【政治】「外堀はほぼ埋まった」・・与党内で北陸新幹線「福井先行」議論が加速[03/12] ©2ch.net

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1すらいむ ★ 転載ダメ©2ch.net:2015/03/12(木) 01:21:25.05 ID:???*
北陸新幹線:「福井先行」議論が加速…与党

図:北陸新幹線の整備状況
http://mainichi.jp/graph/2015/03/12/20150312k0000m010135000c/image/001.jpg

 自民、公明両党は11日、2022年度に開業予定の北陸新幹線・金沢?敦賀間のうち、
金沢?福井間の先行開業に向けた議論を本格化させた。政府が「復興五輪」と位置付ける
20年の東京五輪までの開業を目指す。責任者には自民党の稲田朋美政調会長(衆院福井1区)が就任。
地元では「我田引『鉄』」への期待が高まるが、20年度は政府の財政再建の目標年にも当たるため、
稲田氏は財政健全化との両立に頭を悩ませそうだ。【宮島寛】

 ◇財政再建と両立課題

 「北陸新幹線の金沢開業を14日に控え富山県や石川県は活況だ。福井にも一日も早く導き入れたい」。
与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)の下部組織として11日に初会合を開いた
先行開業の検討委員会で、委員長に就いた自民党の岡田直樹参院議員(石川選挙区)が声を張り上げた。

 会合では、1998年の長野五輪に合わせ北陸新幹線・軽井沢?長野間の工事を10年間から6年間へ
短縮させた手法を国土交通省などから聴取し、用地買収や工事加速を模索することを確認した。

 整備新幹線は「政治銘柄」と呼ばれる。1月の政府・与党申し合わせで開業の5年前倒しが決まった
北海道新幹線・新函館北斗?札幌間は、町村信孝衆院議長(北海道5区)が熱心に働きかけたもので、
「町村新幹線」との異名を持つ。

 町村氏は昨年12月の議長就任を機に、整備新幹線PT座長を稲田氏に禅譲。石川県が地盤の森喜朗
元首相も後押ししており、先行開業に向け「外堀はほぼ埋まった」(政府筋)状態だ。一方、党内では
リニア中央新幹線をめぐり、二階俊博総務会長(衆院和歌山3区)らが名古屋?大阪間の早期開業に向けて
動きを活発化させている。

 ただ、稲田氏は党の財政再建に関する特命委員長も兼務している。20年度の基礎的財政収支の
黒字化達成に向け、6月には社会保障費抑制策などをまとめる当事者だ。検討委は前倒しに必要な
財源を最小限に抑える考えだが、「新幹線優遇」との見方が出れば、厚労族を中心に反発が高まる
ことも予想される。

毎日新聞 2015年03月12日 00時42分(最終更新 03月12日 00時51分)
http://mainichi.jp/select/news/20150312k0000m010135000c.html