【地デジ】新選組!ネタバレ専用スレ 15【スタパ】
今頃ですが25話の台本バレ。すんごい変更多いっす。
1 壬生寺の近藤土方のシーン、冒頭と後半カット。
勇と歳三が話しながらやって来る。
歳三:江戸を出る時、あんた言ったよな。京に上って、ご公儀の
恩に報いたいって。……こっちに来て何をやった。かっちゃん
はこれで満足なのか。
勇:……(反論できない)
歳三:俺たちが、桂や、あんたの大好きな坂本と肩を並べるには、
もっと浪士組が力をつけるしかないんだ。ただの浪士の集まり
と言われねえようにするしかねえんだよ。そしていいか、そう
なった時に、浪士組のてっぺんに芹沢たちがいたら、まとまる
もんもまとまらねえんだ。
勇:……(言わんとしていることは分かる)
歳三:所詮、自分のことしか考えてねえ奴らだ。腹の中にあるの
は、金と女だ。
(中略)
ふと見ると、総司が門から入ってくる。
木刀を持っている。剣術の自首稽古の帰り。
顔中、痣だらけである。
総司:近藤さん、帰ってたんだ。
勇:……それは?(顔を指す)
総司:酔っ払って、階段から落ちちゃって。恥ずかしいから、
あんまり見ないで下さい。……ちょっと汗流して来ます。
総司、そのまま、気まずそうに去っていく。
勇:(歳三を見る)
歳三:本人はああ言ってるが、たぶん嘘だ。
勇:誰に殴られた。
歳三:知らん。
勇:……(総司を見送る)
歳三:かっちゃん、俺は芹沢を斬るぜ。
勇:邪魔な者を力ずくで退けて、それで、皆が付いてくると思う
のか。
歳三:付いて来ねえよ、普通はな。
勇:……(だったら)。
歳三:(きっぱりと)あんたが局長なら付いてくる。
2 5人謀議、「総司と平助は?」に答える山南の説明カット。
「彼らはまだ若すぎます。斎藤君には加わって欲しいところです
が、あの人は義理堅い。芹沢さんには恩を感じているようなので、
省きました」
土方の「総大将は残ってもらう」の続き、
勇:そうはいかん。
山南:近藤さんが自ら手を汚すことはありません。
歳三:局長に宴の席を抜けられては困るしな。
左之助:俺たちに任せとけって。
勇:……
源三郎:芹沢さんの取り巻きはどうされるんです。
歳三:まとめて死んでもらう。
源三郎:平間さんは助けてやってもらえませんか。あの人は、
気のいい奴なんです。芹沢さんに無理矢理誘われてここまで
来ただけで。
左之助:相撲取った仲だもんな。
歳三:(冷たく)駄目だ。
山南:浪士組を脱けてくれれば、それでよいのではないですか。
無理に命まで奪うことは(ないと思うが)。
歳三:下手に情けを掛けて生かしておけば、いずれはこっちが
命を狙われる。
山南:……(不本意)
歳三:(人々に、特に勇に向かって)断っておくが、これは
単なる仲間同士の諍いではない。俺たちの手で、新しい浪士組
を作る。これはその手始め。これから先、ご公儀の恩に報いる
ことが出来るかどうかは、すべてはこの一番に掛かっている。
そう思ってくれ。
3 飲み屋の鴨梅は、台本ではこのシーンの後。
4 嵐山へ出かける鴨の話、土方の「あの女」は台本では「お梅」
5 八木家の台所でおにぎりを握る梅。唖然と見ている雅、房吉。
梅、我が物顔で「中身、他に何かおへんの」、昆布があると聞く
と「ええやないの、梅干しばっかりやったら楽しゅうないから」
「私は手がこうやろ!」(ご飯粒だらけ)と房吉をパシらせる。
6 八木家の庭。素振りをしながら新見の最期を回想する山南。
