NHK大河ドラマ「ロマンシングサガ2」

このエントリーをはてなブックマークに追加
1日曜8時の名無しさん
まだ?
2日曜8時の名無しさん:2008/04/06(日) 09:02:13.25 ID:ZkMSywhS
打倒七英雄の戦いの話であり、帝国の領土拡大と侵略の話でもある
アニメやゲームだと皇帝や帝国は悪役と相場が決まっているけど
その逆だった珍しいゲームだったね
3日曜8時の名無しさん:2008/04/06(日) 11:04:04.75 ID:xO5SDE7f
吹いたw
4日曜8時の名無しさん:2008/04/06(日) 12:35:51.16 ID:q8YsUEUT
キャスト

レオン:高橋英樹
ジェラール:ウエンツ瑛士
ヴィクトール:木村拓哉
最終皇帝:本上まなみ

ベア:小島よしお
ジェイムズ:玉山鉄二
テレーズ:菅野美穂
ヘクター:堤真一

オアイーブ:細木数子
アト王:西村雅彦
セキシュウサイ:田村正和

ワグナス:菅原文太
ノエル:高橋克典
ロックブーケ:松嶋菜々子
スービエ:温水洋一
ダンダーク:原田泰造
ボクオーン:松本幸四郎
グジンシー:緒形拳
5日曜8時の名無しさん:2008/04/06(日) 13:49:23.85 ID:7wmhFWTi
宝塚でやりゃいいだろ
低能が
6日曜8時の名無しさん:2008/04/06(日) 16:33:47.64 ID:1/tYL+jw
>>1
やるならサガフロ2だろ
7日曜8時の名無しさん:2008/04/06(日) 17:38:52.69 ID:237oaO5U
>>6
これには同意せざるをえない。
最後の最後で草原に突き刺さる剣の絵が出てきたときの感動はすごかった。
ギュスターブが生まれてきた意味はあったのだと。
8日曜8時の名無しさん:2008/04/06(日) 19:43:05.61 ID:LAOIXekg
信長でええやん
9日曜8時の名無しさん:2008/04/06(日) 21:19:59.70 ID:3pwdzIUF
ゲーム板でやれw
10日曜8時の名無しさん:2008/04/07(月) 01:21:59.05 ID:Kj3a1WLy
今日はギュスターヴがファイアブランドの儀式に挑む日
儀式とパーティーの準備で城はごった返している
ユジーヌ家先祖伝来のクヴェル、ファイアブランド
その名のとおり火のクヴェルに反応する
王子は7才になると、このクヴェルに触れる儀式を行い
ファイアブランドと王家の受け継ぐ資格を示すのだ

ギュスターヴ12世
(どうした!集中しろ!剣にアニマを込めるのだ!
何ということだ!!

 

ギュスターヴ12世
「あれは私たちの子ではない。お前もあれのことは忘れろ

ソフィー
「あれ?あれとはギュスターヴのことですか?あんなに可愛がっていらしたのに
儀式がうまく行かなかっただけではありませんか

ギュスターヴ12世
「だけ、だと?ファイアブランドに触れてもアニマが引き出されなかったのだぞ
そこらの草木や石ころにさえアニマがあるのだ。あれは石ころ以下だ
私もあれには期待していた。 だからこそ裏切られた気持ちなのだ。許せんのだ
王家の者にアニマが無いなどとは、そんなことが許されようか。 あれは追放する

ソフィー
「アニマの力は無くとも、ギュスターヴは生きています
私に宿り、私が育み、私が産み、私が乳を与え、私が育ててきました
あなたにとっては王家を継がせるためだけのそんざいでしょうが、
私にとっては命を分け合った大事な息子です。 捨てることなどできません

ギュスターヴ12世
「ならば、石ころともどもここを去れ!!
11日曜8時の名無しさん:2008/04/07(月) 01:24:27.47 ID:Kj3a1WLy
ギュスターヴ12世
「今日はここまでにしよう

シルマール
「陛下、よろしいでしょうか?

