1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
大河放映に当たって昨年から再販、刊行が相次ぐ新選組に関する本。
大河ドラマのムック本から、小説、研究書、当時の資料まで、
いろいろと語ってみてください。
2
(・ ∀ ・)ノシ 3っ!
司馬の新選組もの、
血風録はとても好きだが
燃えよ剣は正直そこまで好きでもないな
血風録は源さんの話があってよいです
お勧め書籍を書くスレかな?
自分は、
三好徹の「六月は真紅の薔薇」好き!
あ、沖田オタにはお勧めってことでw
新撰組がまんま田舎のヤンキーだけど
中場利一(だっけ?)の「バラガキ」結構好きだった
これの沖田が個人的に良かったなあ
沖田が土方を黒猫呼ばわりしてる描写があって、
沖田の死に際の逸話を想起させる意味ありげな台詞を吐いてた
色黒平目、大男で梅毒とまで書かれてるところも
言動のエキセントリックさと相俟っていい味な感じ
奈良谷隆「みぶろ」
空腹で京の街を彷徨ってた漫才コンビが間違って新選組に入隊してしまったという話。
笑顔を見せない土方を笑わせようとする架空の漫才コンビがいい。
2部では明治に入ってからの中年になった斎藤も出てくる。
そして伝説になってる大陸に渡った原田も。
ナツメ社の
「図解雑学 新選組」
「図解雑学 沖田総司と新選組隊士」
小説以外で持ってるのはこの2冊だけ。
歴史が苦手な自分でも理解しやすい。
本当に初心者向けって感じかな(チト高いけど)。
大河で分かりにくい箇所があったら取り敢えずこれで調べてみる。
簡単な地図とか結構載ってるのがイイ。
戸部新十郎「総司残英抄」
同じ作者の「総司はひとり」より上記が好き。
源さんが格好いいんだよ。
短編集な感じで、文章も読みやすい。沖田ファンだけじゃなく面白いと思う。
保守かねてどんどん書きます。
火坂雅志「新選組魔道剣」 光文社時代小説文庫
駄目そうなタイトルで、トンデモ新選組ものか?と思ったら、
全体にオカルト風の絡みがあったけども、自分的にはアリ。
近藤の、女好きっぷり、まっすぐっぷりがよかった。
近藤から始まる、話の順序もいい。
短編で主人公が一話ずつ変わる、ラストへのもっていき方が。
福田定良「新選組の哲学」
絶版か…?
どこかほのぼのとした隊士たちの日常。
新選組ものをいくつか読んだりした方ならかなり面白いと思う。
作者の新選組好きな感じが伝わってくる。
これも短編集だな。
コンビニの廉価漫画本に「俺の新選組」ってのがあった
立ち読みしただけだけど、源さんが食事の用意したりおにぎり作ったりしてた
土方が大河沖田みたいな頭で、サノスケがかっこよさげ?で
平助が海坊主のようなおっさんで面食らいました
誰だったかな〜作者。
「幕末麻雀新選組」という小説があった。
里中満知子「浅葱色の風」(漫画本)
前編、総髪総司が主役ですw
津本陽「虎狼は空に 小説新選組」
長編で、オムニバス風に主人公が変わり主人公は「新選組」なんだなあと思った。
野口や沖田の視点とか面白かった。
作者が剣道やっているという事で、切腹や立ち回りの描写が凄いと思った。
ラストの斉藤、永倉の、台詞と様子が格好いい。
>5 近藤ファンの自分には、三好徹は「戦士の賦―土方歳三の生と死」のが面白かったw
>7 面白かった。気楽に読めてほろりとも。
>>10 それ読みました。
怪しいタイトルだから期待しなかったんだけど
「血風録」っぽい面白さがあった。
「黒龍の柩」北方謙三
文章がなんか格好よくて好きだった。総長副長が男前。
「幕末の青嵐」
近藤から鵜殿のおじいちゃんまで色んな人の視点で書かれてる。
文体は時代劇っぽくないが、雰囲気が大河「組!」少し似ててお勧め。
余韻のある幕切れも鮮やか。
二回目はサントラ聞きながら読んでマジ泣きした。
史実系
「新選組証言録 (『史談会速記録』が語る真実)」 山村竜也
篠原とか阿部十郎とか、元隊士の爺ちゃんになってからの講演会(?)の話。
明らかに嘘やん、て証言すら本人と思えば面白い。
「新選組日記」 木村幸比古
永倉と島田の日記。読む価値アリアリ。
「俳遊の人・土方歳三 句と詩歌が語る新選組」 菅宗次
わりと丁寧な感じ。近藤の書や土方の俳句に解釈(?)してくれている。
どれもちょこちょこ解説ページがあるのがありがたい。
結構読みやすかったと思う。
>>18 「黒龍の柩」 最近読了したばかりです。
図書館で借りたのだけど、これは買おうと思いました。
土方がひたすらかっこよかった…
映像化してくれないかな。
ISBNも書いていただけると助かります。
>>23 amazonで検索すれば、すぐ分かるよ。
レビュー読んだり、リンクを辿っていくのも楽しいし。
もしかして、携帯なの?
この先も参考にさせてもらいたいので、落ちないようにホシュ
ダ・ヴィンチ特別編集 「土方歳三 THE COMPLETE」
かなりミーハー(死語)wな感じの本ですが(肖像写真のシール付き)
土方を中心に新選組関連の小説、漫画を網羅してあるので
手っ取り早く何か読みたい人が本を探すには便利だと思います。
浅田の「壬生義士伝」「輪違屋糸里」は沖田がかなり黒いですが
他に黒沖田になってる小説読んだことある人いますか?
