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名無しさんといっしょ:
プロジェクトXでは番組の作り方がちょっと気にくわなくて
あんまり見てなかったんですが。
此の板をみてH-2の回拝見致しました。
あくまで人間ドラマ、文系ドキュメンタリーと言う事
は判ります。私個人の好みは同じく「電子立国日本の自叙伝」
だって今まで判らなかった事を簡単に判りやすく実写と現物
当事者の証言で伝えてくれたんですから。
別に理系技術解説番組にして欲しい訳じゃ無いんですが
例えば番組の最後、エンディングの部分で3〜5分程度
日本のロケットが何故あんなに長い努力をせねばならなかったのか
彼らは何を追い求めていたのか。
日本の打ち上げ場は立ち入り禁止区域が3キロしか取れず
従ってロケット本体の高さ制限が有り大型化が難しい事。
その為アリアンやタイタンが4、500t〜以上の大型である
のにH-2の場合、280tで同じ能力
(静止衛星軌道への当社能力2t)
(ロケットは大型なものの方が実現が容易だというのに)
を要求されそれに挑戦する者がいたということ。
(数字についてはうろ覚え、流れを捉えてくださいフォロー希望)
そしてそれが可能であるならば当然打ち上げ価格が安価で
国際競争力で一躍先頭に躍り出る程の成果が出せる事を
狙ったまるでオリックスがナリーグ西地区に編入されて
ワールドシリーズで勝つ事を狙う様な挑戦でした。