【第十一回】 太平記 part.11 【楠木立つ!】
932 :
日曜8時の名無しさん:2011/03/25(金) 05:31:34.52 ID:RrKrMff0
万里小路父子とか日野一族とかが、北朝方に属して特に冷遇もされていないことからすれば、別に居場所がないということもなかったと思う。
933 :
日曜8時の名無しさん:2011/03/25(金) 05:40:17.72 ID:rHijFfri
北畠は新田がというより武家全般が嫌い
>>925 また小氷河期かよ・・・ヤンマガの牛歩戦術の某歴史漫画といい、最近流行ってるのかその学説?
防衛戦争って得るものないからな。
日露戦争の後も悲惨だったらしいから。
だから満洲にこだわって
結局ひどいことになったんだよな
難しいもんだな
親房の子孫は南朝との伝手を残しつつも
武士化して室町時代を生き延びたわけだよね
信長に滅ぼされるまで。
なかなかにしたたかだ。
北朝と南朝を行ったり来たりした楠木正義は最後はどこ行ったんだろうねぇ。
足利直冬も最後はよくわからないし。
幕府にとっては、直冬は殺すまで追い詰めるような存在ではなかったということか。
峰岸純夫センセは、その直冬が生き残ったことを理由の一つに、
尊氏による直義毒殺を否定していた。
まあこのドラマの直義の最期は名シーンだが。
直冬も峰岸さんが書いてたっけ?
あの最終回の決戦の朝のドタキャン、いいかげんな…と言う感じだったけど、
人物叢書の直冬の行動を見てると、京に入ってからはほとんど何もした形跡がないのね。
派手な活動の割には凡庸な人なのかなと思った。
親房は、尊氏九州落ちのあと、義貞が考えていた地域権力連合の構想を潰しながら、
伊勢〜東国の地域権力構築と言うまったく同じことをやろうとしてる。
人物叢書の直冬は瀬野精一郎さん。
峰岸さんのその見解は「足利尊氏と直義」(同じ吉川弘文館)という本に載ってる。
942 :
日曜8時の名無しさん:2011/03/28(月) 03:57:12.42 ID:ecVEPoMK
>>937 北畠満雅の乱が、将軍義教によって徹底的に潰されたから、その後は
ビビって室町幕府に従順になったという印象もある。
あと北畠は、官位的には戦国末まで公家としての家格を保っている。
>>938 結局、直冬は一時的に西国の武士達に担がれて大勢力になったけれども、
中央における観応の擾乱が尊氏・義詮側の勝ちという形で収束に
向かっていくと、やがてほとんどの武士達から見捨てられた感じだね。
新田は西園寺の陰謀を知ってた可能性もあるな
大塔宮の時は逮捕の軍勢に参加したのに、この時は逮捕に向かってないんだろ
護良親王が捕縛後、万が一暗殺されなかったら尊氏に拮抗出来る勢力になりえた可能性ってある?
父である帝からも疎まれてて政治的にも八方塞がり状態だから無理だろうか
ない。
946 :
日曜8時の名無しさん:2011/03/29(火) 02:43:29.91 ID:Mn5/SW4y
北畠とかが大塔宮についたままになるから、かえって後醍醐側が一枚岩になれなくなりそう。
947 :
日曜8時の名無しさん:2011/03/29(火) 06:35:07.40 ID:jSWgP0iU
北条時行軍に捕まって御輿にかつがれただろうな
前征夷大将軍だから
過去に自分達を滅ぼせと令旨を出した宮を神輿に担ぐ北条残党
更に奇怪な物が見られたかもしれんわけね
949 :
日曜8時の名無しさん:2011/03/29(火) 22:00:13.23 ID:jSWgP0iU
現に時行は後に南朝から朝敵赦免を受けてるしな
>>947 鎌倉奪回直後ならたぶん担ぐことはない。
あの時点での時行軍の敵は建武政府そのものなのであって
足利なわけじゃないでしょうよ。
よくて人質、十中八九見せしめに殺すよ。
護良親王、北方謙三の小説だとめちゃくちゃ魅力的に描かれてるな
大河で南北朝興亡記みたいんだけど、いろんな方面からの圧力で無理だろうな
北方作品では新田義貞の扱いひど過ぎ
大河も結構ひどかった気がするがw
味方の楠木にも北畠にも信頼にされてないし。
後醍醐天皇にも見捨てられそうだったし
実際見捨てられたんじゃない、親王つけとくから北陸行けって
956 :
日曜8時の名無しさん:2011/03/31(木) 06:25:59.53 ID:dXyQhB1f
譲位したと言いながら自身が吉野で南朝開いちゃったからな
新田はそれだけ南朝内部で恐れられてたんだよ
無位無官から尊氏を九州に追い落とした後は左中将、破格の出世だよ
楠木も建武元年には全く戦果を挙げられず交代させられてるしね
それだけにあのあっけない死に様は・・・。
