NHK特集「奇跡の詩人」3

このエントリーをはてなブックマークに追加
160うーむ
>>154
「奇跡の詩人」およそpart6スレに書いた私の考えを書き写します。
この問題だけじゃなく、現代日本では似たような事態が多く見られるのが憂慮される…。

>アマゾン見てきたが、あの番組見てあの子(正確には母親)の本が馬鹿売れだな。
>そういう状況になる日本という国が恐ろしい・・・

ほんとにこの日本の状況は恐ろしいねぇ…。
Amazonで一度ルナの本のページを開くと、クッキーに記録されて、
似た内容のおすすめ本が表示されるけど、それを見ると
同じようなタイプの本が大量に出版されてる。
単に、この作者の この今回の問題は、数千分の1ってことだね。

相田みつをブームあたりから気になっているが、
「幼稚園児にも分かるような理屈」で
「はてしなく無限に優しく」「無限に清く」「無限に希望を提示し…」
そういう『現実逃避』の構図にはまりこむことで、
世の中の苦難から自分の心をプロテクトしてパススルーして通り抜ける…。
そういう状態、小学生や女子中学生くらいの年齢なら分からんでもないが、
「新々宗教」や「健康食品ブーム」以降、「僕の地球を守って」あたりから
ハイティーンや20歳代どころか40,50の「大人」までもそういう人が増えてきた。

世の中の変化,価値観/道徳観の変化が速くなりすぎていて、
変化の速さに対応できず、大人と言えども社会の中での自己の位置を規定できず戸惑う。
安易に自己肯定する手段、それが「(最近よく言われる意味での)癒し」。
「安易に」なんだよ、そこが恐ろしい。「安易」って、麻薬的な物。