引続き、太平記を語ります

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687日曜8時の名無しさん:2005/10/22(土) 10:50:51 ID:AySMz9sv

CSの放送無いが
どうなったんだ
688日曜8時の名無しさん:2005/10/22(土) 12:02:12 ID:5wVMPXkh
人殺して首を切るDQNがいることよりも、
物語で切られた首を放送できない世の中の方が異常だと思う。
689日曜8時の名無しさん:2005/10/22(土) 12:17:17 ID:/PqRZUx8
>>687
うちでは普通に見られるが、大雨にでもあってんのか?
ちなみに今日は38回「一天両帝」
690日曜8時の名無しさん:2005/10/22(土) 17:38:07 ID:NAsNBLHR
>>687
再放送組か? 今回から時間変わったよ。
691日曜8時の名無しさん:2005/10/22(土) 18:54:53 ID:3AWP9HiO
ついに高師泰が登場だな。

もう直義VS婆娑羅大名(師直兄弟、判官殿)の図式が
垣間見える当たりが仕込みが細かい。

師直の反応や判官殿の登場に際して直義が露骨に嫌な顔
するのがねw

ちなみに教科書なんかで出てくる頼朝像は実は直義という
説が有力らしいね。確かに生真面目そうな顔で婆娑羅とは
仲悪そうだな。んでもって重盛像が尊氏らしい。これは
垂れ目で大らかな顔してんだよな。婆娑羅のやることなん
か大らかに受け入れる顔しとるわw
692日曜8時の名無しさん:2005/10/22(土) 18:55:02 ID:PgYexDts
尊氏、帝が吉野に逃げたのを
「持て余してたから、むしろ出てってくれてよかったじゃーん」
なんて言うから皆絶句してたじゃないか。
そこですかさずフォローする判官殿w
本当にマブダチだね。
693日曜8時の名無しさん:2005/10/22(土) 18:58:46 ID:3AWP9HiO
>>692
んでもってさりげなく2人きりの時は尊氏に苦言を呈する。

尊氏、良い友達もったよな、ドラマ上の設定だけどw

まあただ、現実にも判官殿は尊氏の腹心だけどね。
694日曜8時の名無しさん:2005/10/22(土) 19:12:05 ID:PgYexDts
>>693
>んでもってさりげなく2人きりの時は尊氏に苦言を呈する。

優柔不断なところを指摘されていたけど、家臣もみんなそう思ってんだろうなw
695日曜8時の名無しさん:2005/10/22(土) 19:54:51 ID:6KiwRg5X
>>694
尊氏本人は意識してまいが、この人には私がついていないと、と思わせるのがミソ
696日曜8時の名無しさん:2005/10/22(土) 23:37:40 ID:8DUtxPjF
逆賊高氏は、自分の手を天下統一しようという野心はあり、そのためなら手段を選ばぬ男でしたが、
同時に、後世に自分が悪者呼ばわりされることを極端に嫌っていました。
時折「太平記」などに優柔不断な描写があるのは、後世に悪名を残すことへの恐怖ゆえのためらいか、
または悪名を残させないために、それらの史書を「改竄」させたのだと思います。
「梅末論」の浄光明寺にこもった一件などがそうでしょう。

高氏びいきの方は「証拠がない」とおっしゃるでしょうが、逆賊高氏のその後の抜け目のない謀略を見ていると
このようなことがなされなかった可能性のほうがはるかに低いといえましょう。
逆賊高氏の人生は、その最後まで見ないとうかつに評価が下せないので注意したいところです。
697日曜8時の名無しさん:2005/10/22(土) 23:49:50 ID:PgYexDts
次逆賊ネタを書いたら即削除依頼するから覚悟しとけ。
698日曜8時の名無しさん:2005/10/22(土) 23:57:58 ID:AESw3G+P
逆賊でもいい
逞しく育ってほすぃ
699日曜8時の名無しさん:2005/10/23(日) 00:29:53 ID:s+L+WMxb
光厳・光明って影が薄いよな。二人揃って台詞ゼロだもんなw
700日曜8時の名無しさん:2005/10/23(日) 00:49:36 ID:mjZauD4m
>>699
天皇なんて影が薄いほうがいいんだろうね。

下手に影が濃いと、後醍醐や後白河や後鳥羽みたいに
世が乱れるもとになる。
701日曜8時の名無しさん:2005/10/23(日) 01:23:14 ID:XZa2z7PV
>>699

