『江 〜姫たちの戦国〜』ファンの集い 3

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79日曜8時の名無しさん
今回の見どころは、これまでコントばかりだった秀吉の茶室での「母と実の妹を政治の道具に使いました男にござりますれば・・・」
のあたりだった。
ただし全体としてのつながりが悪くて、おちゃらけ男が何であそこでしんみりと独白するのか殆ど判らない。
昔の大河では、朝日姫=泉ピン子と副田甚兵衛=千田みつおの深刻な修羅場があったそうだが、そういう大嵐があってこその静かな独白が生きてくる場面だったのではないか?
朝日の無理矢理離縁と押しつけ婚、母親の人質の一連の悲劇を10分間の説明的台詞だけで済ませてしまっては肩透かしも良いところだ。
絵画にしても写真にしてもドラマにしても、背景に丁寧な配慮してこそメインのキャラクタとストーリーが生えるはずなのに、タブチせんせはどうして気を配らないのだろう?
せっかくの題材をNHKはどう生かそうとしているのかさっぱり分からないのがつらい