●荒川の日の丸ウイニングランをカットしたNHK 7●

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398>>396つづき
 このエントリーが、その時なかなか明確な説明を行わない(行えない?)NHKに対して
不信感や疑問、そして苛立ちを募らせていた人たちを刺激してしまって
NHKへ向かうはずの批判や怒りが、一気にこの人へ向かってしまった。(花岡氏はタイミング悪かったね)

 花岡氏が更にまずかったと思うのは、この騒動を取り上げているサイトの中で「偏向!」だと断定していた
サイトを例にあげてこの騒動を締めくくろうとした為に、自身のブログやメルマガを通じてネットを利用する大多数の人に、
この騒動の事を「匿名をいい事にNHK叩きをしたい連中が証拠も無いのに騒ぎ立てている」と印象を付けてしまったこと。
(注意:本人が最初からそう思っていた(=勘違い)の可能性も十分あり)

 これ以降は、「永田みたいな事はやめろ」という書き込みに代表されるNHK偏向否定派が出てきて、
当初の発端となった「NHKは何でもっと感動できたのにあれを放送しなかったんだ」という抗議の裏にある部分の
「荒川選手のウイニングランの映像をちゃんと見たい」という要求が、物の見事に影に隠れてしまった。

たとえ花岡氏がその後10日かけて取材した通り(まだコメント欄で突っ込まれてるけど)に、
NHKの偏向説を否定できたとしても、「ウイニングラン映像を見たかった」という不満を持って
NHKを叩いていた人間にとっては、まだ問題が終結した事にはならない。

 結局、NHKがこの問題を完全に終結させたいのなら、あの時(国際信号が停止?してからインタビューになるまで)
見れなかった映像を、なんとかして放送してやればいいだけなんだよね。それが不可能なんだったら
何故出来ないのかというしっかりとしたソース(国際信号が停止していたのなら停止するまでの映像とか、
「中継進行表」や契約書の画像や、実況で言及できなかった理由など)をちゃんと明記して公式見解を出せばいいだけの事。
これは何を意味するかというと、未だにくすぶりつづけている偏向説(≠偏向!)の方も、ほぼ確実に否定できるという事。

とにかくこのまま何もせずに放っておくと、『 NHK受信料不払い運動に延々と利用され続けますよ。 』というお話しでした。
(たかじんの勝谷がいい例) 長文・駄文失礼致した。