>>218 これを読んで朝日新聞に怒りを感じる。障害者に対してまで煽り記事書きやがって。
スレ違いだが、どうか同じ石原発言を東京新聞と見比べてほしい。
東京新聞1999年9月18日
見出し『物書きの目に戻り「生」みつめる
障害者施設視察 症状や治療…熱心に質問
「行政者というより物書きをする人間として考えさせられた」
石原慎太郎東京都知事は、九月十七日、重症の心身障害者が入所する
都立府中療育センター(府中市)を視察、しみじみと感想を語った。
これまでのハコモノ視察と違って、今回は「人間の存在」という
問題に直面させられる場所。病棟には、一歳の時にふろでおぼれ、
全身まひとなった十三歳の男の子らがベッドに横たわっている。
「こんにちわ」とほほ笑みかける知事に、男の子は目と舌のかすかな動きで
自らの「生」を必死に表現する。約二百五十人の入所者の大半が、センターができた
一九六八年以来、三十年以上にわたってここで生活している。人工呼吸器の生活を
強いられる人も少なくない。知事は「環境庁長官として(熊本県の)水俣を
訪れたときを思い出す」と言いながら、入所者について「生まれた時から同じような
症状なのか」「どういう治療をしたのか」などと、院長らに熱心に質問した。
知事「これだけ手厚い手当をしながら入所者の症状に可逆性(回復可能性)がない。徒労感は?」
院長「時々あります。でも、それを乗り越えなければ仕事はできません」
帰りがけに「入所者は自分がだれだか分からない。(彼らに)人生がない、というくくり方を
する人もいるが、それなりの人生があるんだという一つの確信を持って仕事をしているのは、
素晴らしいことだ」と知事は漏らした。ただ、「外国にはこういう施設がない」と説明を受けた
こともあって、都庁に戻っての記者会見では「ああいう人(入所者)は人格があるのだろうか。
僕は自分の結論を出してないのだが、おそらく西洋人なんか切り捨てるんじゃないか。
(西洋人は)すぐに安楽死などを考えるのでは…」と複雑な表情も見せた。一方、療育センター
を視察したきっかけを問われると「ほかの(都立)病院はひどいからね。大改革をやろうと
思ったけど、『それなら、採算度外視で崇高な仕事をしている医師や看護婦もいるのを
見たほうがいい』と側近に言われた」。 一九九九年二月、薬剤の取り違えミスで患者を死亡させ、その後も「事故隠し」と
とられる対応を続けていた都立広尾病院への不信感が、尾を引いている。