ドラマでも義貞死去が前半20分くらいで済まされて、残りは直義派と師直派との争い?みたいなので副題詐欺みたいになっていた。
いや仕方ないのはわかるけど。ドラマではどうにかできなかったものか。
直接的な対戦相手が尊氏だったら違っていたのかも。
最前線で戦うタイプなので、ああいうギャグみたいな事故死もあり得るんだろうな。
おかげで作者が盛り上げるのに困って、匂当内侍の逸話を創作されてしまったわけだが…
>>958 DVDの解説書では義貞を討ったのは細川と誤表記されていた。
斯波が台詞だけの登場とはいえ、これはあまりに酷い・・・
961 :
日曜8時の名無しさん:2011/04/03(日) 08:59:56.05 ID:EXSqzU7I
新田義貞の最期って木曽義仲の最期とかぶりすぎ
本当のところはよくわかんないんじゃないのか
962 :
日曜8時の名無しさん:2011/04/03(日) 12:39:07.24 ID:i+l9o+Gd
↑そうだな木曽義仲の最期に酷似してるな。
ただ匂とのラブロマンスは実話だと聞いたが。
南朝側の武士は、長期的には北朝側の幕府設立の方が先の鎌倉幕府の例もあり、長期的には優れていると
963 :
日曜8時の名無しさん:2011/04/03(日) 12:41:55.58 ID:i+l9o+Gd
頭では分かっていたんだろうが、新田は一応、南朝側での待遇もいいし、今さら北朝に走っても冷遇されるだろうと予想できるだけに短期的視野の中、南朝側に留まるしかできなかったんだろうな。
ショーケンのままだったら、もう少し違った義貞が見られたかな
965 :
日曜8時の名無しさん:2011/04/03(日) 20:50:34.84 ID:X2pQYB7x
いや新田義貞は根津で正解だよ
というかショーケンはほんのちょっとしか出番なかったから、想像つかない。
クスリで捕まるような芸能人は永久追放しろ
新田の射落とされた兜が、
江戸時代にその辺りの田んぼで見つかっている。
>>961 ・・・
大河にしては珍しく主人公がマンセーにならずに、
欠点を隠さず描いてたな(それがないとこの勢力混迷
状態が生まれないのもあるが)
こういう方が捏造マンセーしてまでする奴よりもよほど好感が持てると思うけどなあ
これからの大河に期待するのも無理なのかな
新田は厳密に言えば敗死と言うより、
どっかに駆けつける途中で敵の軍勢と鉢合わせしてドタバタやってたら討ち取られたんだろ
討ち取ったほうも義貞とは気づかなかったんだろw
そら太平記の著者が嘆くわけだ。でもそこがいい所だけど
ショーケンだと影武者の勝頼みたいなことになってたかな
根津甚八も影武者出てたな
972 :
日曜8時の名無しさん:2011/04/04(月) 04:57:01.85 ID:PCCwY1yG
>>970 桶狭間での今川義元の敗死とも被るかも。
これも、大将が死んだのはほとんど事故だし、ゲリラ豪雨が上がった直後の偶然の遭遇で、信長側も戦っている相手が義元の本隊とはすぐには気付かなかったというし。
しかし、義元の場合は大将が1人だけ突出行動してたわけじゃないからな。
義貞は手勢50騎を率いて最前線で督戦しようとした所で、敵と鉢合わせでしょ
974 :
日曜8時の名無しさん:2011/04/04(月) 23:29:23.48 ID:zANCynLN
およそ大将のとるべき行動ではないわな
湊川でも足利方の水軍の陽動に引っ掛かって楠木軍を孤立させるという大ポカやらかしてるし
直義とどっこいどっこいの戦下手だよなこの人。
976 :
日曜8時の名無しさん:2011/04/05(火) 09:22:56.22 ID:dVWXRzRE
新田家伝来の宝刀を討ち取った斯波が私物化して罰せられているな
>>975 あれは楠木が新田の傘下に入ったような印象を嫌って独自に布陣しているんだよ。
そもそも楠木は建武元年の紀伊攻めでも全く戦果を上げられず、
斯波氏に主将を交代させられたほどの戦績の酷さだった。
その中では新田は自分の受け持ち区域に関してはかなり軍を纏めて善戦してるよ。
楠木と交代した斯波高経は義貞にとどめを刺してもいるんだよな。
隠れた名将なのかもしれん。
もう放送から20年も経っちゃったけど
この時代には魅力ある人物が山の様にいるわけで
映像化されないのはあまりに惜しいよねえ
980 :
日曜8時の名無しさん:2011/04/07(木) 11:50:27.80 ID:FJbCLC3B
斯波高経は尊氏と同い年で家格も本家に次ぐ、
本家・尾張足利(斯波)・三河足利(吉良)の序列
有能・有力だが扱いにくい潜在的危険人物だな
映像化されなかったのが残念
>>969 いちいち他の大河をおとしめるな。
荒れるだけだ。