「バラガキ」の沖田もはじけてるけど黒沖田までは行かないし
やはり沖田は気のいい若者って感じに書かれるのが多いのか。
沖田は剣が強い、稽古が厳しすぎる以外は冗談ばかり言ってるとか
子供と遊んでくれるとかそう言ってた人々の言葉が残ってるしな。
>>26 浅田の沖田まで黒かないけど
>>15さんもお勧めしてる
津本陽「虎狼は空に 小説新選組」は新選組自体、
剣ヲタ炸裂してて殺伐としてて(・ ∀ ・)イイ!!ですよ〜。
28 :
追加:04/10/19 12:45:16 ID:KKut3Nkv
とても参考になったので、勝手にまとめてみました。
自分用のものを転載しているだけなので、同じ本で複数形式あるもの
(単行本、文庫版)は、文庫版であったり最新版であったりしています。
スレ的に迷惑になるようでしたら、脱走します。鍬次郎を追わさないで下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
タイトル
作者
サイズ
発行所/レーベル
Amazon URL
ISDN
ページ数
価格
発行日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※Amazonのデータを参考
まんがですが
水木しげるの「劇画近藤勇 星をつかみそこねた男」も長いがけっこうおもしろい
真四角い顔の間抜けでごっつい近藤がけっこう好きだ
>>29 乙です。
この先本屋通いが楽しくなりそうです〜わくわくw
>>29 言っては悪いが普通に邪魔だ。
この先、新しい書籍名が出る度にそれをやられてはとてもタマラン。
なんだこりゃ。アマゾン見れば普通にわかる内容だぞ>29。
書籍紹介が埋もれてしまうではないか。
ここは厨房ばかりですね。
61 :
29:04/10/19 21:14:37 ID:oHNaGjNk
>>58-60 すまんかった。
できればISBNもというレスがあったので、携帯から見ている人も多いのかなと
思い、このようなことをした。ナローバンド時代が長かったため、Amazonの検索は
時間がかかるというイメージも勝手にあった。
PCの人は専ブラ使っているし、連続透明アボーンで許されるかと思った次第。
只、これを毎回貼ろうなどとは思いもせず、テンプレとして提案したつもりもない。
ポピュラーなものが多かったので参考として、誰もいない時間帯を選び、まとめて貼った。
あと皆、AmazonのURLを長いものにしていたので
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/にISBN番号を付けるだけで 大丈夫だということを遠回しに示したかったのもある。以後、ISBN探しも分かり
安くなるかと。けれど携帯サイトもあるわけだし、余計なことをした。迷惑をかけた。
詫びます。
長文、スマソ。では、去ります。
>61 まあ立ち去る前に君のオススメでも教えてくれたまえよw
63 :
60:04/10/19 21:42:05 ID:ijpspVk7
黒鉄ヒロシ 「新選組」 「京都見廻組」
とにかく好きだ。京都〜の方も新選組が結構登場してて、面白い。
ラストには両方、とにかく泣けてしまう。
新選組(と佐々木様とかも)一生懸命だったんだなあと。
65 :
20:04/10/19 22:55:41 ID:qAbtPVyS
前田政記「新選組全隊士徹底ガイド」河出文庫
424人のプロフィールが載ってます。
爺さんになった島田魁の写真も載ってた。
松本捨助の写真はまるまる1ページ。
「火星の土方歳三」
土方が火星で戦う話。ネタではない。
「アームストロング砲」司馬遼太郎
燃え剣&血風禄だけでこれを見逃す人多いけど思いっきり新選組出てます。
夢録
童門冬二「土方歳三 物語と歴史をたずねて」成美堂出版
三人称小説だが土方だけは「歳さんは・・・」という表記で物語が進む。
本格的に新選組物を読み始めたのはこれが最初。
各章の最後に史跡探訪が載ってる。
新人物往来社編の『新選組銘々伝(全4巻)』は主要隊士を知るのに便利。でも試衛館メンバーが各巻バラバラに掲載されているので、中身を確認してから購入するといいと思う。 でも毎年の様に新事実が発表されているので、あくまでも参考に読んでる
小説では秋山香乃氏が面白い。『五稜郭を落とした男』『獅子の棲む国』など新選組が主役ではない本にも、土方・斎藤一がちらっと出てくる。 『獅子の棲む国』は会津藩士・山川大蔵(浩)が主人公だが、準主役が斎藤一。
72 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/10/20 09:53:54 ID:tdyJGX40
広瀬仁紀はどうですか?
新撰組風雲禄、沖田総司恋唄、土方歳三散華
秋山香乃
「新選組藤堂平助」は正直微妙だった
藤堂メインの長編って珍しいから読んでみたけど自分にゃ耽美にすぎました
74 :
71です:04/10/20 16:29:42 ID:Lmwfb9XJ
>>73それ読んだことなかったよ。そうか微妙なのか・・
赤間倭子「新選組副長助勤 斎藤一」学研M文庫
斎藤一といえばこの著者というくらいけっこう有名らしいですね。
人間的な斎藤が描かれてます。
>>56 水木しげるは沖田が主人公の漫画も書いてたな確か。
見た事ないけど鬼太郎みたいな沖田なのだろうか
>>74 73です。自分も貴殿のあげた二作品は読んでないので、読んでみようと思いますです。
まあ73は私見ってことで許してください。
ちなみ、この作品の藤堂は、大河の平助で考えるとどうしても無理がきやす。
加野厚志「沖田総司暗殺剣」廣済堂文庫
鴨川を流れてきた女の死体を巡って、沖田が京の巫女さんと犯人探しをするという
まるで幕末探偵記?