ギュスターヴ12世
「シルマール先生か。 何か御用ですかな?

シルマール
「若様があのようになるとは、これも家庭教師であった私の責任
ここに留まるわけには参りません。 城を離れることをお許しください

ギュスターヴ12世
「よろしいでしょう。 四年間、ご苦労様でした
先生、最後にお聞きしたい
なぜあれにアニマが無いと教えてくれなかったのですか?

シルマール
「私にも分からなかったのです
彼には強いアニマがあると感じたのですが……
王家にこのような人物が現れる事に、何か運命的な物も感じます

ギュスターヴ12世
「運命か…… 私は普通に王位を継いでくれる息子が欲しかったよ
12日曜8時の名無しさん:2008/04/07(月) 01:25:44.26 ID:Kj3a1WLy
貧民街

ギュスターヴ
「お母様、こんな所は嫌です

ソフィー
「仕方ないのよ、ギュスターヴ
ノールへ帰れればよいのですが、それは陛下がお許しにならないでしょうし
ここではあなたがあまりにかわいそうなのだけれど……

シルマール
「王妃様、若様

ギュスターヴ
「先生!

ソフィー
「シルマール様!どうしてここへ?

シルマール
「陛下から城を離れる許しを頂きまして、これからグリューゲルへ帰るのです
そこでお二人をお連れしようと思い、やってまいりました。

ソフィー
「しかし、陛下がお許しになるとは思いません……

シルマール
「ここで待っていても、陛下は若様をお許しにならないでしょう。 それどころか……

ソフィー
「まさか!そんな……

シルマール
「グリューゲルでナのスイ王に保護を求めると良いでしょう

ソフィー
「分かりました。 ギュスターヴのことは先生に御任せしてまいりました。お言葉に従います

 

ギュスターヴが再びこの城を見るまでに
20年の時が流れることになる。
13日曜8時の名無しさん:2008/04/07(月) 01:28:06.21 ID:Kj3a1WLy
グリューゲル
南大陸 ナ国の首都

ここに移り住んだギュスターヴ母子は、ナのスイ王から屋敷を与えられた
それから5年、ギュスターヴはすっかり乱暴な子供として有名になっていた
術不能者であり、追放された身であるという事実は、年を追い、
成長を重ねるに従い、彼の心をねじ曲げていった
東大陸の王族という特殊な生い立ちは、同年代の少年少女たちを彼から遠ざけ
最も大切な友人という存在を奪った
そんな彼にも一人だけ手下がいた。 名をフリンと言う
フリンはギュスターヴの乱暴にもじっと耐え彼の側を離れなかった
なぜなら、彼も術が使えなかったのだ

 

ギュスターヴ
「フリン、お前もやれよ!

ソフィー
「何をしているのですか!
抵抗できない弱い者をいじめるなど、恥ずべきことです

ギュスターヴ
「どうせ僕なんか、術もアニマもない、人間のクズなんだ!

ソフィー
「ギュスターヴ、見なさい!
木々が花を咲かせるのは術の力ですか?
鳥が空を飛べるのは、術が使えるからですか?
術が使えなくても、あなたは人間なの。 人間なのよ、ギュスターヴ!!
14日曜8時の名無しさん:2008/04/07(月) 01:39:27.16 ID:Kj3a1WLy
フィニー王ギュスターヴ12世の没後、王位はギュスターヴ14世が継いだ。
ギュスターヴ達兄弟の腹違いの弟にあたる。
ギュスターヴは父ギュスターヴ12せいの残した遺産、
つまりフィニー王国の相続権を主張し、兵を挙げた。

 

1247年、東大陸ロードレスランドの海岸

 

ケルヴィン
「どうだギュスターヴ、20年ぶりに東大陸に戻って来た気分は?

ギュスターヴ
「別に

ケルヴィン
「感動の無い奴だな、シルマール先生に連れられて、ソフィー様と逃げ出して来たのに、
戻ってくる時はこうだぞ。

ケルヴィン
「こうして一軍を率いて戻って来ると想像していたか?
何か感じるものがあるだろう?

