※この後数レスにおいて、、
幾つかの見地からのドーマン法についての意見をまとめます。
◆(1)中立を保とうとする立場から◆
523 :3スレ221 :02/05/01 20:31 ID:???
ついでに書いておくと、ドーマン法はその効果の真偽に関わらず
極めて危険な思想の療法だと思う。
このメソッドの基本は、まず対象となる子供自身でなく、
親にその効果を確信させることから始まっている。
つまり、実際に効果が上がる前に親が予断を持ってプログラムに
取り組むことを大前提としているようにみえる。
最初から親がメソッドについて公平に判断できる精神状態に
ならないように誘導してる、と言ってもいい。
はっきり言えば、この方式は常に中立な第三者の監督下で
なければ危険すぎる。
例えドーマン法がある種有効に働くケースがあるとしても、
それは全てのケースでそうなるわけでは決してないはず。
それは、今までの臨床例が示しているのだろうし、
そうでなければここまで批判されない。
でも、この方式に一度はまった親は、自分の子供について
それが適しているかどうか判断する能力を奪われた、
あるいは低くさせられた上でこのプログラムに参加することになる。
そういう性質のプログラムであるようにしか見えない。
つまり、「抜けられない」(抜けにくい)プログラムなんだ。
こんなのを警告なしに勧めるような番組つくりをしたNHKは
決して許しては成らないと思うよ・・・。
・・・でも、だからといって、
「ドーマン法は絶対に何の効果もない」と断言も出来ない。
そういうためにはデータが不足しているからね。
この問題についての私の意見はこんなところだよ。