【2012年大河ドラマ】平清盛 Part87

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323日曜8時の名無しさん
先週の続きからの〜清盛六転び七起き

平氏サイド
六波羅の忠盛邸には、維綱が嗚咽をあげる中、冷たくなった家盛が横たえられていた。宗子は息子の変わり果てた姿に
縋り付いて泣き叫ぶ。清盛が家盛に近づこうとすると、宗子はその手を般若の貌で撥ね付けた。ショックを受ける清盛に、
とうとう堪忍袋の緒という緒が皆々切れた忠正オジキが激昂し、清盛を投げ飛ばした〔1回目〕。オマエが一門の災いじゃ、
家盛の代わりにオマエが死ねばよかったんじゃー!!と激しく責められる。と、維綱は家盛を弔うためやおら髻を切って出家。
清盛はもう絶句する以外何もできなかった。雨の中屋根に上って抜け殻になっていると、家盛の同母弟・頼盛が訪れる。
俺実はアンタの事苦手なんスよ〜でっかい声でなんかやらかしちゃー後でウジウジ悩むとかマジ引くし、正直氏ねとか思っ(ryと
ぶっちゃける意外と肝の太い頼盛だったが、家盛兄貴が落馬の寸前に、兄上…と呟いた事を打ち明けた。
やがて鳥羽法皇の御所に参じた忠盛と、いい加減お櫛を何とかしろな清盛は、法皇より高野山で宝塔再建を打診される。
鳥羽法皇は息子を亡くしたばかりの忠盛を案じるが、逆に忠盛は法皇に変わらぬ忠義を見せ、清盛を名代にと野心高く出る。
そんな名代で大丈夫か清盛は、高野山の宝塔再建地を下見に。こりゃ数年がかりだわ…とぼやいていると、ぁゃιぃ坊主が
現れた。斧を持っていたので威嚇すると、なんとかつての佐藤義清がツルッとなった西行であった。墨染めの衣がボロボロな
かつてのイケメンだったが、歌大好きロマンティックが止まらないのは変わっていないようで、はるばる陸奥は衣川まで赴き、
クソ寒い中震えながら詠んできた(西行専用字幕ON)という。相変わらずじゃねーかとニヤニヤしていた清盛だったが、
いきなり西行ファンクラブのおなご達が突撃してきて清盛は投げ飛ばされた〔2回目〕。とんだ生臭坊主である。
一方、清盛邸では、まだ居るのかよ平安ゆとり時忠が、時子姉ちゃんにイヤミをほざいていた。しかし時子はずっと一緒だっちゃと
健気に言い放つのだった。
宝塔再建を一門の志と息巻く忠盛に、忠正オジキは名代清盛に不服だったが、家貞は棟梁の張り詰めた勁さを心配していた。
覇気がない清盛は信西が連れてきた神絵師(雅仁推しメン)の常明の仏像画を見て金堂に奉納する曼荼羅を頼んだ。
家盛の一周忌を控え、清盛が忠盛邸を訪れると、宗子が忠盛に例の鹿角を差し出していた。宗子は悔しさのあまりその角を
粉砕して号泣。それでもなお忠盛は動じない。清盛は義理のカーチャンには触るなと言われ、オジキに氏ねと言われ、身も心も
消し炭寸前で、宝塔図を火にくべていた。西行は、そういう時は何か細かい仕事とかで一心不乱になると逆にいいよ的なアドバイス。
しかし忠盛が、美福門院頂きました得子から、公卿にしちゃるとお墨付きをいただいてウキウキしているところで、頼長とその寵臣
秦公春に出くわし事態は急変。頼長はあっさり先週のネタバレをしてしまったのである。忠盛はついぞブチ切れた。
曼荼羅を描いている常明とそれに懐く清盛の許へ押しかけ、止めろと怒鳴った。武士であっても立身出世の為、お上に媚び
へつらい、一門に忍耐を強いてきた…だが俺はもう駄目ポ…とヤケになる忠盛だったが、清盛は無視。聞いてんのかと
清盛を投げ飛ばした〔×3回で6回目〕が、清盛は額から流れ出る血を掌に取り、大日如来の唇を入れる。
血染めの如来に、家盛の何かが下りてきたのか、宗子は優しく微笑んだ。
デモンストレーションで書家が箒みたいな筆で力いっぱい書いたとか…そんな感じが感動しちゃった系のアレだ…多分。

摂関家サイド
藤原の兄忠通と藤原の弟頼長の仲の悪さが激化。まずは頼長が元服したばかりの近衛帝に嫡室の姪で養女の多子(マサルコ)を
入内させる。忠通も嫡室の姪を養女にした呈子(シメコ)を同じく入内させようと画策。市井の娘、常盤を雑仕女にスカウトして
麻呂メイクさせるという超強引技までも使う。そして頼長は作戦なのかぐう畜なのか、忠盛に盛大なネタバレ。強気な…。

朝廷サイド
鳥羽法皇相変わらず強気・得子国母様は最強レベルに。忘れられた崇徳上皇(ひま態)と雅仁親王が御所で同居中。
政から遠いところで暇浸し中な崇徳上皇と雅仁親王だったが、えー帝になったら今様詠えないじゃんwwやだねwと
バカタレは相変わらずであった。この兄弟の趣味が一緒だったら…暇なりにまだ良かったかもしれない。

源氏サイド
為義と義朝の親子仲もますます険悪に。義朝は路上でスカウトされてた常盤とフラグを立てていた。
しかしラスト、為義と一族郎党が東三条の邸宅を夜襲。誰の家で す か 

おまけ 父上ー 今週と来週の金曜ロードSHOWを待たずしていかないで下されー