民主党京都府連の泉健太会長は19日、京都市中京区の府連で記者会見し、
4月の統一地方選について、「京都の維新とは大局的な話し合いをする必要があり、
京都の維新の代表とやりとりしたい」と述べ、候補者調整について協議を呼びかけていく意向を示した。
泉会長は、自民党と共産党がぶつかり合う京都の政治構図に触れ、
「自共の実りのない対立の政治ではなく、府民の期待に柔軟に応え、
行革や自治体経営の効率化など、やれるところは一緒に府民に
訴えていくこともあり得るのでは」と、維新と協力していく意義を強調した。
そのうえで、統一地方選で自民、共産、維新、民主の4党が争う見通しの
府議選八幡市選挙区(定数2)や木津川市・相楽郡選挙区(同)などを例に、
「互いに有益な話ができないか、府民に対する責任として呼びかけていきたい」と踏み込んだ。
ただ、府連所属の地方議員の中には、政策の異なる維新との協力に
慎重な意見もあるだけに、今後、波紋を呼びそうだ。
【 2015年01月19日 23時38分 】
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20150119000161