋月に気付く。権八はそれを聞き息を引き取る。
29-22 照姫が女性一同を集め、降伏、城を去ることを伝える。すすり泣き。
しかし八重はいない。
29-23 容保が家臣全員を集め、降伏を伝え、此処に至ったことを詫びる。
「我が一命を持って、皆の行く末を見守る。何があっても生き延びよ」
そこに女の声。
「お殿様は間違ってごぜえやす」
お殿様が死んでしまうと、会津の義を後世に伝える人が誰もいなくなりやす。
29-27 甲賀町口門を出てくる容保親子。壇上の板垣、大山に降伏状を渡し、
ひれ伏す。(大山と仮定)
29-28 戦いを続ける佐川に容保から「降伏せよ」という書状。
29-30 夜、藩士として捕虜になるつもりの八重が、城壁に詩を刻み、佐久に
別れを告げる。
29-31 女性達が僅かの調度品を運び出し、床を清める。そこに土足で踏み込む板垣。
29-32 兵士が搬送されるが、突然尚之助が声を上げ、八重は薩摩兵に
羽交い絞めにされる。
29-34 一人城に残された八重。すべてを失うが、壁に空いた穴から希望が見える。