時期は京に出てきたばかりの文久3年。まだ芹沢鴨暗殺前。
古本屋で買ったんだが期待しないで読んだらそれなりに面白かった。
>>78 あらすじだけでおもしろそうだ!あなたは紹介上手だ。
ちょっと図書館で借りてみる。
調べてみたら
沖田総司獣王剣という同じ作者のものもあった。シリーズなのかな。
>>79 お褒めの言葉サンクスです。
今アマゾンで検索したら同じ作者の沖田総司○○剣っていうシリーズが他にもありました。
暗殺剣が最初で連作のようです。
この作者は沖田を探偵にするのがお好きなようですね。
>75 赤間さんは…。新人物の「斉藤一の謎」も読んだけど…。
物凄く斉藤が好きなんだな、研究してくれてるんだな、ありがと。
とは思うが…。文章、あれ小説じゃな(r
南原幹雄「新選組情婦伝」徳間文庫
6話からなる新選組に関わった女の話。なんでこの本を買ったのか自分でもよくわからん。
芹沢鴨とお梅、壬生心中以外の話はまったくのフィクションと思う。
山南に明里以外の女、原田におまさ以外の女を出されるとちょっと興醒め。
>>77さん、レスありがとう。確認したら『獅子の棲む国』では、土方は伝聞として出てきてました。内容が、会津戦争〜西南戦争になってますので。斎藤一はかなり出てきますが、読まれる方によっては、好き嫌いが分かれるかもしれません。
佐々木譲「武揚伝」全4巻 中公文庫
2巻の終わり頃から土方歳三が出てきます。
宮古湾海戦はどの小説で読んでも切なくなる。
野村利三郎が死ぬシーンは小説によってまちまちだがどれも涙を誘われる。
秋山香乃「近藤勇」
この作者の他作品と同じようにそれぞれの人物に深みがあって丁寧に描かれてる。
ただ女性作家だから多少耽美(藤堂平助ほどじゃない)
駄目な人は駄目かも。
ここってオススメのアドバイス依頼はアリ?
自分のオススメを上げるの限定なんだったらスルーしてください。
元々は倒幕側視点で描かれた作品でしか新選組を知らなかったんだけど
今回の大河で「良い人集団」として描かれた新選組に初めて興味持って、
昨日の龍馬の発言じゃないけど以蔵好きだからなんとなく興味持ってた
斎藤の本を読もうと思い、昨日
>>75を買った。
でも、今ちょうど油小路の辺りまで読んだんだけど…斎藤が局長&副長を
憎んでたりして、大河に激ハマりしてる身としては「こんなのイヤン」
なんだわ (;´Д`) で、黒平助が出て来た時点で読むの止めた。
とりあえず大河が終わって余韻が抜けるまでは封印しよう、と。
もうこの際、史実がどうとか創作がどうとか関係ない、とにかく三谷の
新選組に似た空気を感じられる作品でオススメってありますか?別に
斎藤メインじゃなくていいです。
>>7、
>>11、
>>15、
>>19、
>>78辺りを探してみようかなと思ってる
んだけど(特に
>>7が気になる)もし他にも良いのあれば教えてください。
あと、ここってsage進行?良スレage〜ってしたい気分なんだけど。
とりあえずsageで。
みぶろは個人的に駄目だった。女性と土方好きにはお奨めできない。
ギャグものだけど三谷とはギャグの種類が違う。
例えが悪いが小学生男子の「うんこー!」ギャグが嫌いな人は駄目だと思う。
あと新選組が話の主軸じゃない。(これ結構痛かった…)
中場利一のバラガキが一番青春っぽい気がするけど黒沖田が出る。
というかみんな黒と言うか乱暴と言うか(w
他の人も書いてるとおり田舎のヤンキー臭がする。
これは話がまだ上り坂の時に終わってるからそれも好き。
89 :
87:04/10/26 23:37:02 ID:kUpxQRDc
>>88 さんくすこ。なるほど…、じゃあ「みぶろ」は何冊か読んでから
息抜きに挟むのがよさそうっすね。
「バラガキ」探してみます。たぶんその意味の黒なら自分は平気
だと思う。今回の大河的なノリを求めてる今の気分だと、とにかく
隊士が局長や副長のことを悪く言うのがイヤなんですよ。
大河の土方&山南の関係とか好きなんだけどなぁ…、この二人は
本気で憎み合ってる作品が多いのが寂しいっす。
…なんてことはたぶん文学板や日本史板で言ったらプッとか言われ
そうなんでこのスレは自分にとってホント貴重。
もっと賑わうように、自分もオススメ挙げられるようになるのを
目指していろいろ読んでみます。
池波正太郎「幕末新選組」文春文庫
永倉新八主人公で土方沖田主人公のものよりちと渋いかも。
老後、孫と一緒に芝居見物の帰りにやくざと一悶着あって永倉の睨みにやくざ物達が逃げ出したという
有名なエピもあり。
「竜馬がゆく」って望月亀弥太でてくるんすか?
あ、
>>87さん
副長と総長がいがみ合ってない奴だったら既出だけど「黒龍の柩」いいすよ。
むしろ大河より信頼度が高いような気もする。
92 :
87:04/10/27 00:53:48 ID:bAuh8cn2
>>91 マジすか?!チェックします。ありがとう。
>>87 「あなたは、私です」(byふで)って位はげどう。
>隊士が局長や副長のことを悪く言うのがイヤなんですよ。
まったくだ。
「バラガキ」は「燃えよ剣」の影響が強すぎじゃ?ともオモタ。
(読みやすく、テンポもよかったが)
個人的にそんな87にオススメは
>>11 そんな自分は、近藤が格好いい小説を募集中。
>86の近藤は、86さん自身おっしゃっているように、文章の女っぽさが駄目だった(すまん)。
池波のも苦手だしなぁ。津本陽は好きなんだが。
オススメがありましたら、自分にも紹介してください。
94 :
87:04/10/27 23:58:21 ID:bhEv61b8
いろいろオススメいただいて読みたいものが増えてきたんで、もう
いっそのことネット通販で送料無料の金額以上分くらいまとめて
買うことにします。在庫揃ってるとこ検索中。
>>93 ありがとう。ふでさんの声で読みますた。
ハゲドウいただいたことですし93さんとは感覚が似てそうなので
>>11をすごく読みたいんですが、まだ売ってるところ見つからない…。
ホントに廃刊ぽ(´・ω・`)ショボーン
古本系も見てみます。
局長がかっこいいの見つけたらすぐ報告します。
あの、なんだか自分ばっかりレスいただいてるの心苦しいんでage
ちゃいたいんですが…。
と言いつつ弱気にsage
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/10/28 03:05:58 ID:WTIkjUyI
>>94 図書館ってとこは頼めばどこかから借りて取り寄せてくれるらしいっすよ
一度受付のレファレンスってとこに座ってる司書に聞いてみるといいのでは。
というわけでage(ていいのか?
