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日曜8時の名無しさん:
大河ドラマの裏話をみんなで持ち寄って
より大河鑑賞を楽しみましょう。
【『春日局』の裏話】
『おんな太閤記』『いのち』でもコンビを組んだ脚本の橋田壽賀子と渋谷康生Pは、
『いのち』での好演が印象深かった大坂志郎に是非出演してもらいたいと考えていたが、
大坂はすでに別の帯ドラマの出演が決まっていた事を聞いていたため、今回の大坂へのオファーは諦めた。
ところが橋田がまた大河を書く聞きつけた大坂もマネージャーに「橋田さんの大河に是非出たい。僕ができる役はないか何とかお願いしてくれないか?」と頼んだ。
こうして大坂は帯ドラマの話をキャンセル、橋田、渋谷からすれば願ってもない形で大坂の出演が決定した。
大坂は、主人公・お福の祖父・稲葉一鉄を演じた。
大坂はお福の少女時代役の尾羽智加子を実の孫のように可愛がり、
「これ、お福にやるんだ」と言ってよくお菓子やおもちゃを買ってきたりしていた。
そして、劇中で稲葉一鉄が死に、尾羽が大原麗子にバトンタッチして1ヶ月と経たない3月、
尾羽を見守り終え安心したかのように大坂も息を引き取った。
この『春日局』が遺作となった。
2 :
1:2009/11/22(日) 10:17:28 ID:bmW2gHCU
とりあえず一人で頑張るわ
【『徳川家康』の裏話】
当初、織田信長役は当時人気絶頂だった沢田研二に内定しており、沢田本人も乗り気だった。
しかし、コンサート等のスケジュール調整が上手く行かず、やむなく出演を断念。急遽代役を立てねばならなくなった。
そこで、渋谷康生Pが目をつけたのは当時まだ無名の役所広司だった。
役所は渋谷Pが手掛けた前々年の大河『おんな太閤記』に織田信孝役で出演。渋谷Pは役所にチョイ役ながらもキラリと光るものを感じ、かねてから役所に注目していた。
不安はあった。主役の家康役の滝田栄は長身面長、従来の家康像と全く真逆の俳優、加えて当時けしてスターではなかった。
秀吉役の武田鉄矢も歌手としての実績や『3年B組金八先生』のヒットがあったとはいえ役者としてのキャリアはけして深くない。
そして若手無名俳優の信長。スタッフは不安を隠しきれない。
だがそんなスタッフの不安とは裏腹に放送が開始し、信長が登場すりやいなや「あの俳優は誰?」との問い合わせが殺到、役所は一躍人気俳優となった。
>>2 沢田研二の後、時任三郎にもスケジュールの都合で断られたそうです。
最近の大河の裏話とかないですかね。