アバン (将軍が完全にやる気ないのであさひに変わってもらった) 驕るよ 驕るよ 輪になって驕るよ
平家サイド
清盛、太政大臣辞めたってよ だったが、清盛は平相国と呼ばれ今も権威を振るいまくっていた。六波羅では大納言となった重盛が、
朝議で音戸の瀬戸の開削が決まったッス!と報告。宗盛、時忠も参議に加わり、平家の発言力はますます増大していた。清盛が
厳島に出かけようとすると、時子が50歳の誕パしましょうね☆と提案。清盛はえ?50歳?あ、俺?テヘペロ☆と、メ イ ク 仕事しろな
驕り発言を醸していた。安芸厳島に着いた清盛は、社司佐伯景弘に一門で社の修復をいたいと申し出る。願ったり叶ったりな景弘だが、
そこへ兎丸がヨメの春夜と子を連れてやってきた。小兎丸とキラキラネームを付けられたこの子が大きくなる頃には(平家の権勢で)世の中も
変わっていよう…と清盛は笑うのだった。やがて六波羅五十の誕パの準備に生田や家人達が忙しくしていると、伊豆守源頼政とその子で
秋山真之の目の前で砲撃されたかわいそうな水兵こと仲綱が祝辞を述べにやってきた。しかし、仲綱は平治の乱で、義朝を裏切り平氏に
ついた父の真意を測りかねていた。やがて華やかな舞楽と共に始まった宴で、清盛は今日は\無礼講じゃ/と機嫌良く、なんか食いながら
お酌してくる宗盛と重盛に、平家の要となり兄弟仲良く励めと諭し、重盛の子で重太・重次・重三郎にお祝いされ孫バカの顔になり、忠清を
重太の乳父に指名。この長男が超絶イケメンに育つのか、忠清の鍛え方が成功するのかはまだ分からない。そんな時、常盤の子、牛若が突撃
してきた。元気ハツラツな牛若は5歳まで清盛の世話になっていた設定らしく実の父だと思っていた。時子は無礼講なのでと牛若を通し、清盛は
無礼講なので牛若を重衡(一ノ谷メンバー)と知盛・徳子(壇ノ浦メンバー)と一緒に遊ばせてやるのだった。と、そこへぁゃιぃ熊のような男が闖入。
一同はざわつくがそのクマーは忠盛のよそに作った六男、メレブ忠度であった。兄弟盛たちがぼんやり思い出したので忠度も迎えられ、上の兄
頼盛は?と聞くと、頼盛は大宰大弐で現地に赴任までしているので欠席なのだった。やがて盛国と時忠によるご紹介コントの後、忠度が熊野の
ふしぎなおどりを踊っていると、呼んでないのに基房と兼実が嫌がらせにやってきた。雅を解さない筋目の悪い者に政など任せられんとハッキリ
言う兼実だったが、ウマそうなご膳を出されて面食らう。基房はやべー祝いの品に家電とか持って来ればよかったわと後悔しながらも、面目躍如と
ばかりに揃って見た目オッサンなゆっくり舞を披露。しかし重盛と宗盛が揃ってシャッキリ舞、経盛が小枝っぽい笛で対抗。ぐぬぬ兼実は今度は和歌で
バトルを挑み、清盛はカードとして忠度を召還。しかしこの熊が出来る熊で、兼実に劣らない技巧胸キュンソングで生田とかおなごのハートを鷲掴みに
してしまう。ついにブチ切れた基房は厳島の件、許さんぞー!!といきなり混ぜっ返すが、清盛は勿体付けて例のアレ厳島神社の意匠を明らかにした。
海の上に滔々と社が浮かぶアイデアに、摂関家兄弟も言葉を失うしかなかった。やがて夕暮れ、酒の回った清盛が酔っぱらって踊りだし、
いつまでも面白い今日が続けばいいのに〜と扇をあおぐと落日が戻ってきた。タイミングで雲間から見切れただけじゃねという気もするが、
都ではこれが清盛の威光を現す伝説として語られた。そしてまた厳島へ出立しようとしていたところ、突然清盛は苦しみ倒れてしまった。
朝廷・摂関家サイド
後白河上皇は師匠の乙前から今様のダンシングレッスンを受けたりして相変わらずの酔狂ぶりだったが、憲仁が正式に東宮に立ったことで滋子が
胡飲酒の舞を雨の中踊ったりと、治天の君コースを着々と固めていた。後白河上皇に仕えることとなった西光は真っ赤な衣装で生臭感が増し、
成親のおべっかの調子も増し、滋子の酒の勢いと態度のデカさもガン増していたところ、忘れられた皇子、以仁が養母八条院と共に乗り込んで
来た。鳥羽院と得子の遺産で財布には困ってないが、三の宮でもう17歳の以仁をほっぽって七の宮憲仁を東宮にしたのが許せん八条院は、
いまだ親王宣下もないんですけどとクレームをつけ、以仁も鳥羽院と得子の皇女の八条院が養母な僕の方が帝として相 応 し い と宣言。
しかし、それに対し滋子は女御で定家のねーちゃんにしてスイーツな健寿御前を傍に、時忠を呼び密談。何をどうやったのか分からんが
平家の財力で以仁の親王宣下を阻んだ。こうして権力を失った以仁は、紅白じゃない闘鶏を見つめながら怒りを募らせるのだった。
一方、摂政基房と右大臣兼実は、朝議にしれっと割り込む平家に苛立ち、嫌がらせを思いついたりしていた。
源氏サイド
将軍暗黒面なう from 伊豆
おまけ 来週はSF