童門冬二「新選組一番隊」
一番隊なので当然沖田中心の話だが、沖田が黒い(と言う表現でいいのか?)。
隊士の根性をたたき直すために、木にしがみつかせて蝉の真似させて、「鳴けゴルァ!」
とか叫んでるし。
こうして京都では嫌われ、怖がられるようになった、という経過が判る話。
総司贔屓の童門さんにしては珍しいっすね…。
中村 彰彦「いつの日か還る―新選組伍長島田魁伝」文春文庫
島田が主役。これを読むと、「新選組!」で島田のロマンスも
扱って欲しかったなあと思う。
永倉の建白書のあたりで、それまで「近藤さん」と呼んでいたはずなのに
心の中で「近藤」と呼び捨てにしている自分に島田が気付く場面が好きだ。
ここでも挙がってるが、本スレ他でも好評をよく見かけた「新選組幕末の青嵐」をやっと読んだ。
大河「新選組!」から新選組に関心を持った人(自分もこれに近い)には、読みやすいと思う。
事件の取り上げ方、登場人物の目線の位置なんかが似てる。(性格はちょっと違うが)
ただ、淡々とした語り口で、「新選組!」並みに立ち回りの描写が少ないので、
そういうのを期待している人には物足りないかも・・・
後半は大河の今後と重ね合わせて号泣してしまった。
100ゲト〜
>>99 「新選組 幕末の青嵐」好きだ。
あの最後の一文が激しく大河のビジュアルでよみがえって
ぶあぁぁっと目から汁が噴出してしまた。
>>98のは、自分には
>隊士が局長や副長のことを悪く言うのがイヤなんですよ。
の、最たるものだった…o几
「函館まで新選組として行った島田」好きには、
なぜこの作品の島田が唐突に、それまで嫌っていた土方と行くのかわからない。
いっそ永倉と行けよ、と憎くなるほど(ニガワラ
作中の島田本人も「永倉はどうして分離に時、自分を誘ってくれなかったのかな」(意訳
とか言ってるしな〜。
全体に新選組を嫌ってそうな島田で、隊士の戒名を胸に、とか当時を思い出して日記を、
とかなさそうな島田…。
なんなら嫁と家族の日記&絵姿・写真などを胸にしまってそうな島田。
>98には本当に申し訳ないが、自分には「ナンジャコリャ」だったよ。
新選組の小説は司馬以外はほとんどつまらないね。
研究書の方がずっと面白い。新しく史料が発見されたりするし。
Oノ
ノ\_・'ヽO.
└ _ノ ヽ
>>102 〉
司馬
104 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/10/30 00:18:47 ID:CCDR53It
質問age
「新選組」村上元三 の上・中・下巻とある文庫の、上巻を読んだ。
佐幕・勤皇どっちつかずの、超強いオリキャラが激しくウザイ。
中・下巻にも主役級にでてくるんだろうか?
一応最後まで読もうかとは思っているんだが、もし御存知の方がいたら教えて下さい。
ラスト付近まで出るなら、覚悟して読むことにする。
「オリキャラ」かあ(´・ω・`)
>>104 丁度何週間か前に読みました。<村上元三「新選組」
オリキャラ秋葉はホントのホントの最後まで出てきます。
たしかにうざく感じましたが、このどっちつかずのキャラはもしかしたら
現代人の視点だと思えばそれほどうざくないかも。
ただこの小説の中で油小路で平助を斬るのは三浦某でも大石でもなく・・・これ以上書けない。
あの、みんな「オリキャラ」ってのは気になんないの?
>>107 村上「新選組」のオリキャラ秋葉は途中からそんなに気にならなくなった。
童門冬二「小説新撰組」のオリキャラ車一心ははっきり言ってウザかった。
オリキャラの性格にもよるかも知れない。
オリキャラのまったく出てこない歴史小説は以外と少ないかも。
土方や沖田に絡むオリキャラ女は数知れないと思うぞ。
いやその、オリキャラってゆう言い回しが気になんないのかなあ、と。
ちょっと疑問に思ったんでした。すいません。
「てゆう」の方が気になる。
「ていう」(´・ω・`)
それでは、
○架空の人物
×オリキャラ
○ていう
×てゆう
ってことで(´・ω・`)
『紅の肖像』
アマゾンでベタ誉めされていて読んだけど、言われていたほどとは思えなかった。
>>87 >斎藤が局長&副長を憎んでたりして、
>>75の本は会津あたりまで読むとまた変わってくる。
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/10/30 18:07:39 ID:uMv0x4mG
「紅の肖像」のアマゾン評、自作自演では。
他の新選組サイトでまるで評判になっていないのに、なぜあそこだけあんなに盛り上がるのか、
実は前から疑問。実際全然面白くなかったし。
少女漫画なんだけど「北走新選組」
宮古湾海戦や函館が舞台。
なんとなく買って読んだんだけど、結構良かった。
少女漫画だという理由で読まない人がいたらもったいないかなと。
>>115 それ歴史のエピソードをただなぞってるだけで、
マンガとしてはイマイチどうかなぁって感じだった。
絵も美形のバストアップばかりだし。
土方好きな腐女子向けっぽい。
>>115 >>116に同じく…。
函館新選組の漫画だと聞いて、珍しいから期待して買ったんだけどちょっと期待外れだった。
京都新選組しか知らない人が読んでも、人間関係もストーリーも分かりにくいのでは。
ある程度新選組&土方年表が頭に入っている人間じゃないと、話が理解出来ないよな。
定期的な連載モノというわけでは無い(?)から難しいとは思うけど
もうちょっと新選組を知らない読者への歩み寄りがほしいなあと思った。
自分は絵柄とかは気にならなかったんだけど
戦のシーンとかの迫力が足りないのがなんだかなー。
ただ、函館好きな自分としては、あのマイナーな題材が少しでも
沢山の人の目につくきっかけになるかもしれないので
あの作者さんにはぜひとも頑張っていただきたいと偉そうに思ったよ。
>>115 自分も116117とほぼ同じ意見。
もう少しページ数があれば、内容に厚みが出たかもしれない。
美意識を前面に出しすぎていて、情感がちょっと足りなく思えたな。
この流れであえて言ってみる。
「銀魂」
えー……あれ名前だけかと思う
古い漫画を出してみる。
和田慎二「あさぎ色の伝説」木原敏江「天まであがれ!」
「あさぎ色の伝説」は完結してるのかどうかもわからない。
どっちの漫画も沖田が主人公でした。
「あさぎ色」の「試衛館の鷹編」(だったかな?)では沖田が麻疹に罹るエピもあった。
秋山香乃の「歳三往きてまた」はどう?
