2月7日(水) 22:00〜22:45 NHK総合 その時歴史が動いた
▽武田信玄・最強軍団完成までの真実▽山本勘助の策とは
ttp://www.nhk.or.jp/sonotoki/ 武田信玄が三方ケ原の合戦で徳川家康を破るまでの苦悩の日々をたどる。
結束力の強い組織として知られる武田軍団だが、
実像は正反対だったことが近年の研究で明らかになった。
甲斐国では武将たちが狭い盆地ごとに勢力を築いており、
武田家家臣団も結束の緩い連合体だったという。
そのため、家臣団は操りやすい当主として21歳の信玄を担ぎ出した。
信玄は宿敵・上杉謙信との対決をはじめ戦に明け暮れる生涯を送ったが、
それも自分に従わない家臣団をまとめるためだった。
しかし、まとまりかけた家臣団は再び派閥分裂の危機に陥り、
信玄は断腸の思いで嫡男を自害に追い込んだ。
そのつらく長い道のりを経た信玄は人心掌握術を学び、
家督を継いでから30年後となる1572年、ついに三方ケ原で家康軍を破る。