平宗盛「我が忠勇なる平家のもののふ達よ、今や源氏艦隊の半数が我が連環の計によって海の藻屑と消えた。この輝きこそ我等平家の正義の証しである。
決定的打撃を受けた源氏に如何ほどの戦力が残っていようとも、それは既に形骸である。
敢えて言おう、カスであると!
それら軟弱の集団が、この壇ノ浦を抜くことは出来ないと私は断言する。
神国日本は我等選ばれた優良種たる平家公達に管理運営されて、初めて永久に生き延びることが出来る。
これ以上戦い続けては日本そのものの危機である。
朝廷・摂関家・東夷の無能なる者どもに思い知らせてやらねばならん。
今こそ日本は新しき国に生まれ変る為に立たねばなぬ時であると!
ジーク・タイラ!」