土方のその後が知りたくて買ってみたいんだけど・・・
田村純子「新選組〜浅黄色の鎮魂歌〜」(漫画)◎架空の隊士が主人公の話
◎平助が主人公の話(油小路がテーマ)
◎河合が主人公の話(入隊当時のエピソード)
◎新選組とは直接関係無いけど幕末が舞台になっている話(一応土方は登場する)
◎あとがきと、そのページに載っている新見主人公のおまけのミニ漫画
で構成されています。
たまたま古本屋で見かけて買ったのですがなかなか面白かったです。個人的には平助の話が一番印象的でした。
ちなみに発行元は秋水社、発売元は双葉社です。
>>123 絵が古臭かった上、「そうし」なのがちょっと…
>>122 前半、鳥羽伏見
後半、函館
やや女性向け
登場人物の心情を細かく表せてると思う
今「新選組風雲」と「壬生義士伝」を同時進読中
どっちも読みやすい
大河のノベライズは出ないのかな?
ジェームス三木が脚本やった葵三代とかはあったから
ちょっと期待してたんだが。
木村幸比古「新選組日記」PHP新書
永倉と島田の日記を現代文にして紹介している。
島田は本当に新選組と近藤土方が好きだったんだなと思える文がいっぱい。
128 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/02 16:59:38 ID:XHpysy4A
>>125 ありがとうございます!
買ってみようと思う
保守
輪違屋糸里と壬生義士伝両方読んだけど
自分は糸里の方がずっと面白かった。
なぜかと考えてみたら糸里の方が新選組率が高いからかもしれない。
壬生相撲大会のことも出てくるし。
輪違屋は題名で買わないんですが、面白いですか?
女目線の話は物語進行あまり好きじゃないんで
鴨や壬生義士伝はすごいスキなのでずっと悩んでます
129じゃないけど自分は糸里おもしろかったよ
鴨はかなりかっこよかった
壬生義士伝とはかなり違うような気がするけど
読み終わると糸里ラストの土方が壬生義士伝で
吉村に結婚を勧める土方に繋がるような気がしなくもなく
お梅が江戸っ子でかっこいいよ
>>127サンのを買いにいったらなかったので、
代わりに、山村竜也氏の「真説 新選組」(学研M文庫)を買ってきました。
どうかな〜?
秋の長湯の御供に、広瀬仁紀の『新選組風雲録 洛中編』を購入。
仁紀湯船に沈んだよ仁紀…_| ̄|○
保守。
134 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/05 15:00:26 ID:n7tS/5iV
干せ
良スレ発見、司馬せんせの燃えよ剣しか読んだことのない俺にはありがたいスレじゃ。
あとで古本屋いってくるか。
「誠の旗がゆく」 集英社文庫 新選組傑作選
いろんな作家が書いてる。
自分は藤本義一の「夕焼けの中に消えた」 がよかったなー。
新選組に情報流す髪結いの親子の話。
なんだこれ?て感じに自分に合わない作家もあったがw
日本ペンクラブ編 司馬遼太郎他「新選組読本」光文社文庫
11人の筆者による小説その他
司馬先生は容保公について書いてます。土方歳三の姉のぶの曾孫・佐藤c氏による
「土方歳三遺聞」もあり。
伊東甲子太郎の姪の婿・小野圭次郎氏による「新選組 伊東甲子太郎」もあり。
>>11 図書館で借りて読んだ。
なんか文に出てくる新選組マニアのご老人があんた電波かってくらいの新選組好きでいいです。
「だってわたしは沖田本人に聞いたんですよ」とか言う。
個人的に「原田のエロ話」と
「山南と沖田の死に方」が面白かったかなー
ほしゅ
漫画で山南がカッコ良く描かれてる作品、誰か教えてください!
>140 ないよ!
山南といえば、漫画「ダンダラ」の山南が武田のような髪型で笑ってしまった。
いや、顔は格好いいけどね。細面で。月星明稀でも同じような髪型だったなぁ。
「天まであがれ!」の虫みたいな山南さん好き
「無頼」は武田を除いてみんな格好良く描かれてる
>>138 お!図書館にあるんか?!
1101が紹介してて、読みたくなったんだよ。
新選組モノなんか全く読んでないんだけど(というか歴史関係興味ナイ)、コレは読みたい!(この本、三谷も好きなんじゃなかろうか
147 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/09 12:09:53 ID:OyhUc0Z/
月明星きは完全に無視されてるね。大河より前の連載だけど
土方と龍馬が知り合いだったりとか、大河放送後の話だけど、
芹沢暗殺後に土方が責任とって切腹しそうになったり(近藤
に止められる)大河を意識してるとしか思えない漫画。
鈴木亨「新選組100話」中公文庫
新選組の主要隊士と新選組に関連した人物達を通して幕末を語っています。
この本で初めてツネさんの写真を見ました。
ツネさんについては容姿についてあれこれ書かれたものが多いけど
この本に載ってる幕末写真だと別に不器量には見えない。
150 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/11 00:33:18 ID:E7YkoMPW
池波正太郎「近藤勇白書」上下巻 講談社文庫
何故か近藤は局長ではなく総長と呼ばれている。
誰かの小説では隊長と呼ばれていた。
ここ数年の新しい作家の間では局長に統一されているが古いものだと
微妙に食い違いがあるのかも知れない。
「昭和を生きた新選組」
桑名中心の戊辰戦争的を舞台に(ry
さいとうたかを「血闘!新撰組」
芹沢時代から土方の戦死までを描いた漫画。
何気に「お花畑へまかり通る!」とか大河台詞があったりw
( `_>´) ほしゅ!
