歴史アレルギーの人が観る歴史ドラマの様相を呈してきたな。
登場人物を最少限に制限し、登場している人物だけで、無理やり有りもしない話を作る。
満足できる歴史ドラマだって大幅に簡素化されているわけだが、これだけ人物が
少ないと、スカスカしていて、観おわっても充実感がない。
それと一人の人物をずっとカメラに写し続けることが、丁寧に描くことだと
勘違いしているような気がしてならない。
夏に自動車の中に置き忘れて、ビロビロに伸びてしまったVIDEO TAPEを観ているようだ。
物語の展開のテンポが遅くて、退屈になってしまった。