【2012年大河ドラマ】平清盛 Part89

このエントリーをはてなブックマークに追加
600日曜8時の名無しさん
くどいが清盛バカ非難が収まらないので再掲

【清盛成長戦略】
ようやく心の軸が定まり棟梁として指名される。初めは拙く戸惑うも、保元の乱への過程にコミットすることで、一門の頼れる柱石さらに対立権門の蝶番としてその存在感を高めていく。
平治の乱への政争では局外中立ながら、宰相信西と交わることで知識や政務能力、政界を渡るための胆力・権謀術数を身につけていく。
そしてついに平治の乱での逆転勝利をもたらした知恵者清盛、ヒーロー清盛が炸裂する。
その後はお馴染みの「権力政治家清盛」として政界を牛耳り、後白河との提携そして死闘を繰り広げる。
しかし奢れる朝敵仏敵として没落に向かってひた走るのではなく、青年期には漠然としていた自らのビジョン(面白き世)を実現すべく死の直前まで精力的に取り組んでいく。

「青年清盛」は、茫洋としたスケール感、はみ出し感・疎外感、破天荒でアドホックな行動様式、タブーを恐れぬ合理的精神、幼さを残す真っすぐな純情、振幅の大きい感情表現、
感受性の豊かさ、頼朝助命につながった優しさと包容力、直感的だが開かれた世界認識(好奇心)の持ち主−しかし具体的目標と戦略に昇華できないもどかしさ・拙さ・知恵の足りなさ、
などに力点が置かれた。
史的清盛像にかなり近いのではないだろうか。