>>151 その漫画はひどかった
古臭いしオヤジ臭全開
菊池道人「新選組三番隊組長 斎藤一」(PHP文庫)
御陵衛士に間者として入ったことが後々まで悔やんでいる斎藤の姿がある。
そして会津で生まれ変わろうとする斎藤。やそとの出会い。斗南での苦労。時尾との結婚。
これを読む前に、中村彰彦「白虎隊」(文春新書)を読むと、会津のことがよくわかり
会津の子供達が「卑怯な振る舞いをしてはなりません」「ならぬことはならぬものです」と
掟を読み上げるのを聞く斎藤はかなり辛そうです。
155 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/13 10:01:23 ID:qHkMSEnm
>>11 「新選組の哲学」は昔読んだ。
土方は鼻くそを丸めて自分の引き出しに保存する趣味があり、
それは隊士の処分や新戦組の未来を考えながら、ほじられた
鼻くそだから簡単に捨てられない
どの短編も面白かったが、絶版は残念・・・
童門冬二「新選組の光と影 幕末を駆け抜けた男達」人物文庫
近藤勇、沖田総司、芹沢鴨、伊東甲子太郎、そして何故か河合のことまで書いてるのに
何故、土方歳三について書いてないのだ?
著者の他の本にさんざん書いてるから今更なのだろうか。
そういえば同じ童門冬二の「山南敬助」って絶版だよね?
読んでみたいな。読んだ方います?
>>157 以前山南スレに、図書館で借りて読んだ人の感想があったが…
桶(?)に放尿とか、組!のイメージとはまるで違うらしいw
159 :
157:04/11/15 15:05:58 ID:KWmLJGF9
>>158 レスありがとう。
そうなのか……それは逆に興味湧いたかも。
>154には悪いが、その本は>98と並んで「新選組を嫌いな新選組隊士」の話にしか見えなかった。
読みながらひたすら作者にムカついた。
この本の斎藤は格好いいとこなんてなかった。(自分には)
古賀志郎「大鳥圭介 土方歳三との出会いと別れ」彩流社
新選組の物語でもないし土方が主人公でもないが、戊辰戦争と箱舘戦争が舞台。
土方が宇都宮で負傷した足指は右足?左足?どの本読んでもはっきりとは書かれていない。
誰か知ってる人いますか?
>161 史実でも判ってなかったと思う<左右
が、最近出てきた史料とかあったら知らないので、自分も知りたい。
>>161 この本と秋山の「歳三往きてまた」と合わせて読んで
会津戊辰戦争の概要がようやくわかりかけた。
流山以降のマニアックな史実派土方ヲタにはカナーリよい本だ。
微妙にスレ違いだとは思うんだけど会津関連のおすすめ小説はありますか?
最近、司馬の「王城の護衛者」読んで面白いと思ったもんで。
165 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/19 00:45:03 ID:ZWZvxIBt
下がりすぎage
>>132 今丁度「真説新選組」読んでるところ。
山村竜也の文章って読みやすいですね。
文章っていえば童門冬二の新選組関連の本読んでると
まるで知り合いの話を心気安く書いてあるような錯覚にとらわれる。
>>164 会津関連というのとは違うかもしれないが、飯干晃一の『会津の小鉄』は
読みやすくて、娯楽小説としてはまあまあおもしろかった。
ただ、前半けっこうエロいシーンがあるのでお子様にはおすすめしない。
169 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/22 08:46:08 ID:iMiwd2nT
アブネ
170 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/22 23:17:08 ID:Oyz4WvYx
筒井康隆の甲陽鎮撫隊をテーマにした作品はがいしゅつ?
新選組のファンが読むと卒倒しそうだが、俺はわりと好き
>>170 噂で聞いたことある「わが名はイサミ」?
>>171 ごめん。
読んだのがかなり前なので題名が思い出せない。
>171-172
「わが名はイサミ」であってるよ。この間ブッコフでまとめ買いした中の一冊に入ってて吃驚した。
「これが噂の!」と…
俺も結構好きだが確かにコアなファンが読んだら怒りそうだなーと思った。
>170 結構好き。なんというか「もーしようがねーなー」って感じで。
筒井なら確かに「新選組モノ」で甲陽鎮部隊を好きそうというか、
筒井ナンセンス(?)にぴったりというか。
確かに「新選組の小説読みたいんだけど何かない?」
で一番にオススメする本ではないがw
175 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/26 19:23:48 ID:vlHqcFFF
ノノc ; `) ふぅ〜 あぶねぇ ほしゅage
177 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/27 03:00:17 ID:j2/Io5gc
>>176 著者の大石学氏は「最後の忠臣蔵」の時代考証の人と同じ人ですかね?
というか、新選組!の時代考証の人。
御用達なんだろうな。きっと。
>>167 小説じゃないんじゃないか?一応突っ込むが。
日本史板で、彼が歴史研究家よりも小説家のほうが向いているというのは
定説になっているが。
つーか、その本、持ってるけど激しく(゚听)イラネ
>>149 それ、結構昔のヤツなので、
いまの定説とは違ったものが多い。
それでも、全体のあらすじを知るのに、都合がいいのと
人単位で短く一遍となっているため、読みやすいのはたしか。
入門書としては悪くない。
ノノc `_>´) ほしゅ!
