NHKスペシャル「奇跡の詩人」part16

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7223スレ211
あのさ・・・この問題で「詩」というジャンルそのものが
いかがわしいものだなんてことは思って欲しくないな(TT)

私自身は詩なんて全然かけないけど、
私の知っている某ウェブ上の有名人はモノホンの詩人(の卵(?))で、
私なんかよりもずっと色々な事についてしっかりとした考え方を持ってる人だよ。
(同時多発テロについてはなんかヘンな感想を出してたけど・・・。
 まあ、「詩人は夢を語るのが商売」だからある意味仕方ないかもね)

そりゃあ、あの自己啓発本まがい(というかそのもの)のルナ本とは、
(講談社のをざっと立ち読みしてきたけど・・・あんなモンよく平気で
 大々的に売り込めるな・・・信じられない)
全く違う作品を発表してるさ・・・。

「ホントにドーマン法が「天才」を作れるなら、
「詩」のような客観的な評価が難しいものではなくて、
「学術論文」を書かせろよ」

という意見はもっともで、私もそう思うけど、
「文芸=客観的な評価が難しい=科学より劣る」
というのは、最後の「=」が絶対に間違ってるよ。

大体、学術論文でもいちおうその体裁は整えてても、
トンデモな論文なんて幾らでもある。
ようするに、スタージョンの法則というヤツだと思う。
「SFの90%はクズである──ただし、あらゆるものの90%はクズである」

ルナ本はただその90%の作品の一つで、アホ放送局や出版社に作られた
ブームとそれに載ったどうしようもない「感動屋」のせいで、
やたらと売れてしまったシロモノに過ぎない。

・・・というか、是非聞いてみたいよ。
「ルナの詩集を「素晴らしい」と思ったヤツは、
中原中也でもランボーでも萩原朔太郎でもなんでもいいから、
マトモな詩人の作品をちゃんと読んだ事があるのか?」