20 :
名無しさんといっしょ:
NHKスペシャル制作チーフプロデューサー 山元 修治 殿
NHKスペシャル「奇跡の詩人」について
4月28日に放送された表題の番組についてですが、既に貴局がホームページで「4
月28日放送「奇跡の詩人」について」説明文を載せておられるとおり、「流奈くんの
本当の言葉なのか」という点について、重大な疑念がもたれております。
この度、コンピュータグラフックスを用いて、「私はたったこれだけしゃべるのでも
、呼吸が大変で身体のコントロールを失います。」という部分が再現されました。
以下のフラッシュをご覧ください。
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/9822/test.swf ご自身でやってみていただくと分かりますが、健常者であっても、放送されたスピー
ドで文字盤を指し示すことは困難です。これが、流奈くんのお母さんの言葉と放送され
た映像の間に違和感が生じる最大の原因だと考えられます。
数字で申し上げると、約15秒間で濁点、句読点を除いて45字です。つまり、1秒
間に3文字を指し示す必要があります。もし、このようなスピードで、その意に反して
流奈くんの手を動かしているとすると、児童虐待の疑いさえ生じます。
このシミュレーションの結果は、貴局のホームページに掲載された「信憑性を否定す
る事実はないと判断しました。」に反する新しい事実であると考えられます。
法律によって、受像機を所有する者は、貴協会と強制的に契約を求められ、その受信
料で運営される貴協会は、極めて公共性の高い機関であり、高度の説明責任を有するも
のと考えます。以上により、本番組の信憑性について再度の調査を強く求めます。
振り返れば、アキノ(夫)元フィリピン上院議員が射殺された際、撮影されたVTRに記
録された銃声音のタイミングが当局が発表した事実関係と異なることから、虚偽の発表
であることを指摘したのは、貴協会の先人達の偉業と記憶しています。先人達が築いた
信頼を失うことがないように、適切な対応をされることを希求します。
21 :
名無しさんといっしょ:03/11/28 13:43 ID:8/vB0P48
22 :
名無しさんといっしょ:03/11/28 13:45 ID:8/vB0P48
23 :
名無しさんといっしょ:03/11/28 13:46 ID:8/vB0P48
189 :神経内科医 :02/05/08 00:24 ID:n+vcW1fk
【日木流奈君に関する医学的考察 Part 1】
日木流奈君の現在の神経症状について
まず「私は呼吸が・・・」と話している流奈君の画像ですが,頚部,口唇,顔面にアテトーゼ様の動きとジストニア様姿勢が認められます.
左手は母親に強く握られているため詳しくはわかりませんが,指が過伸展(反り返っている)している状態が多く見られる一方,わずかに屈曲することもあり,これもジストニアあるいはアテトーゼである可能性が示唆されます.
話している15秒間で左手が文字盤から離れようとする動きが1回認められ,何らかの不随意運動が存在するか,ジストニア姿勢を母親が力で矯正しようとしている印象を受けました.
ジストニアというのは筋肉の持続的な収縮により,通常でない異常な姿勢をとることをいう医学用語です.
アテトーゼとは不随意運動(自分の意志と関係ない運動)のひとつで,主動筋とそれに拮抗する筋の両方の収縮によりおこるゆっくりとした不随意運動です.
私たちは,たとえば肘を曲げようとする時,肘の内側の筋は収縮し,外側の筋は伸展し肘が曲げられます.
しかしジストニアやアテトーゼがある患者では,肘を曲げる筋肉も伸ばす筋肉も収縮しているため,奇妙な動きや姿勢になり,正常な運動が妨げられます.
したがって流奈君は常時筋の緊張が高まっている状態が示唆され,このような場合文字板の指示といった細かい運動は難しいのではないかと思います.画像中のNHKの解説でも「流奈君の筋肉はこわばってる」と言っておりこのことを裏付けています.
また頚部,眼瞼,眼球にも不随意な運動が見られ,細かな作業をさらに困難にしています.
