「徳島県警関係者によれば、同県警は今、最高度に緊迫しています。
なぜならば、東京の警察庁のトップから、極秘の緊急指示を受けたからです。
指示の中身は『日本でテロを起こさせるな』。2001年の“9・11”以来の緊迫感です」(在阪の全国紙記者)
?きっかけは、ツイッターで投稿された1枚の「風刺画」だった。
キリスト教三大天使のひとり、ガブリエルがムハンマドの額を拳銃で撃ち抜いている過激な「侮辱画像」だ。
?ネット上ではすぐさま「A」という人物が投稿者ではないかと名指しされ、実名、徳島市内の自宅住所、
アルバイト先の飲食店『N』などの情報が晒された。さらにイスラム国関係者と思しき人物たちもこれに反応し、
〈地獄の洗礼を約束〉などと「殺害予告」をツイッターに書き込んだ。
?この騒動にいち早く動いたのが警察庁だった。冒頭の全国紙記者の話。
「徳島県警に下された具体的な指示は、『(画像の)投稿者の自宅を完全秘匿で遠くから監視できる
固定カメラを多数設置し、警備部の公安捜査官を24時間態勢で張り付かせよ』という厳格なものでした」
?徳島県警警備部公安課の捜査員が小誌の取材に答えた。
「我々は、すでに徳島市内に住む30代の男性を(ネット接続業者との契約情報から)特定しています。
現在、彼の自宅の周辺警戒を行っております」
?たった1枚の投稿画像がテロを引き起こす危険を孕んでいるのだ。
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