NHKスペシャル「奇跡の詩人」part43

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456関西ビデオ見る会報告
関西ビデオ見る会(仮称)開催に向けての前日の経緯を、報告します。

関西ビデオ見る会(仮称)の会場はグループ使用であるため、匿名で申し込みしました。

NHK広報局様から文化情報センター様宛に、上記の理由により私に転送依頼で届いた
警告FAX文内容、順を追いお伝えします。

電話で、NHK広報局様のご担当者様に確認の電話を入れ、FAXの主旨を、伺いました。
広報局様のアドバイスとして、文化庁著作権課に確認の電話を入れてくださいとのこと、
電話で、確認の電話を入れ電話を、終えました。明日に、迫っているため、大阪として、
この内容に基づきNHK様の警告に沿うように会場担当の方とご相談しビデオ見る会の
内容を変更し、会場にご迷惑もかけることなく事なきを得ました。
当日、集まったグループの面々には、説明し、内容変更を了解頂きました。


☆以下、NHK広報部からのFAX内容です。匿名申し込みのため、会場経由で私に届い
た警告文です。


                                        2002/05/27
  XXXXXX様                           
                                       NHK広報局
                  警  告

・  貴方が、5月28日午前10時から、大阪府立文化情報センターで予定され
  ている、NHKスペシャル「奇跡の詩人」の上映は、NHKやこの番組に含
  まれるさまざまな関係者の「著作権」など法的に定められた権利を侵害する
  行為なので、中止されるよう警告します。
・  この警告を無視して上映された場合は、NHKとして法的処置を含めた対
  応を検討する所存です。

(理由)
・   この番組は、NHKで放送されましたが、ビデオ等の複製物が頒布されて
   いる事実はありませんので、上映に用いると思われるビデオは、放送を録画
   したもの以外に、上映可能なビデオがあるとは思われません。

・   放送の録画ビデオは、私的に視聴することは認められていますが、多数者
  に視聴してもらう目的で上映することは、番組の著作権、および番組に含まれ
  る登場人物や音楽などの著作権、著作隣接権、また、放送局の著作隣接権
  などを侵害することになります。

・  NHKとしては、こうした第三者の権利を預かって番組を制作しており、こ
  うした方々との信頼を保つためにも、著作権などの権利が侵害されることを
  見過ごすわけにはいきません。これは、上映しようとする目的のいかんにか
  かわらず、放送局としてのNHKが一環してとっている姿勢です。

・  著作物の内容を批判する際に、著作物を引用することは法的にも可能ですが、
  番組全編を上映することなどはとうてい引用とは認められません。一般に、
  引用の要件として、引用する側の論述が主であり、引用する内容は著作物の
  限定された一部であることが不可欠です。

                                       以上


これを、参考にされ、今後各地でビデオ見る会、開催される方は生かしてください。
NHK様には、直前のアドバイスに感謝しています。

当日の、ディスカッションのまとめは、取組中です。尚、眠たいので寝ます。