光厳上皇って一回だけセリフがあるんだよね。それに対して光明天皇は全くなかったはず。
確かにこの二人影薄いね。
吉川英治の原作でも「尊氏もこの二人の無能さを持て余し気味になっていた」みたいなこと書かれた気がする。
光厳上皇なんて影の薄い割りには波乱に富んだ数奇な人生だったのが気の毒な気もする。
702日曜8時の名無しさん:2005/10/23(日) 02:34:02 ID:swrlU103
尊氏の「向こうから出てってくれて助かったじゃん」発言は、後の帥直の
「帝なんか、木かカネで作っちゃえばいいじゃん」発言と相通じるものが
あるよなぁ。
703日曜8時の名無しさん:2005/10/23(日) 07:51:27 ID:UCQWdghd
師直はゴダイゴ毒殺する気満々だったなぁ
704日曜8時の名無しさん:2005/10/23(日) 10:32:57 ID:EsRPxWmu
>>702
それは少々違うんじゃないか?
尊氏は後醍醐を実は敬っていたから軟禁とかはしたくなかったと
いうことだと思う。いつまでということではなく期限がないし。
一方師直はまさに天皇などどうでもいい。
705日曜8時の名無しさん:2005/10/23(日) 11:26:53 ID:3JcQKdNL
「変人」後醍醐と「基地外」尊氏は似たもの同士で仲良かったからねー
706日曜8時の名無しさん:2005/10/23(日) 11:48:18 ID:mjZauD4m
>>703
師直は後醍醐、後には直義の毒殺を進言してた。もちろん、この
ドラマ上だけど、実際にもそうしたろう。上杉、畠山を後に本当に
殺害しているからね。

だけど、尊氏がそれを許可しなかった。その結果が南北朝の動乱
であり、観応の擾乱であるんだよね。上に立つものはきっちり
邪魔物は始末しないととんでもないことになるんだよな。
707日曜8時の名無しさん:2005/10/23(日) 16:47:28 ID:fub1GCWe
>>706
曾孫の義教さんは一族の邪魔者の持氏さんを始末した。
ただ、義教の系統はずっと後に持氏の子孫に足利宗家の座を奪われてしまう・・・
708日曜8時の名無しさん:2005/10/23(日) 20:07:07 ID:PI1HFBL4
後醍醐が比叡山にいる時は公家がたくさんいたのに、吉野ではたった四人か・・・。
坊門清忠はいなくなっているし、大覚寺統の公家もかなりの人数が京都に残されてるはず。
それだけ、脱出が突然だったんだろうね。これで、三度目の脱出。すごいな。
709日曜8時の名無しさん:2005/10/23(日) 21:13:22 ID:pO4vaMJv
>>690
>ちなみに教科書なんかで出てくる頼朝像は実は直義という
>説が有力らしいね。確かに生真面目そうな顔で婆娑羅とは
>仲悪そうだな。んでもって重盛像が尊氏らしい。これは
>垂れ目で大らかな顔してんだよな。婆娑羅のやることなん
>か大らかに受け入れる顔しとるわw

尊氏肖像=実は高師直説 もあるよ。
710日曜8時の名無しさん:2005/10/23(日) 21:44:58 ID:otoxo08z
>>709
690だが俺にレスされても困る。
711日曜8時の名無しさん:2005/10/23(日) 23:00:46 ID:VLAxmFaY
>>710
ワラタ。
712日曜8時の名無しさん:2005/10/24(月) 00:33:41 ID:qN0AJXp3
>>706

>上に立つものはきっちり 邪魔物は始末しないととんでもないことになるんだよな。
全くその通りなんだけど、そういうことが出来ない所が尊氏の魅力でもあったんだろうな。
少なくともその時代の人にとっては。
713日曜8時の名無しさん:2005/10/24(月) 00:45:05 ID:UaMFvcgP
でも直冬は始末しようとしてたね…
師直殺害も尊氏の命令だって言う説もあるし。
714日曜8時の名無しさん:2005/10/24(月) 00:53:32 ID:kNX01q7q
>>713
直義は尊氏が結局殺しちゃったよね。

師直兄弟は尊氏が殺せとは命令しなかったろう。
ただ、無責任な尊氏が師直兄弟に責任を押し付け
るような言動はしたとは思うが。その結果まさか
師直兄弟を直義が始末するとは思わなかっただろ
うな。

尊氏の直属軍の司令官は師直兄弟しか事実上いなかった
から殺されて困るのは尊氏だからね。当時、道誉や直義
みたいに罰っせられてもいつのまにはらうやむやにして
復活ということがしょっちゅうあったから、師直兄弟
も取りあえず出家させて適当な時期にいつのまにやら
復活させようと思ってたんだと思うよ。

