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Nスペからの回答(3):
【文字盤の使用法について】
日木流奈君の使用している50音の書かれた文字盤は上下2段左右3段
の6つのエリア(ひとつのエリアには9文字)に分けています。
流奈君がひとつの文字を指し示すのには二つのステップを踏んでいま
す。まず流奈君は、指したい文字があるエリアの方向に力をいれます。
すると、補助をしている母親は流奈君の指したいエリアが6つある
エリアのうちどのエリアかが分かり、文字盤を動かして流奈君の指を
そのエリアの中心、即ち9つある文字の真中の文字に指がくるように
文字盤を移動させます。
次ぎに、流奈君は指定したエリア内の9文字の中から指したい文字の
方向に力を入れ、文字を選択します。流奈君は文字盤の配列をすべて
記憶していますので、いちいち文字盤を見る必要がなく、しかも熟練
しているため、かなりの速さで文字を指すことができます。
いわゆるタイプライターでのブラインドタッチではなく2段階、即ち
まずエリア、次ぎに文字というステップで一つの文字を指定している
ため、母親は文字盤を動かすことになるのです。