第19回「鳥羽院の遺言」の不快さ
@日本は言霊の国。脚本家の分際が、崇徳院の歌を捏造する不快さ。ネットで調べかけたが、
崇徳院が本当に「あなにくし」みたいな歌を残していれば、みんな知っている。
上皇の歌を捏造創作するというのは創作物の範疇としてやりすぎではないのか?
しかも崇徳院は日本最大の祟り神。あまりに神をも畏れぬ不敬な所業ではないのか?
磯智明に祟りがあるのではないか?
A「あなにくし」の後の後白河天皇の乱暴狼藉が不快。天皇は日本国の祭祀を司る方。
松田翔太が朝鮮系日本人なので朝鮮人的・火病的になったのか?磯智明も朝鮮系なのか?
グーグル検索に「磯智明」と入力してスペースキーを1回押すと「在日」が出てくるが。
B鳥羽法皇の臨終シーンにキリスト教由来の曲(カッチーニのアヴェ・マリア)
が流された。仏教帰依者の代表格といっていい法皇の臨終シーンになぜわざわざ
アヴェ・マリアを使うのだ???明らかに仏教をバカにしている。NHKは仏教をキリスト教より
下等な宗教と考えているからだろう。非常に悪質な表現。イランのホメイニ師のドラマを制作して
ホメイニ師の臨終シーンに「アヴェ・マリア」を流したとしたら、ドラマ制作者は命を狙われる。
C鞘から抜いた剣を崇徳上皇に突きつけた清盛が不快。同様に鞘から抜いた刀を清盛に突き付けた
義朝が不快。共に剣や刀を抜く必然性がまったくなかった。エキセントリックな映像効果を狙っただけの、
人を著しく不快にさせる映像だった。戦争でもないのに上皇に抜き身の剣を突きつける
清盛の不敬さは異常。皇室に対してごくごく普通の良識が制作陣にあれば、
こんな表現はありえなかった。
D雅仁親王の乳人は信西だったが、重仁親王の乳人は平忠盛だった。結局NHK「平清盛」では
宗子が乳母、忠盛が乳人だったことが完全に隠蔽されてしまった。
E保元の乱を前にして、頼長の描かれ方がどんどん小者化している。スケールが小さくなっている。
脚本がダメすぎ。
F宗子が忠正に対して語った「いざという時にはそなたが守っておくれ。亡き殿のお志を」が不快。
忠正が平氏に出入りしていること自体、史実の捏造だが、さらに巨大で悪質な捏造の悪臭がプンプン。
G滋子のキャラクターに江の臭いがして不快。パーマがかかりすぎで不快。
滋子初登場シーンのコント全体が不快だった。特に松山ケンイチの安っく軽薄な
顔芸。