で、暗に相違して直義が師直兄弟を本当に始末しちゃった
から、京についた尊氏が激怒して実行犯の上杉の始末を
求めたりしているからね。師直兄弟の1周忌に直義を始末
したりもしているし。
715日曜8時の名無しさん:2005/10/24(月) 01:17:05 ID:iBhrHK8n
直義をころせ・・・。
716日曜8時の名無しさん:2005/10/24(月) 02:59:17 ID:YTYlIl2Y
「みんな仲良くまったりやろうよ」というのが尊氏のスタンスなのかなぁ。
ま、こういう性格の人は、確かにトップに担がれやすいけど。
717日曜8時の名無しさん:2005/10/24(月) 11:19:20 ID:Coqk3oEO
尊氏が直義を殺したというのも、それが師直兄弟の一周忌だったから彼らの仇を討ったとかいうのも一応噂なんだけどね。
718日曜8時の名無しさん:2005/10/24(月) 11:28:12 ID:kNX01q7q
>>717
直義が師直の一周忌に監禁先で死んだこと自体は事実
みたいだからね。

そこから逆算されて噂になったんだろう。

まあ実際に殺したとは思うけどw

あの状況じゃいかに尊氏といえどもそれしか手段が
ないことはわかったろうからね。溺愛する息子義詮
の将来にも関わることだし。
719日曜8時の名無しさん:2005/10/24(月) 13:25:34 ID:UaMFvcgP
佐藤進一が支持してた、尊氏が直義との和議のあと師直を殺すように申し入れたという説
(江戸時代に書かれた歴史書に出ていたらしい)というのが気になる。
これが本当だとしたら、直義を政界から追放したあと、勢力を強めた師直らをも粛清した
ことになるよね…
上杉らの始末を求めたことと矛盾が生ずるけど、尊氏の行動は生涯を通じて矛盾しまくってるから
実際にあったとしても不思議ではないかも…
720日曜8時の名無しさん:2005/10/24(月) 13:30:20 ID:kNX01q7q
>>719
まあ江戸時代の書物だから資料としての価値は?だな。

ただ、アバウトな尊氏の事だから、和議に際して師直
兄弟に責任を押し付け、直義に処断を任せる見たいな
ことは言ったのではないか?その「処断」の内容とし
て、尊氏はまあ出家程度でおさめるつもりだったのが
直義が殺してしまったので話しが違うと激怒して実行
者の上杉の処断を求めたんだろう。

721日曜8時の名無しさん:2005/10/24(月) 13:53:27 ID:3pO6ORBB
>>720
別に資料だけで佐藤氏は支持しているわけではないけどな。
当時の主君と家来のつながりなどから判断しているわけで。

俺も尊氏は師直殺害支持はあると思っている。
あまりにも師直も、直義も権力を持ちすぎた。

頼朝を尊敬したといわれている尊氏にしてみれば、師直、直義を殺しておかないと、
自分はともかく、子の義詮の代になれば、頼家らの同じ運命になるかもしれない、と
当然考えていたと思う。
722日曜8時の名無しさん:2005/10/24(月) 14:06:15 ID:kNX01q7q
>>721
ただ、当時、尊氏の直属軍の大半が高家の一党だったことを
忘れてはならない。これを根絶やしにして困るのは尊氏自身
なんだよ。

実際この後直属軍がいなくて足利宗家はずっと苦労すること
になる。足利幕府がずっと不安定だったのは将軍直属部隊が
貧弱だったからだからね。
723日曜8時の名無しさん:2005/10/24(月) 14:09:53 ID:kNX01q7q
>>722
あと、頼朝を尊敬してたのは、尊氏よりも直義だと思うが。

尊氏が本心から頼朝を手本にしてたんなら、まず直義に政務
を任せたりは絶対にしないと思うぞ。漠然と尊敬していたと
は思うが、深い考えでもって頼朝を手本にしていたわけでは
ないだろう。

つまり尊氏はかなり行き当たりばったりで行動していたよう
に思う。
724日曜8時の名無しさん:2005/10/24(月) 14:15:25 ID:UaMFvcgP
だって尊氏だもの
725日曜8時の名無しさん:2005/10/24(月) 14:23:21 ID:kNX01q7q
>>724
いろんな可能性がありすぎるのは事実だよなww
726日曜8時の名無しさん:2005/10/24(月) 16:45:23 ID:OBPlVZIE
>>722
別に高一族を根絶やしにする必要はないし。
師直以外の高一族の奴を引き立ててればいい。

