年譜
1573年(元亀4年) 江、生まれる。父は近江国小谷城主・浅井長政、母は織田信長の妹・
お市の方。
姉は、淀(幼名: 茶々)と初。"浅井三姉妹の末妹"
同年(天正元年) 父・長政、信長に敗れ自刃。江ら三姉妹は、母・市とともに信長
にひきとられる。
※こののち、三姉妹は市とともに、伊勢上野城等で過ごす。
1582年(天正10年) 「本能寺の変」信長、死す。 ←(江9歳、初12歳、淀13歳)
同年 市、柴田勝家に嫁ぐ。三姉妹も勝家の居城、越前・北ノ庄城に移る。
1583年(天正11年) 勝家、秀吉に敗れる(賤ケ岳の戦い)。市、勝家とともに自刃。
三姉妹は、秀吉にひきとられる。
1584年(天正12年) 江、尾張国大野城主・佐治一成に嫁ぐ。しかし、短期間で離縁となる。 ←(江11歳、初14歳、淀15歳)
1587年(天正15年) 初、京極高次に嫁ぐ。
1592年(天正20年) 江、秀吉の甥・羽柴秀勝に嫁ぐ。まもなく秀勝は出陣し、朝鮮で病死。 ←(江19歳、初22歳、淀23歳)
※江と秀勝との間に生まれた娘は、淀が養育することになる。
1593年(文禄2年) 淀、秀吉の子・拾(のちの秀頼)を産む。
1593年(文禄2年) 淀、秀吉の子・拾(のちの秀頼)を産む。
1595年(文禄4年) 江、徳川秀忠(のちの二代将軍)に嫁ぐ。 ←(江22歳、初25歳、淀26歳)
1598年(慶長3年) 豊臣秀吉、没。
1600年(慶長5年) 「関ヶ原の戦い」 ←(江27歳、初30歳、淀31歳)
1603年(慶長8年) 徳川家康、征夷大将軍となり、江戸に幕府を開く。
同年 江と秀忠の長女・千姫、大坂城の秀頼に嫁ぐ。 ←(江30歳、初33歳、淀34歳)
1605年(慶長10年) 秀忠、二代将軍となる。
1614年(慶長19年) 大坂冬の陣。和睦交渉に、初が活躍する。
1615年(慶長20年) 大坂夏の陣。淀、秀頼とともに自刃。 ←(江42歳、初45歳、淀46歳)
1620年(元和6年) 江と秀忠の娘・和子、入内(後水尾天皇の中宮となる)。
1623年(元和9年) 江と秀忠の長男・家光、三代将軍となる。
1626年(寛永3年) 江、江戸城にて没す。←(江53歳)