448 :
批判要望板からのコピぺです。:
転送量問題で閉鎖危機の2ch
この問題解決のためにUNIX板住人が立ち上がった!
次回プロジェクトX「read.cgiを書き換えろ!」
ご期待ください。
エーックス・・・
日本最大の巨大掲示板があった。
しかし、その転送量は既に限界を超えていた。
この事態に対し立ち上がった男たちの物語である。
♪すなのなかのすーばるー
「困難を極めるコーディング」
♪ほしのなかのぎんがー
「天才プログラマと呼ばれた男達」
♪みんなどこへいったー
「素人、夏厨の妨害」
「無知がゆえの過ち」
♪ちじょうにあるほしをーひとはおぼえーていない
「内部に沸き起こる確執」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(クボジュン)
今夜のプロジェクトXは2chを救ったUNIX板住人たちの物語です。
>>448 UNIX板住人は馬鹿にされてたらしいよ。
450 :
名無しさんといっしょ:2001/08/26(日) 07:35
>>449 エーックス・・・
2ちゃんねるにひっそりと存在する板があった。
サーバー専用OS・UNIX板であった。
だが、そのOSは、誕生して20年以上も経っていた。
「INAX。INAX」と揶揄されたこともあった。
だが、ひとつだけ確固たる信念を持っていた。
「インターネットは、UNIXが土台を作った世界」だと。
これは、そんな彼らの信念が呼んだ奇跡の物語である。
♪すなのなかのすーばるー
「困難を極めるコーディング」
♪ほしのなかのぎんがー
「天才プログラマと呼ばれた男達」
♪みんなどこへいったー
「素人、夏厨の妨害」
「無知がゆえの過ち」
♪ちじょうにあるほしをーひとはおぼえーていない
「内部に沸き起こる確執」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(クボジュン)
今夜のプロジェクトXは2chを救ったUNIX板住人たちの物語です。
歌詞が全然違うのが気になる・・・
452 :
ななし:2001/08/26(日) 17:44
一人の名無しのプログラマーが言った。
「確かに付け焼刃かもしれない。しかし、俺達は5日間後も2chを存続させれば
良いのだ。5年後、10年後のことはプログラマー板の奴らに任せようじゃないか。
奴らを信用しようじゃないか。」
静まり返った。プログラマー達の中から声が上がった。
「賛成。」 瞬く間にこの声は、プログラマー、いや住人達の間に広がっていった。
「よし!付け焼刃でも良い、急場しのぎでも良い。まずは目の前のプログラムを完成
させようじゃないか。」
みんなの目に光が、戻った。迷っているものはいなくなった。しばらくしてLast-Mo
difiedとIf-Modified-Since対応版が完成した。
続いてread.cgi 5.01、read4-blank.c.2がpiza2 に入り着々と改良されていった。
テストは良好だった。再び希望のともし火が赤々と燃え出した。
した。
ネタスレにこういう意見はアレかもしれないけど、
Unix板に敬意を払うのなら、「サーバ」「プログラマ」という
表記の方がいいと思う。
彼らは、決して、伸ばさなかった。
454 :
名無しさんといっしょ:2001/08/26(日) 23:55
一応あげときます。
455 :
437:01/08/27 05:29 ID:3KYHGGoM
( ̄ ̄< / ̄>
\ ヽ / /ソ
プ ロ ジ ェ ク ト\ ヽ P r o j e c t uniX板
─────────────────────
開発者たち /|_/ /\Programers