それから師直は単に一族だけではなく、諸大名の本流嫡流じゃない人や
護良が握っていた近畿の武士などもその支配下に吸収していた。
たとえば佐々木道誉も本流じゃないし(本流は後の六角家)。

師直は有能だったが、有能すぎて危険な存在だった。

>>723
尊氏は頼朝を尊敬していたのだよ。
だから頼朝を見習って、初代将軍という名誉にあこがれていたわけで。
基本的には政治嫌いの人だがな。

直義はむしろ北条義時泰時父子を手本にしていたはず。
建武式目をはじめ、義時泰時を見習う、みたいなことを言っている品。
727日曜8時の名無しさん:2005/10/24(月) 16:55:40 ID:kNX01q7q
>>726
まあそういう意味じゃ師直個人を直義が殺すに止まらず、
高一族一党を直義がことごとく討ち滅ぼしたから尊氏は
激怒した可能性はある。手足もがれることになるからね。
というか直義ははじめっから尊氏の手足をもぎ取ること
が目的だったろう、この段階では。

ただ、直義の案に相違して、道誉や赤松を代表とする、
師直が組織した外様からなる尊氏直轄軍が師直死後も
尚尊氏を押し上げた。これが最終的に尊氏が直義に勝利
した原因だろうね。直義の政治は余程新興武士勢力と
相容れないものだったんだろう。北条家の政治を模範
としているということは、前時代の古い政治ということ
で、新興武士勢力の利益には適わないからな。

尊氏は確たる政治思想はなかったのだろう。だから神輿
として最適だから多くの武士を引き付けたんだろうね。
ただ政治家としてあまりに無策だから大混乱を招いた
ってことだと思うよ。頼朝を尊敬していたといっても
政治的センスがないから、頼朝のどこが偉いか尊氏は
理解できていなかったのかもしれん。
728日曜8時の名無しさん:2005/10/24(月) 17:39:46 ID:yDXqseRA
>>727
>直義の政治は余程新興武士勢力と相容れないものだったんだろう。
直義の政治は本流の武士を重視するやり方だからね。
実際、上杉、細川、山名、佐々木六角、斯波などの名門有力大名は直義側についた。

ただ、戦乱の時代には新興勢力が力をつけるのは避けられない。
そこを懐柔できなかったのが直義の失敗というところか。

>頼朝のどこが偉いか尊氏は理解できていなかったのかもしれん。
尊氏は政治センスは0ですからな。
家康が「東鏡」を手元において、頼朝の政治を勉強していたのとは違う。
単に幕府の開設者という「勲章」にあこがれていただけだろう。
武士の間では頼朝は「神様」みたいなものだったろうし。
皇室貴族におけるアマテラスか、神武天皇みたいなもんで。
729日曜8時の名無しさん:2005/10/24(月) 21:48:09 ID:PmKCknsV
>>728
足利一門で直義派最右翼の桃井氏も忘れないでね
730日曜8時の名無しさん:2005/10/25(火) 01:03:59 ID:VCu1XJ3z
ループしてる
731日曜8時の名無しさん:2005/10/25(火) 01:19:40 ID:ne5tuQJE
尊氏派が道誉と高兄弟くらいしか出てなかったのが寂しいね。
赤松、土岐、仁木、細川(頼春系)、直義派から寝返った畠山等々大勢いるのに。
732日曜8時の名無しさん:2005/10/25(火) 01:23:14 ID:p6JmWHwW
一門は別作品でやってもらわないとまとめようがないよ。
733日曜8時の名無しさん:2005/10/25(火) 01:30:55 ID:sJAfKpFn
>>731
ウルトラセブンは裏切ったところをちゃんとやってたぞ
734日曜8時の名無しさん:2005/10/25(火) 01:35:25 ID:QNJ7tyGZ
>>731
赤松は円心をもっと出すとかしても良かったかもね。
あと息子くらいは出すべきだったかな。

でも直義方を桃井とウルトラセブンに絞っている以上
バランス上尊氏派は師直兄弟と道誉殿で調度良い気が
するよ。
735日曜8時の名無しさん:2005/10/25(火) 02:09:14 ID:wBf8HQZi
このスレ見てからドラマを観ると楽しいなぁ。
736日曜8時の名無しさん
俺は武田信玄で無名の家臣がぞろぞろ出てきて挫折した口。
一般ピープルなんてそんなもの。

家来はせいぜい2〜3人までが許容範囲だよ。