尊師ルナ(ルナママ)説法がEF嬢に潰される!!!
さて今回、いよいよ実践編パート2ということで、EF嬢について書く予定であったところだが、
思わぬ妨害を受けてしまった。EF嬢というのは、「おめおめと礼を言われないようにしよう」とか、
「ただのおばさんになるの」とか、どだい無理なことばかり望む困った主婦であるが、その彼女から、
「往復三時間もかけてリハビリの手伝いにやって来る」とか、「トレーニング着を作った」とか、
「『書簡集』のワープロ打ちをち〜ちゃん(私の母)の心変わりに文句も言わずやり通した」
ことは書かないようにくれぐれも厳重に注意を促されてしまった。
それはパ〜の進化論の実践編を送った翌日の朝に届いていた、悲しき抗議の文であった。
EF嬢は間違っている。私はそんなことなどはつゆほども書こうとは思っていなかった。
私が書きたかったのは、もっと奥の深いパ〜の部分である。
だいたい彼女のパ〜さ加減は今に始まったことではない。
歴史の陰にEF嬢ありと言われるほど、じつは前世においても大活躍をしてきたのである。
私はその歴史をひもといていくうちに身震いを覚え、体が火照っていくのを感じた。
体中から汗が滝のように流れ、呼吸が速くなっていくのを感じた。
しかし、そのとき私はいつもどおり歩行訓練のときであったことをすっかり忘れていた。
それは毎日私の中に起きていることだったと気づいたのは、もっとあとになってからのことである。
それはさておき、EF嬢に思いをはせると、もう私はこれ以上言及することが困難になってしまった。
どうか諸君、許してほしい。まだまだ実践編に登場するに値する人物はごまんといるのだが、
EF嬢の思わぬ先制攻撃によりくじかれた私の論文はこれ以上押し進めることが困難になってしまった。
楽しみに待っていた読者諸君には申し訳ないと思っているが、すべてEF嬢に文句を言っていただきたい。
だいたい、EF嬢は我が家の曝露新聞『日木日報』なるものを産み出した張本人である。
私の見えないお友達のなたおさんの女性版として「ナタオリーナ」などと名乗り、
我が家の新聞を、四週に渡り、朝四時に起きて書いていた変人である。
しかも突然の廃刊宣言をし、惜しまれながらナタオリーナさんは消えてしまったのだ。
彼女が廃刊にしたものが、世の中にいったいどれほどの悲しみを生み出したかもわからないほど
パ〜になってしまった。
彼女のせいでこの論文に終止符を打たねばならない。
ああ、なんという悲劇であろう。ここに、悪いのはすべてEF嬢であることを宣言して終わりにしたい。
泣かないでネ、EF嬢さん。
EF嬢さん、LoveLoveヨ。
じゃ。