672 :
名無しさんといっしょ:
最終話「誠」
「我らの誠……は正しくなかったのか……」近藤勇は瞳を閉じる。
剣が振り下ろされ、フェードアウト。
場面はかわり――松前城の一室。
机の前に座る永倉新八。
「報國記事」と白紙に筆を入れる。永倉の後姿。
永倉新八のナレーション
「近藤勇を筆頭とした新撰組はここで幕を閉じた」
「幕末の日本を駆け抜けた若き志士たち……」
「時代に迎えられながらも、疎まれし存在だった」
「だが誠を。信念を貫いた」
「その事を伝えるために私は筆をとることにする」
テーマソングが流れる。
<完>