| / \ 丶
\/ \__ノ
「read.cgiを書き換えろ!」
エーックス・・・
日本最大の巨大掲示板があった。
しかし、その巨大さ故に転送量は既に限界を超えていた。
迫り来る閉鎖の危機。次々と停止して行く板……
立ちはだかる「現実」という難敵。残された時間はあまりに少ない。
誰もが2chの終焉を覚悟した。
だが、常なら注目を浴びる事の無かった板達があった…
UNIX、LINUX、プログラマ……彼らがこの困難に、立った。
これは、2ch史上最も困難な事態に対し立ち上がった男たちの物語である。
♪かぜのなかのすーばるー♪
「 巨大匿名掲示板・2ちゃんねる」
♪すなのなかのぎんがー♪
「そこに訪れた未曾有の危機」
♪みんなどこへいったー♪
「転送量の巨大な壁」
♪みおくーられることもなくー♪
「押し寄せる閉鎖の危機」
♪そうげんのぺがさーすー♪
「飛び交う噂・・・」
♪まちかどのびーなーすー♪
「次々と落ちてゆく板」
♪みんなどこへいったー♪
「悲嘆に暮れる住人達」
♪みまもーられることもーなくー♪
「立ち上がるUNIX板住人」
「LINUX、プログラマ…2chの総力が結集」
♪ちじょうにあるほしを、だれもおぼえていない♪
「『目標1/3』。困難な命題。限られた時間」
♪ひとはそらばかりみーてるー♪
「錯綜する情報、荒らしの妨害」
「逆襲する2chハッカー、復活の削除人」
♪つぅばーめよーたかぁいそぉらかぁらー♪
「倒れ行く板…2ch総力戦」
「UNIX板に集結する職人達」
♪おしぃえーてーよーちじょーのほしをー♪
「ついに出来上がるプログラム」
「不具合との戦い。勝ち取ったささやかな勝利」
♪つぅばーめよーちじょうのほしはー♪
「想いはプログラム板へ…戦いは続く…」
♪いまぁどーこーにーあるのーだーろー♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(クボジュン)
2夜に渡ってお送りするプロジェクトX特別企画「2chを救った技術者達」
今夜は2ch8/25危機を救ったUNIX板住人たちの物語です。
458 :
名無しさんといっしょ:01/08/27 23:21 ID:BxYyP2YE
>>456 まだ危機は回避できていないぞ。きちんとリサーチしろ。
459 :
プロジェクト2ちゃん:01/08/27 23:50 ID:zkI6SBew
前から書きたいねたがあるんだけど・・・
バキュームカーなんだけど・・・
駄目かな?ギャグ無しで書こうと思ってるんだが・・・・
>>459 いいんじゃないのかな。地上の星という感じがして。
でも、バキュームカーは今はほとんど使われていないから
プロジェクトXでは取り上げられることはないだろうな。
コンドームなんてどう?
日本人の平均的なちんこの大きさを調べるのに
苦悩する技術者たち。
プロジェクトが暗礁に乗り上げたとき
女子社員たちが立ち上がった。
試作品を手にした技術者たちの
ちんこも立ち上がった。
463 :
456:01/08/28 11:44 ID:YJKnkbFE
>>458 未だ救われておらず、やはり危機にあるのは承知しています。
あくまで「絶望の中から希望を繋ぐ僅かな時間を稼ぎ出した技術者達」の話と言う事で。
今進行中のプログラム板、UNIX板連合開発が成功すれば「第2夜」になるのです(苦笑)
464 :
一応ラストもこんな感じで:01/08/28 14:17 ID:CIHCGl2U
<BGM:ヘッドライト・テールライト>
夜が明けようとしていた。
今夜行われた戦いを知らない者は、単に復旧されたと考え、日常の書き込みを始める。
不具合を訴える者…変更に怒る者…強制IDに戸惑う者・・・
