>>222 実はシナリオでは、
堤成功で嬉しそうな顔で武市に報告→武市セリフでショック→浮かない顔、
という流れだったんだろうか。
これも違います。
武市家の道場で龍馬の、いわゆる居合い抜きで、見事に藁束を切る場面から入ります。(多分予告ではこの場面もあった)
ここから、ノベライズ通り
↓
「迷いのない剣やったな」
半平太が感心した。久万川の堤防工事の成功は、対立する二つの村の農民を見事にまとめあげた龍馬の尽力によるものだった。
「わしはおんしのあの言葉を思い出した」
(わかっちゅうがは、けんかじゃ変えられんちゅうことじゃ。上士と喧嘩したち何一つ変わりゃせん)
龍馬は実践してみせた。半平太は一理あると認めつつ、微妙な笑みを浮かべた。
「わしの考えはちっくと違う。世の中、堤作りのようにはいかんちゃ。時には喧嘩せんといかん時もあるぜよ。」