【こけし】 おしん 其の弐 【ハーモニカ】

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>>668 二重の意味で話がかみ合わない。
第一に、ぼくは健さん(ガッツ石松)がヤクザだと一言も言っていない
第二に、無法地帯の住人=財布を届けることが有り得ないというのは短絡過ぎ。
むしろ不器用で実直な人間だからこそ、
カタギから裏社会に足を踏み入れてしまうというケースもあるのでは。

そもそも、おしんのストーリーは矛盾だらけだけど
(例えばあるときは異常なまでやりたいことに執着したと思えば、
別のときは異常なまで義理を重んじ、人生を犠牲にするなど)、
だからこそ、このような揺れる生き方にドラマを感じ、純粋に楽しめた。
ただ、今回の矛盾ばかりは、どうもすっきりしなかったから666のレスを書いたのさ。

新たなチャレンジャーが露店に入ってくるのを阻止し、
既得権益のぬるま湯に浸った露店を守ることを生きがいとして堂々と語る健(ガッツ石松)と、
それにうなずくおしんに猛烈な違和感を感じたわけで。

また、イリーガルな社会と癒着をした人が、
周囲に迷惑をかけながら転落の人生を歩むのはよくある話で
(総務部担当者が総会屋とともに逮捕、ヤクザと仲良くした土建屋営業マンが
骨の髄までしゃぶられるなど)、
的屋を仲良くするおしんに、猛烈な気持ち悪さを感じたわけで。

話のこしを折ってごめんなさい。
いずれにせよ、ガッツ石松は名演技だったな〜。人情がにじみ出ていたし。
また、前半は表情にとぼしかったおしんが、最近威勢が良くなって、
少女時代の小気味良さが蘇ってきた感じ。
>>667全く同感っす。