子母澤寛「逃げ水」
主役は高橋泥舟と新徴組なので、最初から最後まで新選組のお話ではないけど、
あちこちに新選組のエピが散らばってる。特に高橋の隠居の言葉を借りて、
子母澤本人の新選組や近藤に対する考えが語られているところは興味深い。
まゆげの仇討ちがどうなったのか知りたい人にもおすすめ。
やや色物系を。どれも文庫。
新選組探偵方 南原幹雄
沖田&島田コンビのミステリーもの。
絶版なので古本屋で見かけたらどぞ。
明治無頼伝 中村彰彦
時尾さんにラブラブな藤田五郎が主役。
会津〜西南戦争辺りまでの話し。
警視庁草紙 (上下) 山田風太郎
脇役で同じく藤田五郎が出てます。
これもどうも絶版らしいので古(ry
>>11 「新選組の哲学」自分のバイト先の古本屋にあった。
売れる前に買っておくか。
童門冬二氏『全一冊小説新撰組』
新撰組物初挑戦。組!もほぼ初心者(w
600ページ弱をほぼ一気読み。
文章も読みやすく、近藤&土方人物描写もなかなか良い。
時代を取り巻く状況も非常に解りやすい。
概ね面白かったんだけど、
読後は何かちょっともの足りなかった・・・かな。
油小路事件、山南切腹、局長斬首の描写は全くなし(事後説明のみ)。
「斎藤」の文字は1回しか出てこなかったような気が。
代わりに松原&山崎がしっかり描き込まれてたりします。
やぱ次はシバリョー??
>185 子母澤寛の中公文庫の三部作をとりあえず読んでおくといいとオモ。
キャラ立ちな感じで、聞き書きって面白いよ。
新選組余滴 by 小島資料館 は、もう廃刊なのかな。
今は豆本しかないのだろうか。
いずれ普通のサイズの本を買うと思って、京都の新選組!展で買わなかったのだが。
あと、松浦玲の新選組のなかで、近々小島さんが
近藤勇の全書簡を集めた本を出版すると言っていたが、まだ出てないよね。
あれからまた新ハッケンがあったっけ。
楽しみにしてるんだが・・・。
188 :
185:04/12/01 18:31:04 ID:xc8yE5a2
>186
アリガト-.
市立図書館にあるらしいから逝ってきたんだけど、
貸し出しokになってたのに姿が見えず。
シバリョーせんせの本も斎藤の本(
>>75)も以下同文。
どーなっとんじゃうちの図書館。
子母澤せんせとシバリョーせんせのは買います。
武田観柳斎がかっこよく描かれてる小説・漫画作品教えてください
…ないか?OTL
190 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/03 01:43:51 ID:SXNxsRLq
(∬ `) ほしゅage!
あえて言うなら無頼の武田は絵的には結構カコイイ方だと思うのだが…
自分だけ?
沖田総司には姉が二人いるって史実物読むと書いてあるんだけど
小説、漫画、映像、何でもいいけど
もう一人の姉きんの出てるの誰か知りませんか?
史実物を読むまでは沖田はみつと二人姉弟だと思ってました。
みつVSのぶVSおとめ
のお姉さん対決きぼう
みつとおとめは写真が残ってるがブサイコ
ルクースはのぶの圧勝だろう
伊東甲子太郎メインの小説とかってないですかね?
(・ (ェ) ・)保守♪
>>195 メインじゃないけど、
秋山香乃の「近藤勇」はクマ先生が細かく描かれてると思う。
おすすめ。
いかん、ホシュ!
>>196 ありがとうございます。
聞き覚えのある本なので割りとカンタンにに見付けられそうです。
199 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/07 23:56:22 ID:OjHU5+V4
>>20 「新選組日記」読んだ。
島田日記は情景が浮かんでくるようでかなり良い。
島田の中では土方ってメチャ格好いい存在だったんだなー。
ついでに200get
本スレでもたまに話題に上がる、
みなもと太郎の「冗談新選組」はおもしろいです。
今買えるものだと著者と三谷さんの対談も収録されてるので、
一見の価値有りです!
中村彰彦「新選組全史 幕末・京都編」「戊辰・箱舘編」の2巻
やっと昨夜読み終えました。
西南戦争の時、新選旅団というのがあったと初めてしった。
新撰組日記面白そうやね。
読んでみよう。
しかし、某所で人気の高いHやKがほとんど何も語ってないのは残念。
島田や永倉の方がホットだったのかね。
204 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/10 16:48:31 ID:7IUEZuB5
藤田家文書はどなたか読まれましたか?
205 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/10 19:32:47 ID:tDNqRUzs
原田左之助―新選組の快男児
っておもしろい?
>>204 あれは単なる短いメモじゃん。
書籍とかいう代物じゃないし。
しかも?みたいな記述がある。
207 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/11 03:58:44 ID:EoXoVQil
>>206 >藤田家文書はどなたか読まれましたか?
に対して
>あれは単なる短いメモじゃん。
アンチはなんでもありに因縁ふっかけてくるチンピラだな。
>>9の総司残英抄だが、立ち読みしてみたら以外に面白かった。
なんか総司がお兄ちゃんモード全開で、後輩の新人隊士たちと事件を解決していく短編集なんだけど、あとがき読むと・・・
不惑を超えてベテラン歴史小説家になってた作者と腐女子作家が対談するという恐るべき企画があって、そこで得た新たな読者層の存在からその手のニーズに合わせて書き上げたらしい。
・・・お兄ちゃんモード全開の総司にニーズがあったのか?
「燃えよ剣」読んだ。
結構、近藤の描き方容赦ないな。馬鹿っぽく描かれている。
大河のような土方との仲良しぶりが前提イメージだと、「燃えよ剣」
での二人のクールな関係に驚くかも。
>>209 燃えよ剣のイメージだった人が香取慎吾の大根あqwせdrftgyふじこlp;
211 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/11 14:11:37 ID:uIG/jZQe
伊東甲子太郎ら御陵衛士がかっこよくかかれている本ってないですか?
「ぐでん流剣士新選組藤堂平助」は伊東や御陵衛士が史実に近くかいて
あるらしいけど,絶版になってますよね?デジタル本にはなってますけど。
この本っておもしろいんでしょうか?
あと,藤堂平助主役の本って「新選組藤堂平助」と「ぐでん流新選組
藤堂平助」以外にあります?