24 :
名無しさんといっしょ:03/11/28 13:48 ID:8/vB0P48
196 :神経内科医 :02/05/08 00:28 ID:n+vcW1fk
【日木流奈君に関する医学的考察 Part 2】
そこで疑惑の「文字盤指差し」の検討に入りたいとおもいます.
まず例の文字盤なのですが,B5版ほどの多大きさのものであり,これに50音表,数字,その他の文字が書いてあるとすると一文字の大きさは1.5cm四方ほどであり,PCのキーボードと変わらない大きさです.
これを,母親が話す早さ(一秒3文字)で正確に指で示すのは,健常者が練習したとしても容易ではありません.またそれを読みとり,よどみなく音声化する母親も常人技とは思えません.
このような細かく,正確さを要する運動を流奈君が可能とは私にはとても考えられません.
25 :
名無しさんといっしょ:03/11/28 13:49 ID:8/vB0P48
(つづき)
一方,母親の介助により流奈君の微細な手の動きが増幅されて,あのようなすばやい手の動きが可能である,との意見もあると思います.
まず,本人が自力で文字盤を指すことはできるが,筋力の不足や,動作緩慢のためゆっくりしか指示できないといった場合,介助者が力を貸すことで文字盤の早い指示が可能となることはあると思います.
ただしこのような場合でもその過程は複雑であり,@本人がある方向へ手を動かそうとする→A介助者がその小さな動きを感じ取り力を貸す→
B目標にあわせ,本人の手が減速あるいは反対に動く→C介助者がその動きを感じ取り反対方向に介助する→目標に到達するまで@〜Cの繰り返し,といった共同作業をしなければなりません.
こういった作業を15秒で45文字(1秒間に3回)という速度で行うのは不可能と考えます.次に,本人がそもそも四肢の動きのコントロールが出来ず,目標を正確に指し示す能力がない場合があります.
その場合,介助により手を「正しい方向へ」へ修正することは原理的に不可能です.私はpart 1に書いた理由により流奈君は後者であり「介助」自体が困難と思っています.
ちなみに流奈君の指示回数と言葉の数が一致しない事実についてNHKは,文字盤には常套句はすでに書かれているため,指示回数の節約が可能 としていますが,少なくとも「私は呼吸が・・・」の画像では「わたし」の部分しか節約できません.
次に母親の介助方法ですが,流奈君の左手首を屈曲した状態で,手背から手指を押さえつける形でがっしりと握っています.このような介助法では流奈君は手首や手指の間節を自由に動かすことが出来ず,細かな運動をさらに難しくしています.
また母親の手は流奈君の微細な動きを感じ取るにはしっかり握りすぎていると思います.
また流奈君は文字盤の方向を見ている時も,全く違う方向を見ている時も,眠っている要に見えるときも,文字の指示速度は全く変わりません.つまり視覚は流奈君の執筆にはあまり関与していないようです.
そこで「ブラインドタッチ」であるという議論が出てくるのですが,母親の文字盤を持った右手は @文字盤に垂直な方向の一秒に2〜3回のリズミカルな運動
A文字盤と垂直方向のランダムな運動が同時におなわれておりこの様な状態での「ブラインドタッチ」は当然不可能です.
26 :
名無しさんといっしょ:03/11/28 13:54 ID:8/vB0P48
370 :S :03/11/12 05:48
東京ドーマンの言い分、抜粋
・肢体不自由児が動かない手足を自由にコントロールすることは、集中すれば出来る。
・私達は、他への勧誘などの活動はしていない。
・あのFCは親子の会話なので事実です。
・ルナ君は指差し部に関しては脳障害じゃないかもしれないです。(信じられない発言でした。こ
れでPro?)
・3歳からの過程を見てきたのであのFCは本当です。
・講談社の帯はこちらに関係ありません。相手が勝手にやったことです。
・日木家のボランティアの存在は一切知りません。(番組でも説明があったが、あれは何?)