全てが今まで通りではないが、日常は保たれたのだ。
多くの人は知らないままかもしれない。この板で行われた戦いの記録を。
だが、それでもいい。
自分達は「2ちゃんねらー」として、また、一人の技術者としての誇りの為に戦ったのだから。
無論、問題が解決したわけではない。転送量削減は充分ではなく、今回作り上げたものにも
まだ問題は多い。根本的な解決の糸口も未だ見えない。
復活したプログラム板での戦いは続いている。UNIX板での戦いもまだ続くだろう。
それでも、技術者達は暫しの休息に入っていた…
戦い疲れた身体を休める時間を、彼らは自らの手で、勝ち取ったのだから。
「2ch崩壊」。その最悪の結果を覆し、希望の灯を灯し続ける事には成功した。
「名も無き」技術者達の結集。素性も、顔すらも知らぬ仲間との共同作業。
明日その仲間とすれ違ったとしてもお互い気づく事も無い。
無論名誉も、報酬も無い。
そこにあるのは「誇り」だけ。
普通に考えれば非常識の極みかもしれない。
昨日までの自分なら、「そんな事は無理だ」と笑ったかもしれない。
だが、この10時間に及ぶ戦い、彼らは集い、力を、知識を合わせ、戦えたのだ。
今日のこの結束があれば、2chを救う事は夢物語ではない。
「次が正念場だ」
希望を繋いだ達成感と、明日からの戦いを心に浮かべながら、彼らはそれぞれの休息を過ごす……
…………
中身は誰か書いてくれないかなぁ(苦笑)
466 :
一応:01/08/29 00:25 ID:uDeEvSlU
>>456を引き継いで最初の方を書いてみた。
ただ、「俺の方が余裕でうまいからお前は消えなよ」ということだったら、
遠慮無くシカトしてちょうだい。
巨大匿名掲示板・2ちゃんねる。
変わらぬ喧騒の中、ひっそりとたたずむ板が、そこにあった。
Unix板。
ほとんどの2ちゃんねらは一度も訪れることなく終わってしまう、
こじんまりとした、板であった。
静かなUnix板の住人たちは、それぞれの世界を、尊重していた。
彼らは、無駄な口論を、嫌った。そして何よりも自分たちの世界に、
静かな誇りを持っていた。
日々、黙々と修練を、積んだ。
2001年8月25日。
朝。
Unix板に一報が入った。
2ちゃんねるの、危機であった。
彼らは、静かに、それを目にした。
467 :
466:01/08/29 00:26 ID:uDeEvSlU
トラフィック。
今回の問題であった。
すでに、2ちゃんねるのサーバを設置していたBIG-Serverの許容範囲を
はるかに上回る帯域幅が、2ちゃんねらたちによって食い潰されていた。
月700万という膨大な管理費、そして、BIG-Serverからの、通告。
管理者は規模の縮小、そして、閉鎖すら、覚悟をした。
危機は、それぞれの板に、伝わった。
「またかよ。ネタ?」と思う者もいた。
「なんということだ。」途方に暮れる者も、いた。
様々な思惑が交錯する裏で、危機は、一歩一歩近付いていた。
日が傾きかけ、閉鎖はいよいよ現実味を帯び始めた。
自分たちの居場所が、消えていく。
2ちゃんねらたちは、皆、下を、向いた。
様々な噂が流れた。
悲しみに満ちた文章が、板を埋めていった。
終わりの時は、近かった。
万が一お許しがでたらもう少しうpする。
じゃ、おやすみなさい。
468 :
名無しさんといっしょ:01/08/29 02:02 ID:b1Dmc3d2
469 :
:01/08/29 02:23 ID:BFSyRNXI
>>461-462
あまりのバカバカしさに不覚にも藁てしまった
>467
閉鎖の憂き目に遭う前に続きが読みたい。
ここがもし万が一なくなってしまっても読みたい・・・!
>>466 後を受けてくれて感謝!