ホシュ
最近のオススメは
松浦 玲の「新選組」(岩波新書)だな。
近藤が攘夷思想の転換とか詳しい。
あと「池田屋の一階は明るかった説」も書いてあるし。
史実系の本って読みにくいものが多いけど、これは読みやすかったな。
松浦玲の「新選組」(岩波新書)良かった。
割と新選組を突き放して書いた内容なのに、
なんかはしばしに「組!」を感じた。
結びの言葉が、「多摩はやがて自由民権の一大拠点となる」
ってのにも感動した。
松浦氏の本は読みやすい文章が好きです
同氏による「その後の海舟」をテーマにした『明治の海舟とアジア』は名著
久しく品切れで文庫化されてないのが残念
>>214 >>215 ナカーマ
実はこの本は、うちの大学の歴史の教授に勧められて読んだ。
この教授から聞いたんだけど、近藤と土方が黒船を見に行くシーンは
「絶対やめてくれ!」とドラマの歴史検証に加わった教授たちが言ったのに
三谷が「これははずせない」と言ったらしい。
こないだ1話から見かえして思ったよ。
あの黒船のシーンは必要なのだと。
三話で橋本左内や龍馬と時勢を語りあうもちんぷんかんぷんな
青い青すぎる近藤にとって、「一介の道場主で終わりたくない」
という思いの原点は、あの黒船を見た衝撃だったのではないかと思ったりして。
松浦さんの勝海舟や氷川清話もオススメ。
史料の批判が十分で、つじつまがあってる。
突き放していながらも、どことなく愛情がある気がするのも新選組と同じだな。
218 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/12 23:27:13 ID:anCom344
>>213=
>>217 >最近のオススメは
全然最近じゃねーじゃねーか。
せめてどのへんがお奨めなのかくらい書けよ。
>近藤が攘夷思想の転換とか詳しい。
>あと「池田屋の一階は明るかった説」も書いてあるし。
目新しくないし。
>>218 「最近、俺が読んだ」ってことなんだけど。
本スレを、IDでソートかけてみりゃわかることなんじゃね?w
222 :
215:04/12/13 00:06:11 ID:iXVhia8g
少なくとも
>>215は別人ですが、何か?
大河見てて「このあたり松浦氏の本がネタ本じゃ…」って思ったことが
何回かあった。松本良順が近藤に語る列強の話とか。
近藤の書簡にある「天狗=水戸天狗党」説はこの人の知見らしいけど
いろいろ議論があるみたいね。
223 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/13 01:29:41 ID:G8ppWrbA
>>218 「俺が読んだ」を後付けはいいとして、どの辺りがお奨め?
>>220 あなただけじゃない。
過疎スレに降って湧いたトリプでレスしてハゲドー連発な自作自演
◆hCW9Eq1RsE
>>222 >何か?
知るかよ、チャンコロ
224 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/13 01:33:03 ID:G8ppWrbA
>>222 >近藤の書簡にある「天狗=水戸天狗党」説はこの人の知見らしいけど
>いろいろ議論があるみたいね。
近藤の書簡と議論ってのくわしくね
225 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/13 01:35:17 ID:eLrIrA4D
226 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/13 01:38:05 ID:G8ppWrbA
>>225 捨てセリフ乙wwwwwwwwwwwwww
今日はやけに伸びるな。
番組終了したからか?
「◆hCW9Eq1RsE」ググルと漫画とかのコテっぽいな。
どっから紛れ込んだろう
なんで書籍スレまで荒れるんだ?
松浦センセに卒業単位もらえなかった人ですか?
>>230 見覚えあるトリップだと思ったらマターリ実況スレで毎回ウンチク垂れてた人だ
新撰組顛末記って面白いですか?
(・ ∀ ・) ホシュラシュシュシュ ♪
>>234 自分は好きだよ>顛末記
とりあえず読んでみい
三好徹の「土方歳三 戦死の賦」を今読んでる。
同著者の「沖田総司 六月は赤い薔薇」とリンクしてるんだな。
総司が惚れる労咳の女の設定が同じだった。
よく同じ著者の本で舞台が同じでもまったくバラバラってのもたまにあるから。
池波正太郎の新選組ものもちゃんとリンクしてる感じだし。
池波の「色」って短編はどこかで読めるんだろうか。
↑
間違えた。
「六月は赤い薔薇」=×
「六月は真紅の薔薇」=◯
>>237 新潮文庫 池波正太郎「上意討ち」に収録されてます。
>237 読んだ。「沖田〜」より「土方〜」のが、自分には面白かった。
組!みてしまうと、どうしても沖田の「僕」に馴染めなかったw
幕末の時代にも僕と、高杉晋作が〜ってそら
長州のぼんぼんの上士で海外経験アリのエリートじゃねぇかw
多摩の沖田が使うかい、と。
ノノノ `) ほしゅしておく
『激録新撰組』は「何じゃ、こりゃ〜」な内容(特に表紙)だけど
最終巻が維新後で斎藤、永倉を中心に井上泰助の死まで描かれていて
なかなか面白かった。
244 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/19 23:01:08 ID:Iqjx9fVm
age
今、私の手元にあるのは「新選組戦場日記」・・・紛らわしいなあ。
今読みかけてる本は
木村幸比古「史伝 土方歳三」学研M文庫
表紙は修正された方の写真の土方さんです。
修正した写真見てファンになりますた
>246 土方って何?レベルの時に読んだ。入門編としてもよかったと思う。
近藤も沖田も(!見た今では源さんも)いない土方に泣けた。
新選組とは違うんですが、桂小五郎(木戸孝允)関連の書籍をネット検索してみたところ、
腐女子の自作小説ばかりが見つかる。
ようやく見つけた「醒めた炎」なる書は、やたら分厚いは、話があちこち飛ぶはで読みずらし。
>腐女子の自作小説
をここに晒すのはお門違いだと思わない
>>249……('A`)
「腐女子」に過剰反応して、よく読まないでレスしたっぽい
>>250……('A`)
253 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
早乙女貢「新選組 原田左之助 残映」人物文庫
今読み終えた。
新選組で活躍する場面はまったくなく、他の隊士達と関わる場面もほんの少しだけで
彰義隊が上野で敗れた後も死なず、架空の人物達が多く出てくる。
しかもこの本では沖田は一服盛られた疑いが・・・。
物語としてはそれなりに面白かったけど、この左之助は妻子の安否を気遣う様子もなく
それだけが残念だ。
ちょっとsgeます。