{{{ NHKスペシャル『奇跡の詩人』総合スレ 17 }}}

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「なかなかその部分については、専門家、アメリカ、オーストラリアでも、ああいう文字盤を使っ
たコミュニケーションが本当にされているのかどうかと言うのは裁判にもなっておりましてです
ね、でー、事前にこちらで調べてみたんですけれども。それで科学的にあのー、本当に示してい
るのかどうか、検証が出来るのかという部分も議論があるんですが、それによると、確かに、指
している場合もありますし、本人でなくお母さんの意志が入ってしまっていることが推察されるケ
ースもあるという裁判なんです。そのことはこちらでも分かっておりましたんで、そういう意味、科
学的検証が出来ないので先ほどの、お母さんが知り得ないことを話すことが出来たかどうか。そ
の部分で私どもですね、検証して行ったんですよ。その上で・・」

S「まあ、それはね、スタッフさんの人間としての優しさと言うんですか、身障者に対してきつく追
求出来ないという現れと思うんですけど、それが逆に真実を隠すことになっているんじゃないで
すか」

N「その部分は、きちんと私どもですね情報を伝えるという仕事の基本としてですね、間違った情
報を伝えてはいけないと言うのは大前提としてありますのでその部分については慎重に確信が
持てるまで何度もかよって複数の人間で確認してその上での・・・」

S「本当にあなたはそれを信じているんですか」

N「ええ、きちんとそういう形で検証した上で放送しています」

N「その、まあ正直言って私もなかなか最初信じられなかったんですけども。なかなか健常者で
はですね、一般的に考えられない能力を発揮される障害者という方も・・・」

S「それはね。サバン症候群とか、ああいう音楽にしても一度聞いたことをですね覚えてピアノで
再現したりだとか、一度見た風景をですね、時間たって細密に再現したりするという特殊な能力
という方を知っていますし。どこの放送だったか元々人間と言うのはそういう能力が元々あって、
大きくなるに従って(成長につれて)消えて行くんだと、だから、逆に傷害のある方は消えて行く
べきそういう能力が、傷害の為に残ってしまっているからそういう能力が一見出たように見えると
いう解釈もあるんですよ」