そこへ平助と野口が来る。平助「先ほどの手配の件なんですが、
野口と一緒にやってもよろしいですか」人数も多いことだし、
一人では目が行き届かないからと。
山南「君らは仲がいいんだな。いいでしょう。二人でやってみな
さい」「ありがとうございます」「頑張ります」
7 出かける準備をする鴨梅。新見のことがあり、切腹したくない
からと同行を渋る平山、平間。法度がなんだと言う鴨、
「ええんやない、行きとうない人は残ったら」と流す梅。
8 土方沖田の「芹沢さんは私が斬る」は、台本では鴨一行が
出かけた後。
9 命名紙を渡した容保、「持ち帰って、芹沢たちと相談せよ。
気に入らなければ、また考える。(と、にっこり)」
10 宴会の裏で甲斐甲斐しく気を配る平助と野口の会話、カット。
11 廊下の近藤芹沢、「聞きたかねえな」の後、一部カット。
芹沢「お前さんは、どこまでお人好しなんだ。甘すぎるぜ、
近藤さん。そんな柔な男じゃ、いつになったって侍なんかにゃ
なれねえぞ。ましてや、人の上に立つなんざ……」
12 原田が沖田に絡み酒。傷を触って「痛いだろ、まだ」「やめて
下さい」。隣の斎藤、山南を見ると、山南は杯を顔に近づける
だけで決して口をつけようとしない。斎藤、不審。
後のシーン、原田、沖田が席を立っていく姿は台本になし。
近藤・源さんの「俺は鬼になった」は廊下ではなく広間。
13 この晩の原田の得物は槍ではなく刀。
近藤の斎藤制止の後、山南「一刻の猶予も〜」は台本になし。
14 沖田、ひでへの「早く部屋へ戻れ!」の言葉は台本になし。
15 以降の暗殺シーンは演出優先なのか?適宜変更あり。
最初の布団グサッは台本になし。
原田は刀なので、槍を投げたり平山の死体に足をかけて抜く
動作もない。山南に「先生」と語るところのト書きは「それは
いつものお茶目な左之助ではなかった。」
沖田のザル投げ、鴨居に刀が刺さるのも台本になし。
一人じっと見つめる為三郎も台本になし。
16 台本にはひょうたんが(最初に投げる動作も)存在しない。
激しい立ち回りの末、遂に、総司の件が芹沢の腕を斬った。
だがそれでもひるまず、芹沢は猛然と総司に襲い掛かる。
総司は、刀ごと芹沢に飛び込んでいく。
胸を突かれる芹沢。
瀕死の芹沢、それでもまだ立っている。
歳三がそこにさらに斬りつける。
必死に応戦する芹沢だが、既に力が入らない。
それでもなお、総司に体ごとぶつかっていく芹沢。
総司、さらに芹沢を斬る。
芹沢、総司に圧し掛かるように倒れ込む。
芹沢:(総司ににやりと笑いかける)
総司:……
倒れる芹沢。
梅が沖田の腕の中で死ぬのは台本になし(沖田の刀で首を
突き、その場に倒れ込む。沖田は立ち尽くす)
踏まれる折り鶴、笄の小細工は台本になし。
動けない沖田を原田が強引に引っ張っていく。
17 その後の八木邸の顛末、5シーンほどばっさりカット。
戻ってきた永倉・島田・松原、惨状を発見して唖然。
島田に「賊は?」と詰め寄られ、顔を見ていないと答えるひで。
放心状態の雅を解放してあげる松原。
そこへ何食わぬ顔で戻る土方たち。
原田「なんだこりゃ」土方「どうした、何があった!」
■八木邸・ひでたちの寝所
総司に駆け寄るひで。
総司:(ひでを抱きしめてやる)
ひで:(総司の胸の中で震える)
鴨梅の遺体に手を合わせる永倉。土方、永倉に聞こえるように
「長州の奴ら、ひでえことしやがる」