で、折角書いていただいたのに推敲入れて申し訳無いですが…
過去、UNIX板は決して仲が良かったわけではなく、
荒らしとかは少なかったけど煽り合いは多かった。
だから
>静かなUnix板の住人たちは、それぞれの世界を、尊重していた。
>技術屋として日頃から討論を闘わせ、時には感情論をぶつけ合う事もあった。
>それぞれが技術屋としての誇りを持ちながら、
>日々、黙々と修練を積んでいた。
あとは
>>467後半部つけたしです。よければ使ってください。
一部板では既に閉鎖が始まっていた。危機はもはや疑い様もない。
各所で議論が始まり、有料化、分散など様々な案は出た。しかしどの案にも危急を救う決め手は無い。
目前に迫る破局の前に出来る事…転送量の圧縮。
プログラムの改善。以前から増え続ける容量に対して様々な対応案が出されてきた。
だが、今回はあまりに時間が無い。最善と思われる手段を探し、検討し、コードを書き、
検証・修正を行う…作業量はあまりに膨大だ。
だが、諦めなかった男達がいた。彼ら有志は各所で議論を行う中、自然と一つの板に集まっていった。
「UNIX板」…通常は全く目立つ事の無かった技術系の板の一つ。
この板が2chの存続を懸けた技術者達の戦いの舞台になる事は、この時、誰も想像しなかった。
続き、楽しみにしてます!頑張ってください。
朝、ちょっとここ見るのが怖かったのですが(藁
正直、嬉しいです。
今、なんとか書いてます。職場で(゚д゚)ドウセマドギワ ウマー
そうですね、いくらか衝突もあったようですね(Linux板の派生など)。
というわけで
>>471さんのと置き換えたほうが俺も(・∀・)イイ!!と思います。
>>471を取り込みつつ、うpしようと思った俺の駄文を修正しました。
Webサーバソフトウェアの管理上の問題がはっきりする直前までです。
一部の板では既に閉鎖が始まっていた。
危機はもはや疑い様も無かった。
2ちゃんねらたちには、なす術は無かった。
消え行く板を、ただ、見つめるだけだった。
「次は、ここか。」
2ちゃんねるの無い明日からの毎日。
想像がつかない。
誰もが、突然の閉鎖という事実を悟り、沈んだ。
別れの言葉でさまざまな板が埋め尽くされる中、
静かに燃える板が、あった。
2ちゃんねらたちは、知らなかった。
日本のネットワークを支える男たちの棲む板を、知らなかった。
UNIX板。
その板の住人は、静かにこう言った。
「掲示板を、変えよう。」
各所で議論が始まり、有料化、分散など様々な案は出ていた。
しかしどの案にも危急を救う決め手は、無かった。
目前に迫る破局の前に出来る事。
転送量を減らすことであった。
目標は、1/3。
掲示板プログラムの改良が、必要だった。
プログラムは、Cで組まれていた。
男たちは、名乗りをあげた。
その中にPerlerが、いた。
Cは本業ではなく、その名の通りPerlを使う、男だった。
彼は言った。
「最終更新の日時を見て、差分だけを転送させるようにしよう。
そしてデータは、圧縮する。」
(内容を平たく改変済み。元ネタは「2ch閉鎖の危機なんだと」より。)
プログラムの改良には、ソースコードが必要だった。
コンピュータで動くプログラムの設計図。
管理者は、すぐさま決断した。
公開。
Unix板の住人たちは思った。
「コマは、揃った。」
間違いは遠慮なく突っ込んでください。
今Apacheについて調査中です(藁
こうやって読み直すと「静かに」が多いな…文章下手だな…(鬱
まぁいいか、逝ってきます。
♪語り継ぐ人もなく 吹きすさぶ風の中へ・・・
♪紛れ散らばる星の名は忘れられても・・・
それから五ヶ月後、Unix板の技術者達が奇跡的につなぎ止めた2chも、
静かに、そして確実に閉鎖への道を辿っていった。
ニュース速報板が消えた。
ラウンジ板が消えた。
批判要望板が消えた・・・。
また再び再開されるだろうと安直に考える者も居た。
再びunix板への期待もされた。
しかし、閉鎖への波はどんな技術をも打ち返す事は出来なかった。
それは解決すれば済むことでは無く、サーバの転送量ももはや関係無かった。
形あるものはいつかは無くなるものだという事を彼らは悟った。
平成13年12月、唯一つ残っていたモナー板が消えた・・・。
煽りもあった。争いもあった。そして許されぬ犯罪もあった・・・。
しかし、確かにそこには、自分の心そのままを語り合える
仲間達が存在していた。
彼らは、またどこかで再会する事を誓い合い、去った。
幾多もの伝説と、仲間達との思い出を残して、
ひとつの時代は終わった・・・。