・ドーマンは放送に関わっていません。頼んだわけでもありません。あの家族とNHKが勝手に
やっていることです。
・奇跡じゃなく当たり前だから放送のタイトル(奇跡)に不満を持っている。
・ああいう映像では嘘だと思われてしまうのでNHKに抗議した。(NHK山元氏、トミオカ氏に)
・あの家族の文字盤のホームポジションという物は親子で文字盤を動かすことで成立している。
・ルナ君の力加減で文字の方向を決めている。
・NHKが信じられないと思うような映像で放送したことに迷惑している。
・喋る速さでFCする人は多い。
・私が最初から見ているので本当です。
・ドーマンに取り組むと救われるとは言っていない。信じた者だけがやればいい。
・FCでの親子のやり取りは心と心じゃなく、意思の力と、ボードと手を掴み母親がバーーーッと
やることで出来る。(母親がバーーーッとやれば出来るそうです)
・FCは経験が必要で、信じているだけじゃ出来ない。忍耐強く力加減を習得してやっていく物。
・FCは相手を信頼しているだけでは難しい。心の結びつきだけでは出来ない。
・FCは心の通じた恋人どうしでも友人同士でも出来ない。
27 :
名無しさんといっしょ:03/11/28 13:54 ID:8/vB0P48
371 :S :03/11/12 05:50
・FCは健常者でもしゃべれないようにすれば、必要だから出来るようになる。
・FCは歴史がある。速いスピードの人も多い。
・あのFCは非常に進んでいるので信じられないだけです。
・「信じなさい」とは言っていませんので宗教じゃないです。
・取り組む人は納得して頂いてからなので、以外の他の人にドーマンの説明はしていない。
・NHKの2段階法の説明は知らなかったです。(当事者が知らないのは納得出来ない)
・FCの中での手段は重要ではない。
・FCは私達の物でないので他で調べてください。
・FCとは腕を戻せない子供の腕を戻してやるという補助をすることです。それがFCです
・FCは初めて見た人は嘘だと思う。
・私達にはまったく裏付けがありません。今度問い合わせがあればあなたのご指摘通り、「私達
には裏付けがまったくありません」と言います。
・NHKを信じるのはかってです。
・NHKはこちらに関係なく取材して番組を作っている。
・私は裏付けが何もないですが信じています。
・国会でも指摘されたようにドーマンの教えは一切裏付けがありません。
・NHKが自分たちが見たから真実だと言っていて、それがNHKの裏付けだと言っているのは納
得が出来ないです。
・NHKが真実と思って報道したんだと思います。取り上げ方は不満であった事は伝えた。
・ドーマンは裏付けがないのにNHKが好き勝手にしていることであって私どもがどうのこうのい
う物でない。
・ルナ君のFCは真実ですけれど、すごすぎて信じられないのです。NHKがそう言う場面を取り
上げて、見た人が信じられないと思う人が出ることに不満です。(墓穴を掘って商売あがったりじ
ゃ困るでしょう。気の毒です)
28 :
名無しさんといっしょ:03/11/28 13:55 ID:8/vB0P48
372 :S :03/11/12 05:53
・あのFCでアピールしたくないです。番組にも関わりたくないです。信じない人が増えるからで
す。説明も出来ないですし。(ゴリを通して商売あがったりじゃ困るのでしょうね)
・私ども、関わりありませんし、信じ込ませているつもりはありません。信じないでください。裏付
けもないことです。証明する気もありません。裏付けもないことです。(以外と素直な印象でした)
・ドーマンに科学的裏付けもありません。1960年以降大きな論文も出していません。
・外にアピールしていません。フィラデルフィアの指導で動いています。
・人に何も言っていません。たまたま問い合わせがあれば答えています。
・私は、裏付けがないですが信じたいと思って信じているだけです。
・宗教じゃありません。
ころころと3転4転よく言うことを変えて頂きました。訳が分からなくなりました。
あらためて質問することを同意頂き、お礼を申して電話を切りました。
私は、ドーマンは仲間内で取り組む分にはお好きにどうぞというスタンスでしたが少し変化しまし
た。