イスラム過激派組織「イスラム国」に拘束されているヨルダン軍のパイロットのムアーズ・カサースベさんが殺害されたとみられる映像が
インターネット上に投稿され、ヨルダン政府が映像の信ぴょう性について確認を急いでいます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150204/K10051974311_1502040236_1502040240_01.jpg 日本時間4日午前2時前にインターネット上に投稿された映像は、「イスラム国」の広報部門を示すロゴが画面の左上に入っており、
オレンジ色の服を着せられたムアーズさんと見られる男性が、空爆で破壊されたとみられるがれきの中で銃を持った覆面姿の男たちに
囲まれ、そのあと殺害される様子が映っています。
ムアーズさんはヨルダン軍の戦闘機のパイロットで、去年12月、アメリカ軍が主導するシリア北部で空爆作戦に参加中に墜落し、
「イスラム国」に拘束されました。
「イスラム国」が後藤健二さんの解放と引き換えに、2005年の爆弾テロ事件の実行グループの1人、サジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を
求めてきた際、ヨルダン政府は併せてムアーズさんも解放するよう求めていました。
ヨルダン政府は、ムアーズさんが生存している証拠が示されれば、リシャウィ死刑囚を釈放する用意があるとしていましたが、
「イスラム国」側は証拠を示さないまま後藤さんを殺害したとする映像を公開しました。ヨルダン政府は、今回投稿された映像の
信ぴょう性について確認を急いでいます。
■国営テレビも速報
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150204/10015197431000_01_0204_jordan.jpg ヨルダン国営テレビは、現地時間の3日午後7時15分(日本時間の4日午前2時15分)、「われわれのヒーローであるムアーズ・
カサースベさんが殺害された」と字幕で速報しました。
■ホワイトハウス「情報機関が真偽確認中」
アメリカのホワイトハウス国家安全保障会議の報道官は3日、NHKの取材に対し、「情報機関が映像の真偽を確認している」と述べ、
アメリカ政府としても信ぴょう性などについて確認を急ぐ考えを示しました。そのうえで、「アメリカはイスラム過激派組織『イスラム国』の
行為を強く非難する。直ちに残る人質を解放するよう求める」と述べ、強く非難しました。そして、ヨルダンと結束して対処していく考えを
示しました。
ソース(NHKニュース)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150204/k10015197431000.html ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------
[カイロ 3日 ロイター] - 過激派「イスラム国」は3日、拘束しているヨルダン人パイロット、ムアズ・カサスベ氏と見られる人物の
殺害映像を公開した。
映像では、オレンジ色の服を着せられたカサスベ氏とみられる人物が黒い檻の中に立っており、焼死させられる様子が映し出されている。
ロイターは現時点で、映像の信ぴょう性を確認できていない。
カサスベ氏の親族がロイターに対し明らかにしたところによると、ヨルダン軍のトップは、同氏が殺害されたと家族に伝えた。
ヨルダン国営テレビによると、政府はイスラム国がパイロットを1月3日に殺害していたことを確認した。
カサスベ氏は空爆作戦中の墜落で昨年12月以降、イスラム国に拘束されていた。
ソース(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N0VD5PG20150203 前スレッド(★1が立った日時 2015/02/04(水) 01:54:32.53)
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1422996532/