♪ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない
♪ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない
『名も知らぬ仲間達との黄金の日々〜2ch、その栄光と奇跡〜』
( ̄ ̄< / ̄>
\ ヽ / /ソ
プ ロ ジ ェ ク ト\ ヽ P r o j e c t X
─────────────────────
挑戦者たち /|_/ /\Challengers
| / \ 丶
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♪語り継ぐ人もなく 吹きすさぶ風の中へ・・・
♪紛れ散らばる星の名は忘れられても・・・
それから五ヶ月後、Unix板の技術者達が奇跡的につなぎ止めた2chも、
静かに、そして確実に閉鎖への道を辿っていった。
ニュース速報板が消えた。
ラウンジ板が消えた。
批判要望板が消えた・・・。
また再び再開されるだろうと安直に考える者も居た。
再びunix板への期待もされた。
しかし、閉鎖への波は、どんな技術をも打ち返す事は出来なかった。
それは、解決すれば済むことでは無く、サーバの転送量ももはや関係無かった。
形あるものはいつかは無くなるものだという事を、彼らは悟った。
平成13年12月、唯一つ残っていたモナー板が消えた・・・。
煽りもあった。争いもあった。そして許されぬ犯罪もあった・・・。
しかし、確かにそこには、自分の心そのままを語り合える
仲間達が存在していた。
彼らは、またどこかで再会する事を誓い合い、去った。
幾多もの伝説と、仲間達との思い出を残して、
ひとつの時代は終わった・・・。
♪ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない・・・
♪ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない・・・
『名も知らぬ仲間達との黄金の日々〜2ch、その栄光と奇跡〜』
479 :
ななし:01/08/29 20:57 ID:ZzPMSA8Y
最後にあげとく
おーい
これからってとこだったのにいきなり終わらすなよー
>>477 閉鎖する前に「コマは、そろった」の続きガソバレ
481 :
名無しさんといっしょ:01/08/29 22:19 ID:UneXvtfs
号泣…
昨日の放送がかぶった。
482 :
あれま:01/08/29 23:08 ID:R0GxzFIE
483 :
473:01/08/30 12:17 ID:SdDse4fA
「Last-Modified」は、どうやら最終更新日時を見て、変わっていないようなら
「304 Not Modified」っていうメッセージを返すことで、転送をしないように
するためのヘッダのようです。というわけで、
>>474は
> 「最終更新の日時を見て、差分だけを転送させるようにしよう。
ではなく、
> 「最終更新の日時を見て、変わっていないならユーザにキャッシュを
> 使わせるようにしよう
に修正ですね。というわけで続きです。
掲示板の最終更新を調べ、ブラウザが前回閲覧した時間と同じようなら
サーバからデータを送信しない。
この仕組みをまずは取るべきだという意見が出た。
Perlerは考えていた。
「連続リロードが負荷の大部分を占めているようなら劇的に効果がある。」
今までは、まったく同じデータであってもユーザに毎回送信されていた。
Unix板の男たちは、ここに、目をつけたのだった。
無駄は、きっと無くせる。
もう一つ、必要な技術があった。
データの圧縮。
これさえやれば、格段に回線への負担は軽くなる。
しかし管理人は、ポツリとこう書いた。
「Apacheは、変えられない。」
(ApacheはWebサーバソフトウェア。大体の人はアパッチと読むそうです。)
Apacheをデータの圧縮に対応させれば、そのサーバから送り出される
データは圧縮され、送信量の節減につながるはずだった。
しかし、それはできなかった。
BIG-Server側の制限であった。
辛いはずの報せだった。
「そうか。それなら掲示板で対応だ。」
しかし男たちは、顔色一つ変える事もなく、掲示板プログラムの
改良で、その機能をも取り込んでしまうことにあっさり決めた。
Unix板の住人たちに宿る、確固たる信念。
「今、できることを、確実にやる。」
Unixの哲学であった。
日本最大の、掲示板改造が始まった。