843 :
827:
第10回トンデモ本大賞発表!(と学会年鑑2002、249ページより)
その他のノミネート外作品の項より(山本弘のコメント)
それから、日木流奈「伝えるのは愛しかないから」(ナチュラルスピリット)。これ、障害児が
書いた本なんですけど、こういう子どもなんです。(写真を見せる)。内容は非常にいいことを
いっています。いいことをいってるんですけど、問題はすごい天才児なんですよね。5歳で
百人一首とか、小学校高学年レベルの算数ができて、7歳で大学レベルの化学、物理、地学
、生物、数学、美術・・・・・・読んだ市販の本64冊って書いてある。この本を書いたときには11
歳。でもこの子はしゃべれないし書けないんで、文字板を指さしてお母さんに読んでもらって、
その言葉をお父さんがパソコンに打ち込んでるそうなんですよ。「スピードは普通の会話と
変わらない」っていうんですけど、そんなに速く指が動かせるんだったら自分でキーボード叩
けるんじゃないかって気がするんですが。
ぉゃ、集英社からアクセスが… < 保管庫
誰かうpする?>と学会
誰もしないんだったらうpするけど。
>>843 乙
ノミネート外作品で、1票入ってますね。
847 :
名無しさんといっしょ:02/05/13 18:36 ID:/wwxDtpq
>>839 さんざん既出だが、あの番組はそもそも
専門的な検証が皆無というのが致命的。
専門ではないが、俺も臨床や障害児教育の近くにいる者だけど、
身近の誰に聞いても、ドーマン法っていったら即座に否定されるよ。
その方面では、それくらい基本的な認識なんだよ。
>ドーマン法では味のついたものを食べさせてもらえない
そういう話題は「でもこの子の治療のためにはドーマン法が」と反論が来るし、
あくまで一家庭の子育ての問題とつっぱねられる。
でもドーマン法への逆宣伝には有効かも。嘘ではない情報だもんね。
849 :
823:02/05/13 18:37 ID:???
>>831 まだ二週間よ、順序ってもんがあるよ
タブロイド、週刊誌、月刊誌、ワイドショー
じゃなきゃ2ちゃんねるなんて無視したって構わないんだから
>>840 やっぱり、通常の医療的な指導ではなく、ドーマン法による食事制限なのか!!
糖類が脳の直接の栄養であり、発達期には特に必要なのは近代栄養学の常識だ。
塩分だって、極端な制限をすれば体液のバランスや代謝に影響する。
どちらも与えすぎが害であると同時に、最低限必用な量があるのだ。
>>840 あ、それで無味の食物なんだ。ドーまん法だったのか。
百害あって一利なしの食事制限をしていることを、地元の保健所は知っているのか?
いや、もう通報が行っているのだから知ってるはずだ。
親本人がそうしていると明言しているのだから、当然保護対象児童にケテーイだな。
>>850 まあ待って。ドーマン法の食事プログラムには、他の方法で糖分や塩分を
取らせるメニューがあるのかも。ただ、例えそうだとしても、
子供においしい食事を食べさせない療法というのはひどいけどな。
栄養分は足りていても、それじゃ子供の健康にいいわけがないだろう。
山本弘氏の掲示板のログはどっかに入れてある?
テレビのオカルト番組 投稿者:山本弘 投稿日: 5月13日(月)12時29分41秒
ミニにイカさん、こんにちは
>はじめまして、いまわたしは、超能力番組のうそ、ヤラセを検証して暴露し
辛らつな批評をしているページを探しています。どうかそう言ったリンクで
お勧めのものがあったら、私に教えて下さい。
えー、このHP立ち上げ当初から、そういうページを作ろうと思っているので
すが、今はなにしろ『空想科学読本』問題で手一杯で、とても手が回りません。
申し訳ありませんが気長にお待ちください。
テレビの超能力番組、ビデオに録画して何度も繰り返し見ると、ごくまれに
ですが、トリックのタネが発見できることがあります。超能力者自身が行なっている
トリックはもちろんのこと、不都合な点を隠すことでスタッフがトリックに加担して
いるもの、中にはスタッフぐるみの大がかりなトリックというものも存在します
(証拠はビデオに残っています)。
僕はもうずいぶんその手のビデオを集めました。最も悪質なのはテレビ朝日ですが、
日テレ、フジ、TBSも同様の番組をこれまで何度も作っています。今度の流奈くん事件で、
NHKもそれに加わりました。
>あと山本弘さんに質問があります。先ほどNHKで放映された、奇跡の詩人についてどう言った
感想を持っているのか教えて下さい。
僕もかぎりなく怪しいと思います。どう見てもお母さんが文字盤を動かしてますし。
もっとも、流奈くん自身には明らかに罪がありませんし、あの両親も本当に自分の
子供が天才児だと信じているのでしょう。「流奈くんの言葉」なるものは、母親の願望が
生み出した幻想、彼女の別人格だと思います。
あまりにもかわいそうな一家で、見ていて胸が詰まりました。
悪いのは、彼らを天下のさらしものにしたNHKです。
それと、批判する側の論法にもヘンなものがありますね。特に『週刊文春』の記事は、
無理やりラジニーシに結びつけようと、「母親が赤い服を着ている」なんてことまで
根拠にしていて、これはいくらなんでもひどい理屈です。
ちなみに今日発売の『週刊現代』もこの事件を取り上げてますが、なんと母親の主張を
全面肯定です。これはこれで問題があるなあ……。