ギュスターヴ
「母上が生きていたら、何とおっしゃるだろう。

ケルヴィン
「もちろん喜んで下さるさ。

ギュスターヴ
「俺は今から腹違いとはいえ弟と戦わなければならない。
こんな血なまぐさい事を母上は望みはしないだろう。

ケルヴィン
「そんな弱気、らしくないぞ。

ギュスターヴ
「これから多くのアニマが消えていく。自分のため、家族のために必死で戦う。
俺を王位に就ければ、失われたものも報われると信じて戦うんだ。
だが俺は王位が欲しいわけじゃない。自分に出来る事を確かめたいだけだ。
そんな自分勝手な目的のために皆のアニマを犠牲にするんだ。
アニマの無い男の考えそうな事だろう?

ケルヴィン
「いいか、ギュスターヴ。
お前が何を考えていても構わんが、兵たちの前ではそんな事、絶対に口にするなよ。
わかったな。
15日曜8時の名無しさん:2008/04/07(月) 01:41:19.17 ID:Kj3a1WLy
ネーベルスタン
「こちらでしたか。

ギュスターヴ
「上陸は順調に進んでいるかな、将軍?

ネーベルスタン
「はい、問題ありません。
上陸も成功しましたし、各地に使者を送りたいと思います。
そして、ギュスターヴ12世とソフィー王妃の間に生まれた正当な後継者が帰還した事を知らせたいと思います。

ギュスターヴ
「私は正当な後継者なんかじゃないよ、将軍。
ただの出来損ないだ。

ネーベルスタン
「ギュスターヴ様、この戦いの目的を明らかにしておく必要があるのです。
我々を南大陸からの侵略者だと考えれば東大陸の人々は必死で抵抗します。
しかし、戦いがフィニー王家の身内の争いならば、どちらが勝っても同じ。
彼らは勝った方に従うだけです。
ですから軍事的に見ても、この争いをギュスターヴとギュスターヴの戦いにしなければならないのです。

ギュスターヴ
「わかったよ、将軍。
その辺は任すから、ケルヴィンと相談して決めてくれ。

 

ケルヴィン
「将軍、どう思います?
ギュスターヴは普段は冷静で鋭い奴なのに、自分の事になると急に判断力が無くなって、投げやりになる。

ネーベルスタン
「ケルヴィン殿は自分の血を誇りに思っていますか?

ケルヴィン
「もちろんだ。ヤーデ伯の家に生まれた事を誇りに思うし、そのための義務も喜んで果たすよ。

ネーベルスタン
「ギュスターヴ様は御自分の血を呪っています。
自分だけでなく周りの人々をも巻き込んで不幸にしていく。その事に脅えています。
術が使えない自分は見下されていると感じています。
それにはどうしようもない憤りを感じています。
一方で自分の力を精一杯試してみたいという前向きな精神の持ち主でもありますし、
自分に自信も持っています。

ケルヴィン
「良く観察しているなー。さすがだ。

ネーベルスタン
「シルマール先生の受け売りです。
わたしはギュスターヴ様の暗い影が大きくならないようにしなければと考えています。
それにはケルヴィン殿、あなたの存在は重要なのですよ。

ケルヴィン
「うむ・・・大変だ。
とにかく今はこの戦いを勝ち抜かなければ。
ギュスターヴはもちろん、我々の未来のためにも。
16日曜8時の名無しさん:2008/04/07(月) 17:27:58.05 ID:Llov2V9S
>>4
レオンいわくオアイーブは若い女らしいよ
まあ実年齢はすごそうだが
17日曜8時の名無しさん
>>4
ちなみに
× ダンダーク グジンシー
○ ダンターグ クジンシー

七英雄の元ネタ(山手線)知ってりゃ
濁音は間違えない。
つーか、菅原・緒形に無理させるなw