【話題】「自分が正しい」と思い込む攻撃者への対処法を精神科医解説 [転載禁止]©2ch.net

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「自分が正しい」と思い込む攻撃者への対処法を精神科医解説│NEWSポストセブン
http://www.news-postseven.com/archives/20150203_296326.html


 パワハラやDV、虐待、ネット上の中傷など、現代社会は多方面からの攻撃のリスクに溢れている。こういった不条理な攻撃に対し、我々はどう対
処すれば良いのか? 精神科医の片田珠美さんが解説する。

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 先行き不透明な社会状況を反映してか、「攻撃の連鎖」と見られる事例が相次いでいます。パワハラ、DV、児童虐待、ネット上の誹謗・中傷の書
き込み、駅員への暴言・暴行などは、自分が他から攻撃されて溜まったフラストレーションのはけ口を、より弱い相手に向けていると言える。問題
は、八つ当たりのように「攻撃の連鎖」に加担する人、あるいは逆に攻撃されて心身を壊す人が多いことです。

 実際、精神科外来や企業のメンタルヘルス相談で話を聞くと、職場や家庭など身近に攻撃者が潜んでいるケースが実に多い。しかも、本人は心
身に不調をきたすまで気付かないのです。“正義”を振りかざして罪悪感に訴えてきたり、偶然かワザとかわからないような陰湿な方法で追い詰め
てきたり……中には味方のような顔をした「フレネミー(フレンドとエネミーの造語:友を装う敵)」もいるからです。

 攻撃に対しては戦うか逃げるかですが、攻撃者が職場の上司だったりすると、どちらも現実的ではない。私は、間をとって「ちょっと戦う」「ちょっ
と逃げる」ことを提案します。できるだけ顔を合わせないようにするとか、飲みの誘いを丁重に断るとか、できることは意外と多い。言葉を真に受け
ずスルーするにも、攻撃に気付くかそうでないかで心的負担はずいぶん違います。心身に不調をきたすまで破壊されずにすむし、さらに弱い相手
を攻撃せずにすむ。

「いつかは自分をわかってくれる」「やめてくれる日がくる」など、攻撃者に期待するのは間違い。現実と願望を混同してはいけません。理想や正義
を掲げている人ほど注意が必要。自分が「絶対正しい」と思っている“根性曲がり”につけるクスリはないのです。