【2012年大河ドラマ】平清盛Part25

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166日曜8時の名無しさん

松ケン「平清盛」ワースト3位視聴率に県知事が苦言

 NHK大河ドラマ「平清盛」で主役を務める人気若手俳優の松山ケンイチ(26)に暗雲だ。8日放送の初回平均視聴率が17・3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と歴代ワースト3位と出遅れ。
清盛に縁がある兵庫県知事からは「(ドラマは)薄汚れた画面」と異例の批判が飛び出した。今後も低視聴率が続けば、こういった横ヤリ≠ェ入る可能性は高く、脚本の変更を余儀なくされる事態も心配されている。

 松ケンの「平清盛」は昨年放送された「江〜姫たちの戦国〜」(上野樹里主演)の初回視聴率21・7%を4・4ポイントも下回り、1989年の「春日局」14・3%や77年の「花神」16・5%に次ぎ、72年「新・平家物語」と並ぶ過去3番目の低視聴率となった。
最近では2006年に放送された「功名が辻」(仲間由紀恵主演)の初回視聴率が19・8%を記録し「低視聴率」と批判されたが、それよりもさらに2・5ポイントも低く、その数字の持つ深刻さがうかがえる。

 この事態を受け、兵庫県の井戸敏三知事は10日の会見で「鮮やかさがなく、薄汚れた画面ではチャンネルを回す気にはならない。清盛の公家社会打破のエネルギーを前面に出してもらいたい。番組の人気で観光も影響を受ける」と手厳しく批判。NHKへ改善を求めた。

 表面的には、地方自治体の首長が観光収入減を危惧しての横ヤリにすぎないが、実はこれが「ドラマにとって大きな傷≠ノなるかもしれませんね」とある局内関係者は不安げな表情を浮かべる。というのも、大河ドラマにとってご当地≠フ持つ意味は大きいからだ。

「NHKにとって大河ドラマは『受信料の確保につながるコンテンツ』という意味もあるんです。実際、人気となった大河ドラマのご当地では徴収率もアップするといわれている。言うまでもなく、兵庫県は大きな人口を抱える重要な地域。絶対に失敗に終わらせるわけにはいかない」(前出関係者)。

 最近、民放並みに視聴率に敏感になっているNHK。井戸知事の苦言を受け、上層部からの緊急テコ入れ指令が出れば、脚本などの変更もやむを得なくなる。「現在の脚本では清盛が築いた福原京など、神戸が舞台になるのは秋ごろだが、それが早まる可能性もある」(別の局関係者)という。
とはいえ、「うまくいけばいいが、大体、焦って対処すると失敗する。そうなれば討ち死に≠ナしょうね」(前出別の局関係者)と心配する声もある。

 低視聴率に加え、早速の横ヤリ。大河の失敗は俳優人生に大きな影響を与えるだけに、松ケンにとってはいきなり正念場となった形だ。

東スポ 松山ケンイチこのまま討ち死に?!大河ドラマ「平清盛」初回視聴率がワースト3位
http://www.tokyo-sports.co.jp/touspo.php?tid=686
http://g.tospo.jp/v/entame/ArticleTop.asp?uid=1&sid=BWT7&Cornerid=004&Entid=0000036424